見出し画像

養子の次男の保育園がスタート!懇談会で伝えたいこと。

緊急事態宣言があけて
この前、養子の次男を連れて買い物に行ったら、
お店の方に
「目元がそっくりですねー!」
と言われました。


たしかに、時々言われるんです。

たぶんマスクしてるから余計に、
目の印象が大きいですよね。


それで、


私「えッ 似てますか?」

店員さん「はいー!とっても!」

私「そうですかぁ。
  実は、血つながってないんですよ
  私たち~(うふふ~)」

店員さん「ぇえーー?!
     そうなんですか?!?!」


みたいなやりとりをしました。


この会話は、
特にその後は深くは無かったのですが…


その時の私の頭は

「 似てる 」と、何気なく、ごく普通の
親子への誉め言葉を言ってくれた店員さんに
そのあと気を遣わせないような

「 実は血繋がってないんですよ 」

の最善の言い方はどんな言い方か、
なんて考えていたりしました。
 


・



似てる似てないは、
次男を迎える前は、
養子の子が、自分だけ似てないことで悲しんだりするかな…
と考えてたりしましたが

家族になった今となっては
似てても似てなくても
どちらでも良いんでは無いかな~
という気持ち。


それくらい、些末なことに感じるくらい
自分たちが家族だったら何だっていいや~と
いう感覚です。



・



前置きが長くなったのですが

今度、次男の保育園の新・0歳児クラスで
オンライン懇談会があります。

その時の自己紹介で、

「 特別養子縁組で家族になったんです~ 」

と言ってみようかなと、
いま考えています。

(先生方には、もう園のほとんどの方に知ってもらっています)


私の中に、特別養子縁組家族を理由に
「 相手に気を遣わせたくない 」
もっと言うと
「 気を遣われたくない 」
という気持ちがあります。


もちろん、人間関係で
あったかい思いやりや気遣いは、
お互いとても大切だと思っていますが

「 人と違う、よく知らないこと 」を理由にした
「聞けない」「言えない」気遣いは
あんまり起こらない方が、
きっと深い信頼関係が築けるのでは無いかなぁと
思ったりしています。



なので、意図としては

「 養子なので気を遣ってね! 」

の防御の発信ではなく、

「 いつでも触れてくれて大丈夫! 」

と、オープンマインドや親愛の気持ちが
周りに伝わったら
嬉しいな~なんて
考えていたりします。

それがきっと、次男にとって
「結果、普通の環境」に
繋がっていくんじゃないかなぁと思っています。


・


私たち家族にとって、
次男が我が家に子どもでいるのは
本当に普通~のことです。


普通だけど、
私はたまたま当事者になったから知っているだけで、
日本の世の中的には
まだ珍しいことという自覚もあります。



「普通だよ普通だよ!」と力入れすぎたり、
普通だから特別言う必要も無いよね…と
言わなすぎたりするのも、
かえって周りに気を遣わせることになるのか~?


などなど、う〜んモヤモヤと考えた結果…


新コミュニティのスタートの時に言おう
というのが、今の私の結論になりました。



◯何も隠して無いし良い関係を築いていきたいという気持ちが伝わること

◯個人のリアクションを強要しないこと

◯伝わり方のニュアンスをコントロールできること


が、
保育園というコミュニティで
自分たちで一斉発信させてもらえることのメリットなのかなぁと、思います。



地域や人や時代によっても違うし
正解は無いことなので、

自分がその時に良いと思ったことを
いろいろトライしてみます~


・


義務教育の前の保育園と言えども
これから6年間、
実は小学校と同じ期間を過ごす仲間。

だんだん子ども同士でもコミュニケーションを
するようになってくるし、
信頼し合える大切な仲間が出来たらいいなぁ。


子ども達も、親も楽しく
保育園に通えればいいなと願っています。



スヤスヤ眠っている次男の目元。
私に似ていると言われる次男の目元。

私から見ると、実母さんに
よく似ています。

スヤスヤ



#特別養子縁組 
#多様性

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?