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(41)自分軸と他人軸

早くも9月後半。
この1ヶ月弱、時々不審な深夜帰りや朝帰りはあれど、あまり気にしないようにして過ごしてきた。
気にしないとはいえ、帰宅するまでは悶々とするし、領収書から夫の嘘も判明しちゃったりで、嫌な感情を全く抱かないわけではない。
ただ、諦めなのか慣れなのか何なのかは自分でも分からないけど、以前より少しはそういう嫌な時間の嫌な感情との付き合い方がうまくなった気がする。

実際、夫の仕事環境は私でも辛いなと思う。
毎日毎日タスクに追われ、終わったと思ったらクライアントの凡ミスで夫の苦労は水の泡となる事態もしばしば。
仕事に関しては完璧主義だし、面倒見が良すぎるからクライアントも夫に頼りすぎる面があり、夫にかかる負荷は相当重くなる。
そのため夫は、タスクに追われる焦燥感とクライアントの凡ミスでの虚無感との無限ループで、なかなかストレスから解放されない。

さらには、長年の父親との確執で、父親に怒りの矛先を向けることで、ある意味、感情バランスを保って来たところがあったようだが、先月末の父親との電話で、完全に打ち解けあえたわけではないものの、夫の中では今まであった感情の矛先がなくなり、戸惑いも生じてるらしい。

また通院した方が良いかなと言う夫に「通院してまた投薬が始まっても、完治するわけではないし、結局また通院する時間を作ったり予約する手間がストレスになるだけだから通院はあまり意味ないんじゃない?」と言ってみた。夫も納得。

ふと、私自身に目を向けると、リクエストされた夕飯を作っておいても「食欲ない」と言って食べなかったり、夕飯作った後に突然「飲んでくる」と言って無駄になったり、帰宅時間が読めずに洗濯機を回すタイミングが難しかったり、普通なら夫婦喧嘩になるような夫の言動が日常茶飯事の中、仕事と家事と育児をこなす日々。
趣味を楽しむ時間もひとりの時間も、夫以上に取れてない。
でも、全てを容量よくこなすことは得意なのと、コーヒーを飲んだり、外の風を感じたり、息子の無邪気さに触れたり、ちょっとした息抜きで気分転換することができるから、そこまでストレスは溜め込んでない。
夫からしたら、私のこの状況が信じられないらしいが、これって自分軸で生きてるか他人軸で生きてるかの違いなんだろうなと思う。

初婚の頃までの私も今思えば他人軸だった。
だから元夫に対して、毎日不満がどんどん蓄積してた。
今の夫は、仕事はできても、仕事以外は何一つ自分一人ではできない。一人の時間が欲しいと言っても、いざ一人になると何をすればいいのか、どう過ごせば良いのか分からず戸惑い、イライラし、結局一緒に過ごす。
私自身はどうやって他人軸から自分軸になれたんだろう。

夫にも何か仕事以外にやりたいと思える趣味とかが見つかると、仕事の仕方とかも変われるのかなぁ。見つかったとしても、その時間が取れないことがストレスになるだけかな。

根源だと思ってた父親との関係が少し改善しても、状況はあまり変わらないんだとしたら、結局仕事のストレスを改善しないとダメってことか。
どんな方法があるのかなぁ。難しいな。。


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