養子の次男。ぼくは⚫︎⚫︎お母さんから産まれた。
更新をしていない間に子どもたち超でかくなったのですが
(正しくは特別養子縁組だからと特別意識することの全くない、日常を送っていました…)
これは絶対に書き残したいと思った出来事が起こりました。
🎂
先日、家族でご飯を食べていた時のこと。
たしか直前に観ていた
動物の赤ちゃんのテレビの話をしていて、
子どもたちの産まれた時の話になったのですが、
てんちゃん(次男・仮)が、
「ぼくは、⚫︎⚫︎おかあさん(実母さん)のお腹から生まれた〜」
と言いました。
めちゃくちゃさらっと、普通に。
思わず顔をみたら、普通の、
てんちゃんのいたずらっ子の笑顔でした。
これまで何回も
出自の話は日常でしてきましたが、
「てんちゃんは、⚫︎⚫︎お母さんから産まれたんだよ〜」
と言うと
「ふぅん」
だったり
「(長男といっしょで)ぼくも、お母さん(私)から産まれたよ」
だったり
時には、そんな次男の発言を聞いて、
“正しいこと“を伝えたい盛りの長男が
「ちがうよ。てんちゃんは⚫︎⚫︎お母さんから産まれたんだよ」と改めて伝えると、
「ちがうもんー!!」
と、声を荒げることもありました。
大人でも、自分にまつわる事実について
その時のコンディションや状況で
受け止め方・感じ方は違うよなぁと思うので
そういう時は兄弟たちの発言をどちらも否定せず、
「そうだね、そう思うんだね」
と見守ってきておりました。
それが今回、次男の口からはじめて、
とっても自然な形で
そしてちょっと嬉しそうなニュアンスをふくんで
「自分は⚫︎⚫︎お母さんから産まれた〜」
と聞けたので、私はうるっときてしまいました。
きっとこれからも、成長の過程で
受け止め方や感じ方が
変化し続けていくと思うんですが、
その時は、その時で。
子どもたちの身体と心のしなやかな成長を
サポートしたいなと思います。
🎂
ちなみに、
もうすぐ実父さんのお誕生日なので
「てんちゃん、こんど血の繋がったお父さんのお誕生日に、ケーキ食べようね🎂」
と言うと、
「いいよー」
と。
なんで許可制なん。笑
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