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ブランディングディレクター。実子7歳♂と養子3歳♂とロボットと、夫。36歳。特別養子縁…

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ブランディングディレクター。実子7歳♂と養子3歳♂とロボットと、夫。36歳。特別養子縁組のことを記録したくnote始めました。スターウォーズの、色んな星の生物が一緒に暮らす世界観が好き。👽💫 https://www.instagram.com/black_teru/

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「養子の子を家族に迎えてもいい?」 明確に「イヤ」と言った長男の、葛藤と決断のゆくえ。

こんにちは。 実子の長男(4歳)と、養子の次男(0歳)を育てています。 ハイブリッド家族のwebクリエーター母です。 特別養子縁組で次男を迎える6ヶ月前、 まだ親族にも話す前。 実子の長男に 「養子の子を家族に迎えたいんだけど、良い?」と聞きました。 実は…  最初、かなり明確に  「 イヤ 」  と言われました。   ・・・   そもそも長男にこう聞いたのは、養子&実子の4人兄弟の方の実体験の話を人づてに聞いて、アドバイスをもらったからな

    • 養子の次男。ぼくは⚫︎⚫︎お母さんから産まれた。

      更新をしていない間に子どもたち超でかくなったのですが (正しくは特別養子縁組だからと特別意識することの全くない、日常を送っていました…) これは絶対に書き残したいと思った出来事が起こりました。 🎂 先日、家族でご飯を食べていた時のこと。 たしか直前に観ていた 動物の赤ちゃんのテレビの話をしていて、 子どもたちの産まれた時の話になったのですが、 てんちゃん(次男・仮)が、 「ぼくは、⚫︎⚫︎おかあさん(実母さん)のお腹から生まれた〜」 と言いました。 めちゃくちゃ

      • 実子と養子のはだし兄弟とロボットとの暮らし、始めます。

        特別養子縁組で迎えた次男が2歳になり、 年次の養育報告を作りました。 (我が家がお世話になっている団体さんでは、16歳まで、年一回、団体さんに提出します) ⁡ ⁡ 好きなことは何ですかといった話から 子どもが成長したと思ったことや 家事育児どうですかのような質問など いろいろ答えることがあるのですが、 ⁡ その中に ⁡ 「お子さんについて、どんな子になってほしいかなど、希望はありますか」 ⁡ という質問がありました。 ⁡ ⁡ おぉ… ⁡ 考えたようで考えたこと無かったな、

        • 田舎に帰るとムシが平気になるのは私だけかな

          GWは、たっぷりと田舎の実家に帰りました。 子どもたちから見ると“ひいばあちゃん”、 80歳を越える私のばあちゃんの、いちご畑が 今年で最後だというのもあり。 ⁡ 子どもたちにも見せておきたい、 自分も記憶に残しておきたい、 景色があったので、思い切ってゆっくりさせてもらいました。 ⁡ ⁡ ・ ⁡ ⁡ 田舎に帰ると、私は自分の価値観が変わるなぁと思います。 ⁡ 例えば ムシ。 普段住んでいる都会めの街の中で見ると、 ひ〜っと恐怖を感じてしまいますが ⁡ 田舎の家の中で見つけ

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        • 田舎に帰るとムシが平気になるのは私だけかな

          5歳の息子に、ミカンのことで叱られた甘酸っぱい話。

          みかんがいよいよ美味しい季節です。🍊 我が家の長男(5歳)と次男(1歳)も、例に漏れずみかんが大好きです。 次男なんかは、冷蔵庫をいそいそと開けては次々にみかんを持ってきて、ほっといたら1日5個は食べていると思います。 そんな我が家はみかんを買いだめしておりますが ある日うっかりみかん切れを起こしてしまい、 冷蔵庫のみかんは空になりました。 いつものように、夕食の後、 次男が嬉しそうに野菜室を開けて みかんを探しますが… みかんが無い。 次男(みかんは…?…みかんは

          5歳の息子に、ミカンのことで叱られた甘酸っぱい話。

          今は結婚したくないけど子育てしたい友人と、特別養子縁組で次男を迎えた私の話

          ついこの前、 自分と同じ30代半ばの友人と話していて ⁡ その友人は、 恋人からプロポーズされたけど 結婚したく無いと気づいてしまったから お別れしたと言っていて ⁡ そっか〜なんて話していたんですけど ⁡ ⁡ 友人は 結婚は今はしたく無いけど 子育てはやってみたいな たとえ自分1人でも… やっぱり結婚はしたく無いから(笑) ⁡ と、ちょっと世間とは違う家族の形も いいんじゃないかと思うと言っていて ⁡ だけど、 何かと自分のことを心配してくれる 母親のことを考えたり、 子ど

          今は結婚したくないけど子育てしたい友人と、特別養子縁組で次男を迎えた私の話

          養子の次男と私たちが出会う前のストーリーを聞いて。

          昨日、お世話になっている 特別養子縁組団体さんから、 養子の次男と私たちが 出会う前のストーリーをお聞きしました。 ⁡ ⁡ 次男を迎える時に、 その時はお腹の中にいた次男の様子や 実親さんの状況も、 もちろん、お聞きしていましたが ⁡ もっと深い話… 実父母さんがどうやって出会ったかとか いつ妊娠がわかって養子縁組を考えたのかとか そういうお話は、 個人情報の観点から、 審判が下りてからというのが 私たちの団体さんのポリシーで、 このタイミングで全て 分かっている情報を伝えて

          養子の次男と私たちが出会う前のストーリーを聞いて。

          「聞いてもいい?」が世界をちょっと優しくするかも。

          特別養子縁組で次男を迎えたことを 友人たちに伝えた時、 2人くらいから  「 聞いてもいい? 」  と聞かれました。    そのあと、 「なぜ養子縁組したの?」だったり、 「お兄ちゃん(長男)はどんな様子?」 だったり いくつか、聞かれたのですが   この「 聞いてもいい? 」って聞くって、 あ、素敵なやりとりだな、と思いました。     ・     わが家は、次男を迎える前から、 養子の子を迎えるということ、 オープ

          「聞いてもいい?」が世界をちょっと優しくするかも。

          養子の次男へ。背中にいるのは、血の繋がらないあなた以外考えられない。

          ふつう、子どもは 1組の男女のストーリーの流れのなかに 産まれてくるものですが、  わが家の養子の次男の場合は、 実親さんと、私たち養親の 2組のストーリーのなかにいます。   「 真実告知 」は、 この2つのストーリーの繋がりを 次男が知っていくことなのかなと、 最近、私なりに思っています。     ・     私の場合は、 血の繋がった両親の元で育ちましたが、 その両親たちは、大学で出会ったそうです。  若かりし頃の母が、

          養子の次男へ。背中にいるのは、血の繋がらないあなた以外考えられない。

          もし私が社長だったら、車いすのスタッフに「営業」をすすめられるか。

          とても考えさせられた記事に出会いました。  ユニバーサルデザインの企画などを手掛ける会社の社長で、子供の頃から車いすに乗っている起業家の方のお話。( 垣内俊哉さん)  大学生の時にweb製作会社で アルバイトをした時に、 車いすなのでオフィス内の業務をやるかな…と思っていたら、 その会社の社長に  「 営業をやりなさい 」  と言われたそう。   不安だし、車いすで行けない所もあるしで 苦労されたそうですが、 「 また車いすの垣内がきた 」と

          もし私が社長だったら、車いすのスタッフに「営業」をすすめられるか。

          大切なことは、何度でも。

          最近、同じ団体さんで特別養子縁組をした家族同士の、オンライン交流会がありました。   その中で、 それぞれ別の両親のもと産まれた 4歳と5歳の養子の兄弟を育てている お母さんのお話が印象に残りました。   そのお宅では、 「真実告知」を 子どもたちが赤ちゃんの時から 日々の自然な会話の中で されてきているそうで、  子どもたちは、 自分は●●お母さん、 弟/兄は○○お母さんから産まれた と分かっているそうです。   だけど、 時々そ

          大切なことは、何度でも。

          養子の子の幸せを願うとき、委託先はどんな家庭がいい?母の想いよ、届け。

          1年半前、色々な特別養子縁組団体さんを調べていた頃、ある団体さんにメールを送りました。   きっかけは、私が  「 実子がいます。 特別養子縁組の説明会に参加できますか? 」  と問い合わせたことです。   頂いた返信は、こんな内容でした。    ///   ・実子がいる家庭への委託はしていない  ・養子の子が出自と向き合う中、例え親が、実子と養子を分け隔てなく育てたとしても、(養子自身が)実子と自分の境遇を比較しないということはありえ

          養子の子の幸せを願うとき、委託先はどんな家庭がいい?母の想いよ、届け。

          「養子の子育て、どう?」と聞かれ、いつも「普通です」と答えてしまいます。

          養子の次男を育てはじめて、10ヶ月。  「 養子の子を育てて、どう…? 」  と聞いてもらう機会が、 最近よくあります。  そこで私はいつも一瞬考えるんですけど 毎回、  「 ふ・・・普通です。 」  と答えております。    …一応、クリエーティブな仕事に関わる職業人としては 「普通」って何なん! と自分につっこみを入れたくなるんですが  これが本当の気持ちで…   いろいろひっくるめて 私たち家族の日常だし、 普通の日々だなぁ

          「養子の子育て、どう?」と聞かれ、いつも「普通です」と答えてしまいます。

          養子の次男の保育園がスタート!懇談会で伝えたいこと。

          緊急事態宣言があけて この前、養子の次男を連れて買い物に行ったら、 お店の方に 「目元がそっくりですねー!」 と言われました。   たしかに、時々言われるんです。  たぶんマスクしてるから余計に、 目の印象が大きいですよね。   それで、   私「えッ 似てますか?」  店員さん「はいー!とっても!」  私「そうですかぁ。   実は、血つながってないんですよ   私たち~(うふふ~)」  店員さん「ぇえーー?!      そうなん

          養子の次男の保育園がスタート!懇談会で伝えたいこと。

          特別養子縁組、いつから「親」か?

          よく「子どもと暮らして初めて、だんだんと親になっていく」と言われますが 実子の長男と養子の次男と暮らして、 本当にそうだなぁと日々思います。   だけど 「自分はこの子の親だ」 と強く感じる瞬間は ところどころ起こるもので…  これは、実子と養子とで 女親としての私は、 違いを感じた部分でした。   私の場合は、養子の次男と出会う直前に 「 あぁ、私はこの子の親だ 」 という感覚になった瞬間がありました。   それは、 団体さんから委託依頼

          特別養子縁組、いつから「親」か?

          【なぜ養子?】行間の想いが伝わりますように。

          私たち夫婦には…  「 子どもが出来なかったから 」 「 産めないけど 」 「 産めなくても 」 「 妊娠できなかったけど 」 「 妊娠できなかったから 」…  ” だから、特別養子縁組をした。”   特別養子縁組をした親子について 特にメディアなどで語られるとき、 ほとんど必ず、一緒に使われる言葉。   もちろん、私もそうだし、 ほとんどのご夫婦がきっとこの事実を抱えているし 何も間違った表現ではないのだけど…  (民間団体さんの中に

          【なぜ養子?】行間の想いが伝わりますように。