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イトカズ
2021年2月22日 11:23
最近読んだ本の中に「ジャンルミックス」という言葉が出てきた。それは映画について書かれた内容だった。人種も時代も性別も超えて、この人がこんな役を...!!メイクも撮影技術もここまできたか...!!まさにジャンルミックスだと驚いている。というふうな内容だった。しかし著者は見抜く。これは嘘だったのではないかと。ジャンルミックスというと思い出すのが「コラボ」という言葉。演歌とロックがコラボして新しい歌
2021年2月21日 14:56
2021.2.21(日曜日) commonplace activity曜日の感覚がなくなる。確か昨日もそうだった。朝テレビをつけたらいつも見ているニュース番組がやってない。何でだ?と思いよく考えてみると今日は土曜日だと思った。そして今朝もそうだった。朝テレビをつけたら見知らぬ誰かが小難しいトークショーをやっていた。あんた誰?と思いよく考えてみると今日は日曜日だった。これも新型コロナのせいな
2021年1月11日 15:36
テレビや新聞では「成人の日」の特集が多く組まれている。そこでは「あなたが二十歳の時は何をしていましたか?」という問いかけがされている。もう十分大人になった方々の話はとても興味深い。人それぞれに思いがあり時代と共に感覚が変わってきているのがよくわかる。今日の天声人語にムロツヨシさんのエピソードが紹介されていた。ムロツヨシさんは大学を辞めて演劇の道に入ったのが二十歳の時だったそうだ。そのエピソードを読
2020年12月27日 11:23
少し長い散歩をした。ここ数年におけるこの街の変化が著しくて、こんなところにこんな店が...とか、あれここにあった店はなくなったのか...とか、変化を感じながら歩く。ほとんどがお洒落な店に変わっていて古くからやっていた店などは数えるほどしか残っていない。今はこの街のグルメ本が出るくらいに発展し賑わっているけれど、長年住んでいる者からすると思い出をちょっとずつ削り取られていくようで寂しくもある。過去
2020年12月20日 18:31
母の形見の時計の金具が壊れた。時はちゃんと刻むが腕にはめることはできない。時を刻まない時計も役立たずだが、腕にはめれない腕時計も役立たずだ。誰のせいでもない。時間が経ちすぎたのだ。これは「もうそろそろ母親の柵から離れなさい」という誰かからのメッセージだと思い、修理には出さないことにする。この時計はクローゼットの中の思い出箱に入れておこう。いつか時を刻むのもやめて静かに眠り続けることだろう。
2020年12月1日 13:12
誰もが浮き足立つ12月に入った。すでに街にはクリスマスツリーが飾られ、クリスマスケーキの予約受付や「クリスマスプレゼントはもう用意されましたか?」というお節介なメールが知らないサイトからこれでもかとやってくる。こうなると浮き足立つなと言う方が難しい。私は先日クリスマスケーキを予約した。これは私にしてはとても珍しいことである。何でもかんでも斜めから見るという捻くれた性格の私はクリスマスは20
2020年11月29日 08:09
今、真夜中の1時半を回ったところ。眠りたいのに眠れない。芝居を観た夜はいつもそうだ。それは若い時から変わらない。人の芝居というのは自分がやる芝居よりも脳が興奮してしまうらしい。数時間前まで客席の喧騒の中にいて、役者と同じくらいのテンションで、笑い、泣き、考え、台詞ひとつひとつを噛み砕いていく。そんな作業を無意識にしているのだから寝れないのも当然と言えば当然なのだけど。設立当初から愛してやまない
2020年11月20日 12:49
他人に対して、たとえ褒め言葉であっても面と向かって言ってはならないというのが世界的ルールとなってきた。「背が高くてかっこいいね」とか「髪がサラサラで素敵ね」とか「色白でキレイな肌ね」とか身体に関することは差別に繋がる可能性もあるということで、以前は何の躊躇もなく普通に言っていたけど今はダメ。そんな褒め言葉さえダメなのだから「ブス」「デブ」「ハゲ」「チビ」なんていうのは以ての外だ。他人に容姿のこ
2020年10月14日 14:45
私はいつもとは違った意味で動揺していた。いつもルーチンでやっているメールチェックをしていると、タイミングよくクレジットカード会社から請求書がメールに届いた。開いてみてびっくりして「えっ!」と小さく声をあげてしまった。請求額が多いのではなくて、少な過ぎてびっくりしたのだ。「何か計上し忘れていませんか?」と問合せしたくなるくらい少なかった。家計簿のようなちゃんとしたのではないが、使った金額をまとめてあ
2020年8月16日 09:59
光野桃さんが「最近、亡き人と現実との境が緩やかになってきた」とInstagramに書いてらした。今日、あらためてなるほどなと思う。父も母もすでに亡くなっている。以前は亡くなった両親と私との間にはきっちりとした境界線があると思っていた。向こうは向こう、こっちはこっち。その間には誰にも越えられないあるいは越えてはならない境界線があり、お互いに違う次元で動いているのだと。でも光野桃さんのおっしゃる通