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悟りの書

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悟りの書を作りたい。読めば誰もが賢者になれる、そんな真理を書き連ねた本。
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健全な営みと表現についての考察

健全な営みと表現についての考察

人間は脳でイメージした事、感じた事をそのまま共有することができません。

ですので、文字や言葉、絵や音楽や造形や映像でアウトプットします。

現代の人間の営みは三大欲求以外はほぼ全てこれらのアウトプットと共有でできていますね。

それに気付くと、豊かな生活の為にはまずは良質な創造と健全な感受が必要だという答えにたどり着きます。

その為にはメタ視点と正しいマインドセットが必要であり、その為にはやは

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愛とは何か。その3

愛とは何か。その3

さて、最終回です。

前回までのお話を踏まえて、僕が経験し感じたことを書き連ねてみます。

今、僕が働いている職場に一人の新人が配属されました。
27歳で結婚もしている彼は、ぱっと見たイメージは余裕ある振る舞いとトーンで、落ち着いて見えます。
しかし、会話を続けていくと、気になるポイントが出てきました。
会話を横取りするのです。こちらが例示を話しているのに、
「わかります、僕なんて・・・」と言って

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愛とは何か。その2 クソガキ編

愛とは何か。その2 クソガキ編

前回の続きです。

前回は「愛」についての問題提議をしました。

今回は愛の輪郭をなぞってみます。

餓鬼という言葉があります。「このガキが!」というセリフを聞いたことありますよね。
このガキ、飢えた鬼と書きます。

何に飢えているんでしょうか?

ここに、僕たちが持っている愛への大きなヒントがあります。

餓鬼とは、語源を仏教の六道の一種、餓鬼道から来ており、地獄道を除いた最底辺の世界です。

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愛とは、何か。その1

愛とは、何か。その1

愛とは、なんですか?

この問いに、いったい誰が明確な答えを出せるでしょうか?
日本の過去の著名人の名言を調べても、親に聞いても、誰も答えを知りません。
なぜなのか。
答えは簡単。
僕たちがよくよく知っていると思っている愛などないからです。

愛の語源をご存知ですか?
愛という漢字は仏教とともに日本にやってきました。
愛染明王という仏様の名です。そしてその愛の意味は「性愛」。
元々の意味は今の僕た

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「賢くなれる、幸せになれる」私たちにとって最高の薬。

「賢くなれる、幸せになれる」私たちにとって最高の薬。

自信が持てない
すぐに思い悩んでしまう
集中力が続かない
気分が優れない
想像性に乏しい
ストレスが溜まっている
鬱である

これらは全て、ある事で簡単に改善します。

ある事をすると、
ストレスが解消され、脳機能と記憶力が向上し、幸せを感じ、自己肯定感に包まれ、創造性と意欲にあふれ、集中すべき時に集中でき、健康で快適な体を手に入れられる。

そんな最強の自分を作る方法がさまざまな脳科学の実験によ

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言葉とは何か。

言葉とは何か。

言葉とはなにか。

私たちは当たり前に言葉を喋ります。
でも実は、これは奇跡であり(骨格的に)、現代の人間たらしめている最重要ファクターです。
動物の中で言葉を使うのは人間だけ。
言葉があるから僕たちは自分と他人を隔てるし、生きる事と死ぬことに想いを馳せます。

メラビアンの法則、というものをご存知でしょうか?
対人コミュニケーションにおいて相手に伝わるのは、話の内容などの言語情報が7%、口調や話

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自分という人間を知っているという誤解

自分という人間を知っているという誤解

あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。

アメリカの起業家自己啓発家であるジム・ローソンさんの言葉です。
この言葉、最初に聴いた時に結構衝撃を受けました。
そして、そんな単純なわけないじゃない。とも思いました。

行動分析学という学問では、環境によって人が作られると考えます。
例えば、日本ではすぐに「すみません」と謝ります。
そうすることで謙虚さを相手に伝える、人顔関係

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