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ヌフEssay「日々の雑惑」

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2019年4月の記事一覧

動物界で 雌が着飾るのは人間だけ

と聞いたことがある。

クジャクの羽、ライオンの鬣、ゴリラのシルバーバック、マンドリルの鼻、サバンナモンキーの睾丸 などなど、これらは全て雄が雌の気を引くために進化した美しく派手な見た目。

人間の場合は諸説ありますが二足歩行になったため産道が細くなり子供が未熟の状態で産まれてくる。なので子育ての期間が長期になる。雄のサポートが必要になる。より育児に優れた雄を獲

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M

マゾヒズムの話をしたくて

私はSMに対して造詣が深い訳では全く無い

のですが

社会生活を営む中で、答えが出ずに こねくり回している案件を書いてみようと思い。

日本人的なのでしょうか

この

自虐のふりをした 自己承認欲求の振りかざしは。

肉体的精神的に苦痛を味わったり
羞恥心や屈辱感を誘導されることによって性的快感を味わったり、そのような状況に自分が立たされることを想像することで性的興

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ぼんやりと なにもせず ただ時間を無駄に過ごす。

こうしている間にも 南極の氷は溶け、ハチドリは1秒間に55回羽ばたき、女性ボディビルダーがInstagramに自分の筋肉をアップしている。
だからなんだという話だが、世の中の話の中で だからなんだといわない話は無い。

程よい冷房環境でも長時間そこに身を投じていると 皮膚感覚はうっすら悲鳴をあげてくる。
ただ私はそれに対しても だからなんだ と対

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お寿司屋さんに行った時 回らないほうの。
目の前に置かれる 握りたてのそれを
2秒見て 食べる。
「美味しそうだな」と思って食べる とやはり美味い。

この一連の動作 味に気を取られるが
物体の共有をしている感じがなにかのフェティシズムをくすぐられてる。

知らないおじさんが素手で握ったものをそのまま口に運んでいる。こう書くと衛生面で文句を言っているように聞こえてしまうが むしろそれが良い と伝え

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特に書きたいことが無い。

これは連載ものや継続して行われるラジオ番組のトークなどに持ち込まれるひとつのパターン。
根本否定。メタ破壊。やる気ないって言っちゃう。

積み木崩しはそもそも積み上げないと崩せもしないから、これを言ったところでお終い。
今日のピークそこ。ここから展開しようが無い。

出オチともちょっと違う。
大喜利の回答のようで回答では無い。
大喜利をしないという回答なのだからここから

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パピコって聞くと ピノコを思い出してしまう。
ブラックジャックの。

語感が近いからだけだと思うのですが それにしたって毎回思うからもう私の中でコーヒー味のアイスと無免許天才医師の助手はセットに、いやほぼイコールで結ばれてしまっている。
というかピノコがパピコでいいし、パピコがピノコって名前でもい。いいってなんだ。

ゴディバって聞くと なんか北斗の拳の擬音っぽいなぁ と思ってしまう。
なんという

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陣内智則のネタで
「盗聴」というコントがあって
趣味で人の携帯電話を盗み聞きしているが男がいてその声の主が地下鉄に降りた時
スーパーマリオの地下室の面のBGMがかかる。というギャグがある。

私はそこのくだりが好き。

今、空港のフードコートでこの文章を書いているのですが 出発手続きのアナウンスが流れるたび 私の手は止まりがち。耳が引っ張られる。

隣の席でイギリス人カップルの気怠そうな英語を話し

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オーラとは においの事だと思う。

武田砂鉄が「日本の気配」の中で
空気がその場で起きていることの傾向ならば
気配は周囲の状況から感じられるようすである。と定義していた。

とても敏感な表現だ。
私はそのさらに前段階に雰囲気というものが存在すると思う。

雰囲気
とても掴みどころの無いものだ。

というか雰囲気には正体がある。
匂いのもとがある。
ただそれを掴んだからと言ってなんの意味も無い。

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私を食べると どんな味がするのだろう?

魚が好きでよく食べる。
刺身も焼きも煮るのも揚げるのも好きで
さっぱりとした味わいは水中で生きてるからか。

味覚は触覚の一部であるなら

私は水泳が好きでたまに泳ぐ。
背泳ぎクロール平泳ぎバタフライの4種目
体全体に感じる水という纏わりは私がたしかに存在していることを知覚する。

チョウやトンボなどの小さな虫は
飛ぶ時に感じる空気の重みがすごいらしい。

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目の前にある物をよく見落とす。

探し物をしてて すぐそこにそれがあるのに
見つけきれなくて 諦めて 人に聞いて
「いや、近くにあるじゃん」と言われる。

集中力が無い。見ることに対しての。

抽象画が好きで

ダリ、シャガール、石田徹也、ジャンデュビュッフェ、五月女ケイ子 このあたりが好きで どこまでが具象、どこまでが抽象かは捉え方として曖昧なのですが なんと言うかたぶん

大体で見て、わかるも

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哲学書やビジネス書、論文、攻略本、契約書
読み飛ばして最後から見たりしちゃう。

我慢が出来ない。

この世に数多とある長文、堅文に対し
私は右目から入れて左目から流すことに抗えない。

文字は変態性の高い情報処理だと思う。

絵の簡略化と音の形骸化
延々と行われる記録分析発案設定作業。
執着心をクレバーと呼ぶのは遠回りか堂々巡りか。

ロボットを作るんじゃなくて
自分がロボットになってしまおうと

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映像の見えにくい文章を書いている。

回りくどく まどろっこしい
そういう言い回しを好んでいる。

自分の書いた このひとつ前の投稿を読んで思う。
無駄が多い。無駄。 しかも駄無駄。
文全体がだらしない太り方をしている。
だらっと ぼてっと している。情けぬわい。

なぜなのか。

ひとつは話言葉を選んでいるから。

ダラダラと喋るのが好きだ。
同じ話を違う言い方で何度もしたい。
喫茶店の窓際の席

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S

サディズムの話をしたくて

私はSMに対して造詣が深い訳では全く無い

のですが

社会生活を営む中で、答えが出ずに こねくり回している案件を書いてみようと思い。

日本人的なのでしょうか

この

集団意識を対個人に向け 放出しようとする衝動は。

サディズムの定義

身体的に虐待を与えたり
精神的に苦痛を与えたりすることによって性的快感を味わい興奮を得る性的嗜好。

嗜虐性向の強い小説作品を発

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生物は みな雌からつくられる。

受精後6週目までの胎児の股間には割れ目があり

左右から形成されたヒダが中央で合わさりその繰り返しが縫い目のようになって行く

いわゆる蟻の門渡りですが

それができたら男

そのままだったら女

我々はまず雌からベースに形成され 施されるかどうかで性別が決まる。

私もあなたもその他の方たちも ベースは雌

というか

その上に雄という要素を足すかどうかの違いで

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