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人は人以外のものに生きがいを持つのか

先日、病院にて退院前カンファレンスがあった。

久々に会うご利用者様と、地域連携室室長さん。

すごく笑顔で、久しぶりだねって声をかけてくださった。

そんなことで、幸せを覚える。

人はやっぱり、人で生きていけるんだとつくづく感じる。


別のご利用者様とお話ししている中で、ふとした会話から哲学が生まれる。

ぬいぐるみに話しかける不気味な近隣のおばあちゃん。の話の後、孫からもらった桜の木の枝に嬉しそうに話しかけるご利用者様。

どちらも人以外の、言葉の通じない相手なのにも関わらず、片や不気味で片や美しさを感じるなんて、なんておかしな正常反応。

無機質と有機質という違いこそあれ、これからテクノロジーの進化で人は人以外のために生きがいを持つのだろうか。

この問いはきっと、これからの時代が証明していくのだろうし、脳とレンズの解像度依存の話のような気もする。

アートの可能性もあるが、それは自分のためであり、そして自分も人、だしな。


誰か、答えを持っていないかな。

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