5歳の息子に、ミカンのことで叱られた甘酸っぱい話。
みかんがいよいよ美味しい季節です。🍊
我が家の長男(5歳)と次男(1歳)も、例に漏れずみかんが大好きです。
次男なんかは、冷蔵庫をいそいそと開けては次々にみかんを持ってきて、ほっといたら1日5個は食べていると思います。
そんな我が家はみかんを買いだめしておりますが
ある日うっかりみかん切れを起こしてしまい、
冷蔵庫のみかんは空になりました。
いつものように、夕食の後、
次男が嬉しそうに野菜室を開けて
みかんを探しますが…
みかんが無い。
次男(みかんは…?…みかんは…?)
みるみるうちに次男のほっぺが赤くなり、
目を大きく見開いたと思ったら…
次の瞬間には ぎゃーーーー と泣き出し
冷蔵庫の前で地団駄をふんで大騒ぎし
みかんでこんなに泣くかね?と思うくらい
あまりにも大泣きするので、
母親の私は、次男が可愛くて面白くて愛しくて。
あ〜かわいいな〜かわいいな〜
と、思わずスマホを取り出し写真を撮りました。
するとそこで、5歳の長男が
ものすごく怖い顔と声で、
私にはっきり言いました。
「 お母さん。
こんなに泣いているのに、
写真なんて撮ったらあかん! 」
私はもう、その瞬間、はっとしました。
なにやってるんやろ、わたし。。。
子どもたちに、ふだん
人の気持ちを想像してみてねとか
相手はこれ嬉しいかな?とか
偉そうに言ってるくせに
何やってるんやろわたし。。。
もうその後はただただ、恥ずかしく、
まず次男に平謝り
そして長男に、
嫌な思いをさせてごめんというのと、
私に言ってくれた感謝を、泣きながら伝えました。
長男も、たぶんちょっと、
勇気がいったんじゃないかと思うんです。
相手が誰でも、伝えるのって勇気いりますよね。
伝えても何も変わらないかもしれない
伝えても分かり合えないこともある
だけど、伝えないことには絶対に何も始まらない。
おかげで私は気づくことができました。
気持ちを伝え合うことができる
世界は素敵だなと、
私は思います。
毎年みかんの季節になると思い出す、
甘酸っぱい大事な想い出になりそうです。
#多様性
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