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今は結婚したくないけど子育てしたい友人と、特別養子縁組で次男を迎えた私の話

ついこの前、
自分と同じ30代半ばの友人と話していて

その友人は、
恋人からプロポーズされたけど
結婚したく無いと気づいてしまったから
お別れしたと言っていて

そっか〜なんて話していたんですけど


友人は
結婚は今はしたく無いけど
子育てはやってみたいな
たとえ自分1人でも…
やっぱり結婚はしたく無いから(笑)

と、ちょっと世間とは違う家族の形も
いいんじゃないかと思うと言っていて

だけど、
何かと自分のことを心配してくれる
母親のことを考えたり、
子どもが大きくなって、例えば小学校とかで
家族の形が違うことで悩んだりするのかと思うと思い切れない…

とも言っていて。


ふむふむと聞きながら

たしかに昨今結婚の意味合いも
昔とは変わりつつあるし
私はたまたま夫という人に巡り会えたから
結婚したいと思ったけど
フランスの子どもたちは婚外子が6割という
環境が違えば「ふつう」が逆転する社会もあるし

友人の気持ちは
何もわからないものでは無いなぁーと
聞いていました。





その時友人に

「結局は周りとの比較の話なんじゃないのか
世界中に自分たち家族しかいなかったら何も悩まない…
自分が心から良いと思っているなら、
その気持ちは
そのまま子どもに伝わるよ〜きっと」


そう話しながら、
あぁこれ私自分に向けて話している、
と思いました。


特別養子縁組で、
子どもを迎えたいと考えたとき
心から、良いと思った!


我が家のきっかけは2人目不妊でしたが、
特別養子縁組をしたいなと思ってから
自分が不妊ということを
悲しいとおもうことも、
まして引け目なんて全く感じたことなかったし

その気持ちは次男を迎えて
1年とちょっとたった今でも
変わりません。


たとえばもし
次男が成長して小学校なんかで
自分が養子ということでモヤモヤをかかえて
帰ってきたら、
「悲しい思いをさせてごめんね」なんて、
絶対に思わない。


「あなたがこの世に生きていることで
 私はこんなに幸せなのに、
 なに悩んでんの?」


違うことで、悩むことはあるのかもしれないけど、
そして
子どもの幸せは、親が決めるものでも無いけれど

すくなくとも、
私の2人の子どもたちは、
確実に私や家族を幸せにしている。


この、うそ偽りない気持ちが、子どもたちに
そのまま伝わるといいなぁー


幸せの基準は、自分のみだと
本当におもいます。


・・・


さて、私の友人は、どうするのか。

友人の、多くの養親さんの、いろんな人の…
志しある決断が叶いますように。



#特別養子縁組
#新しい家族のカタチ
#実子と養子とロボット
#多様性

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