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貧乏性を直すべく金持ち本を読んで気付いたこと

1年半前に引っ越しの片付けをしていたとき、自分が貧乏性だと実感しました。あまりに酷かったので、どうにかして直そうと考えました。そこで思いついたのが、金持ちになるための本を読むことでした。

貧乏症なら金持ちに学べば人並みになるんじゃないかという目論見です。まぁこの手のものは自己啓発本であり、1回読めば満足するだろうと思いました。そこでネットで古本を5冊ほど買ってみました。

酷い貧乏性に金持ち本で治療

押入れがパンドラの押入れと化したのを見て、片付けもしてみて、さすがにこれは酷いと痛感しました。掃除だって年末くらいしかしませんでしたし、ドケチと貧乏性の極みでした。

その酷さはパンドラの押入れという記事にしました。

問題があるなら解決策は問題の逆です。だから貧乏性には金持ちのマインドセットを使います。

読んだ金持ち本

金持ち本と一言で言っても、色んな本があります。その中で真面目なものもあればゴシップ的なものもあります。金持ちが持論を語るものもあれば、金持ちにインタビューした結果を載せているものもあります。また大ヒットした本もあります。

あれもこれも読んでも似たような話になってしまうかと思い、いくつか観点が違うものを選びました。ここでは3つ紹介します。

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣

ユダヤ人というと、世界の大富豪の10%くらいを占めていたかと思います。それくらい大富豪が多いイメージがあります。

この本は幸福になるためのマインドセットを説いています。お金があれば幸せなのではなく、お金を稼ぐためのノウハウ本でもありません。幸せになるためのマインドセットです。

マインドセットが変われば流れも変わるのかなと思います。この本を読み終わってしばらくした頃からお金の流れが良くなりました。というより日常の良いことに気が付けるようになったのだと思います。

金持ち父さん 貧乏父さん

プレジデントオンラインで10年くらい前に見かけたのを思い出して買ってみました。

こちらはお金に追われる人生を歩まないためのファイナンシャル・リテラシーの本です。最近、日本ではマネーリテラシーの教育ができていないという話もありますし、私も投資を楽しんでいる者としてそう感じています。

ところかこの本を読むと、アメリカにも日本と似た状況が多々書かれています。子供の頃から学校の勉強を頑張っていい職に就き、いい給料をもらう。ある程度の年齢になったら家を持つ。昇進や昇給のために仕事を頑張る。

学校の勉強はあくまでも労働者として専門性の高い人を育成するためのものです。これはアメリカも日本も変わりません。学校ではお金に関する知識を教えてくれないのです。

日本でも王道とされることがアメリカでも王道とされているのです。そしてそういう人たちは一生お金が足りなくて困り続けるというのです。

それを避けるためには、ファイナンシャル・リテラシーを身に付け、お金に働いてもらう、すなわち投資を活用するということです。

お金持ちはなぜ、お金持ちになれたのか 元銀行富裕層担当が教える3000人のお金持ちから学んだ50のこと

プライベートバンカーなど富裕層向け銀行サービスというものが存在します。この本は富裕層向けの銀行サービスをしていた人が書いた本です。金持ちに多い特徴がいろいろと書かれており、納得することも多いです。

金持ち本で特に印象に残ったこと

金持ち本を色々と読んでみて、共通していることがいくつかあることに気付きました。特に印象に残った個所を書き出してみます。

一般的なイメージの成金と本物の金持ちは違う

一般的なイメージというか、マンガやゲームなどに出てくる金持ちのイメージは成金です。この手の成金は、小太りで横柄な態度で部下を沢山抱えています。豪華な家に住み、豪華なアクセサリーを身に付けています。

しかし実際の金持ちは違うのだそうです。健康を意識してスポーツをやっている人が多いため、太っている人の方が少ないそうです。また必要なものしか買わないため、一般人よりもお金の使い道がケチに見えるそうです。

投資を行う

金持ちは株や不動産などの投資を積極的にやっているそうです。時間がない人が多いので、自分の体が空いてないときでも稼げる手段として、お金に働いてもらうということをするのでしょう。常に資産を増やし続けるとも言えそうですね。

金持ちは資産家の家に生まれた人や大出世した人もいますが、そうでない立身出世型すなわち独立して成功した人も多いそうです。そういう人たちからしたら、あらゆる稼げる手段を考えるようです。

買い物では必要性を意識する

金持ちは不要な物を買わないそうです。買い物をするときは、必要かどうかを考えてから買うそうです。お金があるならケチらなくてもいいのにと思うかもしれませんが、不要な物を買わないという習慣により余計な出費をしないからお金が貯まるとも言えそうです。

また金持ちは衝動買いもしないそうです。セールだから買っておこうということもしないそうです。本当に必要性が購買基準なのですね。

物はもったいぶらずガンガン使う

道具は使うためにあります。また使わなくても劣化していきます。だったら勿体ぶらずにガンガン使った方がよいです。

私は今まで勿体ないとか言ってケチって使いませんでした。そして埃まみれになったり錆びたりしてしまうのですね。だったらガンガン使った方がよいのです。対して使わずにダメにしてしまう方が勿体ないです。

自分でビジネスを持つ

労働者と経営者ではそもそも収入が違いすぎます。経営者の給料は労働者の軽く2~3倍です。大企業ともなれば桁が違います。これは責任、立場、リスクの違いがあるため当然なのです。

金持ちになりたければ労働者では限界があります。労働者の給料は高くない上に、業績を上げてもすぐには上がりません。しかし経営者として自分でビジネスを作って動かせば、業績に応じて収入を増やせます。

終わりに

金持ち本を何冊か読んでみて、自分にできていることとできていないことがあることに気付きました。私の場合はお金をケチらず積極的にモノを使うことですかね。あとは無駄に取っておかず、どんどん使ってどんどん入れ替えることでしょうか。

人に与えるとか勉強する手間や時間を惜しまないことはできています。投資ではもうちょっとリスクを取った方がいいかな。あとは自分のビジネスについても考えてみようかなと。

お金に悩んだ場合は、金回りを良くするためにも、騙されたと思って金持ち本を読んでみるのはいかがでしょうか?

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