記事一覧
ピープルズ・クラブ - その名に恥じぬように 「The People’s Club – Living Up to Their Name」
はじめに
NSNO Vol.26はエバートンFCの代名詞である「People’s Club/ピープルズ・クラブ」について考える機会としたい。その第1歩として、2016年9月に公開されたEFC Stattoの記事を翻訳。執筆者であるEFC Statto(X:@EFC_Statto)を運営するブラッドリー・ケイツ氏(X:@Bradley_Cates_)に翻訳・執筆についてご快諾いただき、晴れて日本の
エバートンジャパン、再始動します
この度、エバートンジャパンの代表として、
担当を引き継ぐことになりました、
BF(びーえふ)と申します。
「何だよ、BFか…」と、
もしかしたらご不満の方、なんだか不安な方、
ちょっぴり楽しみになった方、誰だよ!とツッコミたくなる初めましての方、様々かと思います。
今回、こちらのnoteを通じ、気持ち新たに挑戦する「所信表明」として、簡単ではありますが綴らせていただきました。
日頃からお世話
「Sort of Glue」 NSNO Vol.22/ 23-24 エバートン ファンマガジン
「Sort of Glue」
心身に青い血を通わせる、エバトニアン。
プロのフットボーラーである前に、
生粋のファンであり、ファンである前に
街に溶け込むひとりの若者ーー。
路上、芝生、場所が変わっても
クリエイティブであり続ける。
なりたい自分になるために。
それがトム・デイビスだ。
1.繋がりと証明
チームのパーツを繋ぎ合わせる接着剤のような存在。
デイビスを近くで知る人々は口を揃えてそ
「浪漫と刹那とパワーボール」NSNO Vol.18 / 22-23 エバートン ファンマガジン
NSNO Vol.18
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
◇「はじけて まざれっ!!!!」
このフレーズは、かの有名な少年漫画「ドラゴンボール」に登場する主要キャラ、サイヤ人の王子ベジータの台詞だ。カカロットこと、界王拳を習得した孫悟空との初対戦で追い詰められたベジータ。戦闘力を大幅に上げるため、大猿に変身する前に放った技である。
その名も"パ
「臆病か堅実か?エバートンの守備/CKを分析する。」後編 NSNO Vol.16 / 22-23 エバートン ファンマガジン
※こちらの記事は「後編」です。
◇
92
今季序盤戦、12試合を経てエヴァートンが与えたコーナーキックの回数である。
この記事を書くまでに、今季全ての守備/コーナーキックを振り返ることができた。しかし、ここに書かれたものはその一部に過ぎない。筆者なりの注目点をまとめ、チームの特徴を捉えたものだ。
後編では、実際のゲーム内の事象に視点を移し分析を行っていく。
現在、プレミアリーグを視聴で
「臆病か堅実か?エバートンの守備/CKを分析する。」前編 NSNO Vol.16 / 22-23 エバートン ファンマガジン
◇はじめに
今号のNSNOでは、22-23シーズン・エバートンの序盤戦におけるコーナーキックの守備について分析する。ここまでプレミアリーグで11試合を消化。2勝4分5敗、勝ち点10で15位。辛うじて降格圏を免れている状況だ。1試合あたりの平均勝ち点は0.9ポイント。先行きは怪しい。
未だ発展途上で課題の多いチーム。
それでも、チームの副官としてランパードが望んだジェームズ・ターコウスキ、コナ
「Serendipity & Truest Selves」-アレックス・イウォビに刮目せよ- 前編NSNO Vol.15 / 22-23 エバートン ファンマガジン
◇Prelude はじめに
突然だが、みなさんは
セレンディピティ(serendipity)
という言葉を聞いたことがあるだろうか?
私がこの言葉を初めて知ったのは、2001年のアメリカ映画「Serendipity」(原題)を鑑賞した学生時代のこと。ニューヨークを舞台に描かれる、ロマンティック・ラブストーリーだ。
日本語版のキャッチコピー、
「ーーーそれは、恋心ふるえる''幸せな偶然''」とい