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悟りの書を作りたい。読めば誰もが賢者になれる、そんな真理を書き連ねた本。 あとは、日常…

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悟りの書を作りたい。読めば誰もが賢者になれる、そんな真理を書き連ねた本。 あとは、日常で心が動いた些細なことをつれづれ 文章が拙いのは反復鍛錬でなんとかするのでご了承

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    悟りの書を作りたい。読めば誰もが賢者になれる、そんな真理を書き連ねた本。

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お盆が落とした本質

お盆はずーっと雨が降っていた。 だからだろうか、お盆らしさは鳴りを潜めていた。 お盆て、なんだっけ? 故人を迎える事よりも、人が集まることに関心が寄せられて。 人が集まることを規制されて、僕たちの言葉の中に生きていた故人も帰ってこれなくなって。 そんな風に文化は形骸化して そして人は、人に帰る。 そんな気がするんだよ。 学校行っているときに、いつも約束なしで友達に会えることの有り難さみたいなものは、その出会いが失われた時初めて、特別で幸せであったことに気づく。

    • 「お給料が高い=優秀」は正しいか。

      モーニングノートより。 昨日お客様のお家に行った時、立派な旧家をリフォームされていて、それが非常にお金の掛かった仕様だった。 それが、所謂お金持ちの家、ではなく当代でしっかり稼いでいるんだと分かる人物であった。 そこで出てくるは嫉妬心。悔しさ。 その心に嫌気がさして、はたと疑問が。 何故、いけない思考だと思ったのか。 お金をたくさん稼げる=立派で優秀な人、という思考が、汚い心だと思いこんでいるからだ。20歳くらいの頃は特に。 人をお金で判断することは汚いこと。

      • 言葉を伝えるために。

        毎日モーニングノートをつけて気づいたこと。 言葉は、行動がともなって初めて効力が出るということ。 どこまで行っても容量の貧弱すぎるか細い文字列を、心震わすイチローの一言のような容量まで引き上げるには。 血の滲むような努力と行動以外にない。 だから、物語に行くのだ。 人並みの行動力で得られる物など、何もないから。 架空の人生で、物語の中で、架空の人物の言葉で、想いを届けるように。 そうだ、自分の言葉は全て、物語の中に残そう。 物語を、描こう。

        • 正しさについて

          正しさ。という言葉には攻撃性を孕んでいる。 正しい、が光だとしたら、影が存在するからだ。 間違い。 諸子百家の誰かも言っていたな。 何かを二つに分断することは不幸の始まりだって。 僕は正しくもあり間違いでもある。それで良い。 その上で。 明確に正しいものがあるとするなら、それは法律だろう。 人が人らしく生きるための枠組み。 自分の中の正義なんて、人からすれば悪でしかないよな。 川の流れのように。その時その時を生きていられたら。 僕がいることで、誰かが笑っ

        お盆が落とした本質

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          7本

        記事

          人は人以外のものに生きがいを持つのか

          先日、病院にて退院前カンファレンスがあった。 久々に会うご利用者様と、地域連携室室長さん。 すごく笑顔で、久しぶりだねって声をかけてくださった。 そんなことで、幸せを覚える。 人はやっぱり、人で生きていけるんだとつくづく感じる。 別のご利用者様とお話ししている中で、ふとした会話から哲学が生まれる。 ぬいぐるみに話しかける不気味な近隣のおばあちゃん。の話の後、孫からもらった桜の木の枝に嬉しそうに話しかけるご利用者様。 どちらも人以外の、言葉の通じない相手なのにも関

          人は人以外のものに生きがいを持つのか

          健全な営みと表現についての考察

          人間は脳でイメージした事、感じた事をそのまま共有することができません。 ですので、文字や言葉、絵や音楽や造形や映像でアウトプットします。 現代の人間の営みは三大欲求以外はほぼ全てこれらのアウトプットと共有でできていますね。 それに気付くと、豊かな生活の為にはまずは良質な創造と健全な感受が必要だという答えにたどり着きます。 その為にはメタ視点と正しいマインドセットが必要であり、その為にはやはりどんなインプットを行うのかというポイントに集結されてきます。 このインプット

          健全な営みと表現についての考察

          愛とは何か。その3

          さて、最終回です。 前回までのお話を踏まえて、僕が経験し感じたことを書き連ねてみます。 今、僕が働いている職場に一人の新人が配属されました。 27歳で結婚もしている彼は、ぱっと見たイメージは余裕ある振る舞いとトーンで、落ち着いて見えます。 しかし、会話を続けていくと、気になるポイントが出てきました。 会話を横取りするのです。こちらが例示を話しているのに、 「わかります、僕なんて・・・」と言ってすぐ自分の話をし出します。 そして、耳の痛い内容は途中からシャットアウトし聴いて

          愛とは何か。その3

          愛とは何か。その2 クソガキ編

          前回の続きです。 前回は「愛」についての問題提議をしました。 今回は愛の輪郭をなぞってみます。 餓鬼という言葉があります。「このガキが!」というセリフを聞いたことありますよね。 このガキ、飢えた鬼と書きます。 何に飢えているんでしょうか? ここに、僕たちが持っている愛への大きなヒントがあります。 餓鬼とは、語源を仏教の六道の一種、餓鬼道から来ており、地獄道を除いた最底辺の世界です。 畜生道のさらに下であり、おおよそ人ではないのです。 僕たち人間は、人間になるため

          愛とは何か。その2 クソガキ編

          愛とは、何か。その1

          愛とは、なんですか? この問いに、いったい誰が明確な答えを出せるでしょうか? 日本の過去の著名人の名言を調べても、親に聞いても、誰も答えを知りません。 なぜなのか。 答えは簡単。 僕たちがよくよく知っていると思っている愛などないからです。 愛の語源をご存知ですか? 愛という漢字は仏教とともに日本にやってきました。 愛染明王という仏様の名です。そしてその愛の意味は「性愛」。 元々の意味は今の僕たちの知っている意味とは随分乖離しています。 僕たちが知っている愛はキリスト教とと

          愛とは、何か。その1

          「賢くなれる、幸せになれる」私たちにとって最高の薬。

          自信が持てない すぐに思い悩んでしまう 集中力が続かない 気分が優れない 想像性に乏しい ストレスが溜まっている 鬱である これらは全て、ある事で簡単に改善します。 ある事をすると、 ストレスが解消され、脳機能と記憶力が向上し、幸せを感じ、自己肯定感に包まれ、創造性と意欲にあふれ、集中すべき時に集中でき、健康で快適な体を手に入れられる。 そんな最強の自分を作る方法がさまざまな脳科学の実験によって明確に出ている。 全人類にとって唯一無二、 比類なき最強のメソッド それ

          「賢くなれる、幸せになれる」私たちにとって最高の薬。

          言葉とは何か。

          言葉とはなにか。 私たちは当たり前に言葉を喋ります。 でも実は、これは奇跡であり(骨格的に)、現代の人間たらしめている最重要ファクターです。 動物の中で言葉を使うのは人間だけ。 言葉があるから僕たちは自分と他人を隔てるし、生きる事と死ぬことに想いを馳せます。 メラビアンの法則、というものをご存知でしょうか? 対人コミュニケーションにおいて相手に伝わるのは、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合だというもの。

          言葉とは何か。

          自分という人間を知っているという誤解

          あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。 アメリカの起業家自己啓発家であるジム・ローソンさんの言葉です。 この言葉、最初に聴いた時に結構衝撃を受けました。 そして、そんな単純なわけないじゃない。とも思いました。 行動分析学という学問では、環境によって人が作られると考えます。 例えば、日本ではすぐに「すみません」と謝ります。 そうすることで謙虚さを相手に伝える、人顔関係を円滑に進めるための成功体験に基づいて行動が強化されています。 アメリカは、謝

          自分という人間を知っているという誤解