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ピープルズ・クラブ - その名に恥じぬように 「The People’s Club – Living Up to Their Name」
はじめに NSNO Vol.26はエバートンFCの代名詞である「People’s Club/ピープルズ・クラブ」について考える機会としたい。その第1歩として、2016年9月に公開されたEFC Stattoの記事を翻訳。執筆者であるEFC Statto(X:@EFC_Statto)を運営するブラッドリー・ケイツ氏(X:@Bradley_Cates_)に翻訳・執筆についてご快諾いただき、晴れて日本のエバトニアンにお送りする。 さて、今回の記事を執筆する上で私は自分自身に問いを
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「臆病か堅実か?エバートンの守備/CKを分析する。」前編 NSNO Vol.16 / 22-23 エバートン ファンマガジン
◇はじめに 今号のNSNOでは、22-23シーズン・エバートンの序盤戦におけるコーナーキックの守備について分析する。ここまでプレミアリーグで11試合を消化。2勝4分5敗、勝ち点10で15位。辛うじて降格圏を免れている状況だ。1試合あたりの平均勝ち点は0.9ポイント。先行きは怪しい。 未だ発展途上で課題の多いチーム。 それでも、チームの副官としてランパードが望んだジェームズ・ターコウスキ、コナー・コーディの存在がエバートンの守備力を向上させていることは間違いない。新戦力の
「Serendipity & Truest Selves」-アレックス・イウォビに刮目せよ- 前編NSNO Vol.15 / 22-23 エバートン ファンマガジン
◇Prelude はじめに 突然だが、みなさんは セレンディピティ(serendipity) という言葉を聞いたことがあるだろうか? 私がこの言葉を初めて知ったのは、2001年のアメリカ映画「Serendipity」(原題)を鑑賞した学生時代のこと。ニューヨークを舞台に描かれる、ロマンティック・ラブストーリーだ。 日本語版のキャッチコピー、 「ーーーそれは、恋心ふるえる''幸せな偶然''」というフレーズがくすぐったい。 この"Serendipity"という言葉は18世紀