燕子花

反社会性パーソナリティ障害「ソシオパス」を自覚する夫の問題行動やモラハラに、持ち前のタ…

燕子花

反社会性パーソナリティ障害「ソシオパス」を自覚する夫の問題行動やモラハラに、持ち前のタフさとポジティブさで奮闘する妻の雑記。大人になった夫の現状から幼少期の環境の重要性を痛感し、マルトリートメントの負の連鎖を断ち切り、息子の健やかな成長と夫の症状改善を目指す。

最近の記事

(43)私たちに合った夫婦のカタチと新たなスタート

先月末、初めて夫から話し合いを切り出してきた。 逃げたり自暴自棄になるのではなく、話し合いをしようという方法を選択できるようになったことが嬉しかった。 その話し合いの後、私の中で変化が生じ、スッキリした感覚があった。 マルトリートメントが引き金となり作り出された夫の人格も、ある意味、一種の個性であって、治すとかいうものではないのかなって思った。 ある程度、暴走を抑えることは、本人にとっても必要なことだけど、そのままの夫を受け入れ、私たちらしい私たちだけの夫婦のカタチを見つけ

    • (42)愛を知ることの苦しみ

      夜中の2時前後に帰宅する夫の行動が目立つようになり、さすがに私の中での虚無感の周期が早すぎて自分の中の処理がおいつかず、夫と再び話し合うことにした。 夫もそろそろこういう時間が来ると思っていたらしい。 話し合いは毎度の如く、息子を寝かしつけてからリビングに行き、私から切り出す形。 私は、寝かしつけながら、話し合いのイメージをあれこれ膨らませる。 注意するのは、感情的にならないこと、批判にならないこと、押し付けにならないこと、私の苦しみも伝えるが、何よりも夫の声を引き出すこと

      • (41)自分軸と他人軸

        早くも9月後半。 この1ヶ月弱、時々不審な深夜帰りや朝帰りはあれど、あまり気にしないようにして過ごしてきた。 気にしないとはいえ、帰宅するまでは悶々とするし、領収書から夫の嘘も判明しちゃったりで、嫌な感情を全く抱かないわけではない。 ただ、諦めなのか慣れなのか何なのかは自分でも分からないけど、以前より少しはそういう嫌な時間の嫌な感情との付き合い方がうまくなった気がする。 実際、夫の仕事環境は私でも辛いなと思う。 毎日毎日タスクに追われ、終わったと思ったらクライアントの凡ミス

        • (40)「その時」は突然やってきた②自発的な根源との相対

          月曜深夜の話し合い以降、息子の体調不良や保育園での陽性発覚でPCR検査を受けたり看病したりでバタバタ。PCR検査は偽陰性も多いとのことで2回実施し、2回とも陰性でひと安心。 夫を信じたい気持ちと信じきれない気持ちを抱え、不審さを感じた夫の言動に対し、後から「あれは事実だったのか。信じてあげられなくてごめんね」と心の中で謝罪することも多い。 そんな中、週末も仕事に出かけた夫。そして再び、「その時」が突然やってきた。 打ち合わせ続きで疲れ気味に夕方帰宅した夫。 ちょっと走ってく

        (43)私たちに合った夫婦のカタチと新たなスタート

          (39)話し合いと小さな希望の大切さ

          夕方のWEB会議のあと、急にイライラが止まらなくなった夫は、20時半頃に外出し、0時少し前に帰宅した。 お帰りと言うと、仕事をすると言って部屋に篭ったので、私は寝室に向かいおやすみとLINEをした。 最近、息子はよく喋るようになってきて、夕方、夫と話していると「ママ、ママー!見てー!」と言って夫と話ができないことが多い。 もう深夜だけど、今なら息子も寝ているし、今しかゆっくり話ができる時間はないなと思った。 でも仕事があると言っていたし、イライラがおさまっていないのは、足を

          (39)話し合いと小さな希望の大切さ

          (38)苦しい時は自分を客観視して、小さな日々の幸せに目を向けなきゃ

          私も学習しないな(苦笑)。 夫が自らアンガーマネージメントをやるとは言ったけど、そんな簡単に変われるなら、とっくにやってたはず。期待し過ぎてた。 アンガーマネージメントを始めた時、夫から 「イライラがヤバくなったら一旦2人の前からいなくなるようにする。そんな長い時間いなくなるわけではないから気にしないようにしてもらえると助かる。まだもうちょっと時間かかるから怒らないでね」 と言われた。 時間がかかるのは当たり前。そんなことは分かってるし、理解してる。 でも、これって、都合

          (38)苦しい時は自分を客観視して、小さな日々の幸せに目を向けなきゃ

          (37)今は不倫には目を瞑ろうと思うけど…

          夫の自発的なアンガーマネージメントのスタートから1週間。 すごく頑張ってるのは分かる。 あまりにも一気に変わろうとするから何だかちょっと不安になって「無理しすぎてない?」と聞いてみた。 「全く問題ないよ。むしろ色々話して受け入れてくれたから楽」との返信が。 良かったと心の底から思った。 ただ、モヤモヤはなかなか消えることはなく、常にずっと隣にいる。 飲み会で遅くなると言い、一次会まではマメな連絡と写真が送られて来たが、途中から連絡は途絶え、未読時間も長く、帰宅したのは3時頃

          (37)今は不倫には目を瞑ろうと思うけど…

          (36)「その時」は突然やってきた

          不倫されることもモラハラも、当然辛いし苦しいし嫌だけど、一時的に不倫をやめさせたり大人しくなっても、根本にある問題の解決になったわけではなく一時的なものだから、心の底から喜ぶことはできなかった。 私が望んでいることは、一時的な解決ではなく、夫の根本の問題を解決し、夫が抱え続けてきた生きづらさを取り除くこと。 マルトリートメントは、人格や言動やあらゆる面に様々な形で影響し、大人になってからの治療は、正直どこから始めればいいのか分からない。 それでも、少しでも改善に向かうなら

          (36)「その時」は突然やってきた

          (35)不倫するなら機嫌良くいて欲しい

          金曜の夜、やたら不機嫌な夫。 友人に会う言い、夜に出かけるが、思った通り、行先とiPhoneを探すが指し示す場所が全く違い、何だか笑えてくる。LINEのやり取りもやたら不機嫌で、「もうそっとしておいて」と。十分自由にさせてるだろと思いつつ、0時になっても帰ってこないので、先に寝室に行き寝た。 どうやら2時過ぎ頃に帰宅した模様。 朝、息子と一緒に寝室を出てリビングに向かい、リビングで寝ている夫に寝室に移動するように促した。 寝室で眠り、起きてきた夫は、少なからずも未明帰りの申

          (35)不倫するなら機嫌良くいて欲しい

          (34)夫の病気、想定通り夏に再発。

          夏になって嫌な予感はしていたし、緊急事態宣言のくせにちょくちょく帰りが遅くなることがあったし、そもそも一旦落ち着いた時に再発するだろうことは予想していたけど、見事的中。 不倫再発。 相手は同じ。 仕事関係者との会食で帰りにくいといいながら日付が変わる頃に帰宅。 帰りが遅くなってごめんねと何度もLINEがあったからか、何だか妙に気を遣ってくるなと思った。 一緒に寝室に行き、息子が端っこに寝ていたので、その日は私が真ん中になり、いつものように家族3人、川の字になって横になっ

          (34)夫の病気、想定通り夏に再発。

          (33)不機嫌な夫、頻出中。

          忙しさに拍車がかかり、不機嫌な夫の出現回数が増加。 仕事断れよと思うけど、自営業の不安定さから来る不安もあるんだろう。基本的には仕事に関しては断ることはほとんどない。 このコロナ禍で、何の営業活動もしていないのに次々案件が舞い込んでくるのは本当に有能な証拠なんだなと、ここに関しては心底尊敬している。 とはいえ、忙しくなるとイライラの沸点が下がり、些細な事で爆発して、物をなくしたり忘れ物をしたりで悪循環のようにイライラの要素が増大し、「死にたい」「もう無理」「保険金増やす」と

          (33)不機嫌な夫、頻出中。

          (32)不穏な夏の気配

          原因は不明だが、今週は夫のモラハラが激化。 不機嫌で威圧的な態度と、はしゃぐ息子への理不尽な暴言。 またこの波が来ちゃったか… 夫が幼い頃、プラモデルを作ってるだけで臭いと父親に怒られたり、何もしてないのに殴られたり、目の前で母親を叩いたりしたのを見てたから、父親が嫌いになったと何度も言ってたけど、まさに今、夫は大嫌いなはずの父親を全く同じ道をたどっている。 幼少期の育つ環境、特に親の存在は、重要であることは分かっていたけど、ここまで教科書通りな悪影響を及ぼすとは、どこか

          (32)不穏な夏の気配

          (31)断薬は成功。モラハラ健在。これからどうする?

          夫の断薬チャレンジから4か月。 断薬9日目の大爆発を最後に、今日に至るまであそこまでの大爆発は発生しておらず、断薬は完全に達成できたようだ。 仕事面や生活面も落ち着き、息子の送り迎えも行ける時は一緒に行ったり、朝も息子が出る前には起きてくるようになった。 とはいえ、断薬が成功したからといって、夫の心の問題も解決したわけではない。 以前よりはすこーーーーしはマシになった気もするが、相変わらず短気ですぐにイライラするし、威圧感のある態度はするし、息子の愚図りやヤンチャさにも

          (31)断薬は成功。モラハラ健在。これからどうする?

          (30)夫の挑戦。断薬10日目。大爆発の残骸検証。

          断薬10日目。月曜の朝。 大爆発の翌日とは思えないくらい、何事もなかったように起きてきた夫。爆発して吐き出したことでスッキリしたのもあるのかもしれない。 金曜日に有休を取ったこともあり、仕事がかなり多忙ではあったが、一休みしつつ、昨日の夫の数々の暴言について考えていた。 夫から具体的に出てきた欲求は、「1人の時間が欲しい」「仕事したくない」「休みたい」というものだったが、本当にこれらが満たされたら夫は満足するのかというと、そうではないと思う。 実際に、「1人の時間が欲し

          (30)夫の挑戦。断薬10日目。大爆発の残骸検証。

          (29)夫の挑戦。断薬6日目〜9日目。やっぱり出たか、離脱症状。

          イライラしたり落ち込んだり、頭痛や吐き気がしたり、そんな断薬による離脱症状は2週間から1か月続く人もいるらしい。 夫の断薬チャレンジは、確かにイライラしてる時はあれど、比較的、順調に見えていた。 しかし、弾薬6日目以降、離脱症状が強くなった。 断薬6日目。木曜の朝。 寝起きや日中はそんなに問題ないように見えたが、夕方、パーソナルトレーニングから戻ってきた時から、様子が変わった。 言葉数が減り、表情は硬く、何とか自分で苛立ちを落ち着かせようと奮闘し、感情を抑え込もうとしている

          (29)夫の挑戦。断薬6日目〜9日目。やっぱり出たか、離脱症状。

          (28)夫の挑戦。断薬開始〜5日目

          好循環に入ると、嘘みたく色々なものが好転していく。 極めつけは、夫が、5年間毎日服用し続けていた抗うつ薬を止めたいと言い始めたことだ。 2年半前くらいにも止めたいと言い、その時は減薬には成功したが、やめるまでには至らなかった。 その後もやめたいやめたいとは言いつつも、言っているだけで行動は伴わなかった。 でも、今回の「やめたい」は、これまでの「やめたい」とは何か違うなと感じた。 ちょうど薬が切れるタイミングだったこともあり、夫はすぐに先生に相談をし、やめる方法を聞いてきた。

          (28)夫の挑戦。断薬開始〜5日目