0から趣味で生物学!「ゆる~く」始めて生命への不思議を探求しよう(生物学へ招待)
※本記事は加筆していく予定なので気になった方は「ブックマーク」などして時折戻ってきていただけると幸いです。
まじめまして、科学コミュニケーターのカケルと申します。
皆さん突然ですが、学校で習った「生物」ってどんなイメージありますか?
「中学、高校の授業でやったけど全然覚えてない」
「文系科目みたいだけど呪文のような暗記ばかりでつまらなかった…」
という方も少なくないのではないでしょうか?
しかし!!
生物学は皆さんにとって最も身近なサイエンスなのです。
なぜなら、僕たち人間がそもそも生物だからです。
うわっ、このな花キレイ!なんていう花のかな?という些細な疑問から
自分の体ってどうやって動いているのだろう?、私たちと動物の違いは?
そもそも命って何だろう?という哲学的な問いのヒントも与えてくれます。
そして日常生活にも直接的に役立ちます。
例えば、博物館や水族館に行けばたくさんの生物に出くわします。生物に対する背景知識があれば友達や子どもに解説してあげられて楽しさが倍増します!
さらには皆さんの健康に関することもすべて生物の知識が基礎になります。
コロナのワクチンのように専門家の間でも意見が分かれるような状況で自分の命に係わる決断に迫られることが今後生じる可能性は十分にあります。
この際に生物の基礎知識と考える力があれば自分にとって最適な決断を下せるはずです。
このように生物学は私たちの生活に密接に関係しているのです。
そして何より
「生物学はおもしろい !!!」
最高の趣味にだってなります。
例えば、昆虫を捕まえて標本にしてコレクションしたり、新種の魚を見つけてそれを学会に報告したりして、趣味として楽しんでいる生物ファンも少なくありません。 実際、僕の高校の生物の先生は趣味で魚の研究をしていました。
歴史や文学、アートなどは一般的に趣味として人気ですが
サイエンスだって趣味としてありなんじゃないのかな、って思ってます。
難しい数式もいらなくて身の回りに広がるワクワク・ドキドキを実感しやすい生物は理系っぽいことに興味ある人達にとっても持ってこいの学問です。
青学の教授の福岡伸一先生は生物学者ですが生物学は性質上難しい数式を使わなくても十分楽しめるといいます。
数学嫌いだから理系は断念、はもったいないと思います。
実際、生物系は文系学部を卒業した人でも大学院に入学して研究しているケースも見られます。やはり、文系の方でも参入障壁が低い分野と言えます。
この記事を読めば文系の社会人の学び直しや生物好きな中学生でも
生物学を学問レベルまで学べるように勉強法を詳しく書きました!
この記事では生物学を理解するのに必要なすべての情報をギュッとまとめました!これらの内容を理解できれば理系の大学で生物学を専門に勉強している人達と同じレベルになれます。
もし興味あったら是非最後まで楽しんでください!!
■この記事のコンセプト:「楽しい!」を大切に
生物学の話に入る前にまず始めにこの記事の方針について説明します。
僕の個人的な感想にすぎませんが、学校の授業ってつまらなくないですか?
本来、授業の目的は勉強の内容を習得することだけではないと思います。
だって本を読んば独学できるからです。
学校の授業の存在意義は教科書教科、学問の楽しさを知れることだと思います。教科書にない付加価値が得られることが良い授業だと考えているのですが、受験教育社会の日本ではそのような授業を体験できることが少ないように思われます。
だからこそ好奇心を広げられるようにすれば学びが好きな人がもっと増えるんじゃないかなと感じます。
もっと、「へ~、なんで???」「面白い、気になる!!」
と思わせてくれる知的好奇心を刺激するような学びが極端に少なかったので
そのような体験ができればと思いサイエンスコミュニケーションを始めようと思いました。
この記事では学校では学べない好奇心ベースの学びの楽しみ方をお伝えしたいと思います。
まずは楽しもう!YouTubeがオススメ
何事も楽しくないと続きません。本とかだとそもそも多くの人にとってハードルが高すぎます。そもそも社会人を含め多くの人は本を読む習慣がありません。noteなどゆるいコンテンツの活字を読むのが限界なのではないでしょうか?少しでもアカデミックな内容になった途端に睡魔に襲われるのが普通でしょう。
そこでオススメなのがYouTube !
電車に乗ると分かるのですが今やほとんどの年代の人たちがYouTubeを楽しんでいるようです。YouTubeは興味を広げるきっかけが盛りだくさんです。
老化生物学者だけど「加齢について」質問ある? | Tech Support | WIRED Japan
生物学者だけど質問ある? | Tech Support | WIRED.jp
【人類が冬眠する時代が来る】小児科医が理研の研究者になった理由/宇宙だけではない冬眠技術の使い道/睡眠と同じように冬眠する未来
気になったら本も探してみよう!
とっつきやすい本でオススメなのが雑誌のニュートンや岩波科学ライブラリー、ブルーバックスです。一般人向けに科学を分かりやすく、面白さを伝えることをコンセプトとした本です。
サイエンスの本に挑戦したいならここから始めてみてはいかがでしょうか?
科学雑誌ニュートン
イラストが豊富で見ているだけでとっても面白いので小学生や中学生くらいからおすすめできるシリーズです。でも、書いてある内容は学問レベルで見てもしっかり書かれてあるので研究者の方とかでもファンが多いようです。
岩波科学ライブラリー
ブルーバックス
知的好奇心をガッツリ鷲掴み?!
一般書なんですが専門家がしっかり解説した本で高校生や大人が
「脳汁ドバドバ」あふれ出てくる本を読んでみたい方はこちらの本とかがいいと思います。
量子力学で生命の謎を解く
生命はなぜ生まれたのか 地球生物の起源の謎に迫る
ビジネスと人生の「見え方」が一変する 生命科学的思考
興味が湧いたら生物学の基本をかじってみよう
生物学の勉強の特徴としては計算もいらなくて誰でも簡単に始めやすいのですが躓きやすい特徴もあります。
それは生物があまりに複雑ですぐに頭が混乱しやすいという点です。
その混乱を解くにはまず僕たちの体を作り上げているレゴブロック、
「細胞」をきちんと理解しないといけません。
例えば、ミトコンドリアって何か説明できますか?
(ちなみに僕は高校生の時物理を選んだので大学では生物系専門だったにも関わらずミトコンドリアすらわかっていませんでした…。)
何ですか、それ? っていう
そこのあなた!!
そんなあなたにおすすめなのがこちらの動画です!
Biology: Cell Structure I Nucleus Medical Media
英語にはなってしますのですが海外のYouTubeは有料級の高品質の動画も多く、非常によくできているものが多いです。
やはり生物学では視覚からのイメージがものを言います。
イメージが全然つかめない時はYouTubeで英語で検索してみるといい動画が出てくることが少なくないことを知っておくと意外といいかもしれません。
とは言え英語できないんだよな…と思った方も多いことでしょう。
ご安心ください。英語ができなくても生物学は十分楽しめます。
こちらは高校生物の解説動画で「家庭教師のトライ」が作成したYouTubeで無料で見れます。正直、下手な学校の先生の授業よりも断然上手くて頭にスッと入ってくる説明は始めたての人にとっては重要です。
映像授業 Try IT(トライイット)
生物学の勉強のコツ
動画とかじゃなくてもっと深く勉強してみたい人はこちらの本がおすすめです。正直上のTry Itの動画で十分、基礎を身に着けることができるのですがnoteをご覧の方の中にはむしろ動画より活字派の方もいらっしゃるかと思います。そこで僕自身も大学に入ってから買った本を紹介します。
まずはこちら。
大森徹の最強講義117講 生物
こちらの本は元 駿台 予備校の大森徹 先生が書かれた本で予備校の授業を参考書に書き下して販売されています。
さすが、予備校の先生!要点が抑えられていて「非常に」分かりやすいです。正直、学校の教科書はコンパクトにまとめようとし過ぎてそれが原因で分かりにくくなってしまっているのですが、こちらの本は教科書の内容を丁寧に解説したものとなっています。
難関大学を目指す大学受験生向けに書かれていますので、高校生物の発展事項(大学教養レベル)まで書かれていて高校生物から初めて大学の学問としての生物学まで勉強したい人にとっては架け橋となる最高の一冊です。
ただ、この本はあくまで高校生を想定して書かれているので大学範囲の内容はサラッとしか書かれていないこともあります。しかし、僕たちが普段ニュースで見るような最新の研究は大学の生物の背景知識がないといまいち理解できないことが多いです。
そこでいい意味で高校生物のレベルを超えた内容まで触れてくれているのが資料集です。
こちらも高校生向けなのですが決して侮れません。
実際、僕の大学では指定参考書に高校生物の資料集が載せられていました。
数多くある資料集の中で特に「スクエア 最新図説生物」が非常によくできていて生物学を学ぼうとする人にとって買わない手はない、と断言できるほどいい本です。
生物学ではイメージがものすごく大切です。そのため資料集や動画を見ながらたくさんイメージを膨らましてください。そのうえで実際に自分で絵を描いてみるのも重要です。絵を描くことによって見ていただけでは気づけなかったことにも気づくきっかけになって新たな視点を与えてくれることが多いです。見る、描くは観察の基本で観察を中心にして発展してきた生物学の背景を考えればある意味必然なのかなと思います。
ぜひイメージを膨らます工夫を凝らしてみてください。
基礎知識があると楽しさ10倍!おすすめの本
ここまでの知識があればややお堅い本もしっかり理解できるようになります。やっぱり、本当に生物学が面白くなってくるのはここら辺の本が分かってくることなのでぜひ手に取ってじっくり読んでみてください。
本屋に行くとやや分厚つめの生物学の本が売られていますが、誰が書いた本かよく見てみてください。海外の生物学者(多くは大学教員)などが書いた本だと思います。このような本は結構厚くて字ばっかりなので一見無味乾燥なのですが、読んでみると面白い本も多いです。
まさにこんな感じですね
あのビルゲイツ氏のおすすめ読書リストにも掲げられていた本です。
LIFE SPANも非常に面白かったですね~。衝撃の一冊でした。
老化は生理現象ではない、「病気」だっていうんですから。
トンデモ本じゃんなんて思いきやとんでもないですよ!
ハーバード大学医学部の教授が最新の研究結果に基づいて科学的に解説しております。
※DNAとか常識のような勢いで書かれているのでやっぱり高校生物の知識がないとちょっと難しいかなという印象ですが、あえて背伸びして買ってわからなければ必要に応じて勉強するというのも意外とめちゃくちゃ勉強になるかもしれません。
生物学って改めてどんな学問?
生物学をある程度勉強するとこんな疑問を抱くと思います。
生物学って結局どういうようにして発展してきて、これからどんな未来になっていくのかな、と。
こんな時、生物学の「思想」という名の姿勢を知ると
なるほど、生物学ってこういう考え方の学問なのか!ということが分かってくると思います。そうすると、生物学で解明できそうなことや逆に原理的に吉備路そうなことも分かってきてこれからどんな生物学がインパクト出てくるか自分なりに予測できるようになります。
そんな風に未来を見据えてみるのも一つの楽しみ方です。
仕事やビジネスで生命関係のことを扱っている方はこれらの本は一読する価値はあると思います。
こちらは琉球大学の理学部生物学科の教授の書かれた本ですが、この本も結構面白かったです。というのも、生物学の内容だけでなくその周辺知識(歴史など)を含めて幅広い分野について書かれているからです。
中には学問のとらえ方などや医学と生物学の違いなど自身の考えを交えながら書かれているので生物学の思想を学んでみたい方は読んでみるといいかもしれません。
大学レベルの生物学へ飛び込もう!
大学レベルの学問の生物学と高校の強化としての生物は正直あまり違いがないと思います。物理学に関しては高校では微分/積分を使いませんが大学レベルになるとガッツリ使っていきます。そして、高校で習ったことを修正しなければいけないことも多くかなり遠回りをすることになります。
しかし生物学はそのような高校と大学で大きな違いはありません。
ただ、
・階層の間の行き来が激しくなる
(分子、細胞、組織、臓器といったすケースの違い)
・メカニズムをしっかりと追求する
という特徴はあります。
これは大学以降の生物学はその先の研究を意識したことによる結果だと思います。研究は学問的に既に確立された知識をフル活用して世界でいまだに誰も発見していない未知の世界を解明していくことです。
したがってメカニズムからしっかり分かってそれを応用できるような学びに変わっていきます。大学レベルの内容を理解すれば最先端の研究の内容もしっかり理解できるようになって世界が一気に広がるのでぜひ挑戦してみてください!!
ここまでやってみた人には少し簡単かもしれませんがこちらの参考書がおすすめです。
これは東大の一般教養向けに書かれた本で主に生物系(理学部、農学部、医学部…etc)に進学予定の理科Ⅱ類、理科Ⅲ類の学生を想定して書かれた本だそうです。
(さすがに理三はこの教科書は…簡単すぎると思いますが)
とは言え、東大の大学院の入学試験対策では東大生もこの参考書を使って勉強するようなので決して無駄ではないかと思います。
レベル的には大学1年生といったところでしょうか?
比較的簡潔に書かれているのが特徴です。
この参考書とは対照的に超絶丁寧に書かれている本がこちらの
『キャンベル生物学』になります。こちらの本は
世界のトップ高校生が競うサイエンスの世界大会、
国際生物学オリンピックの指定参考書にもなっている本で
大学教養レベルの内容ですが百科事典のように恐ろしく分厚い本です。
ただ、生態学や進化生物学など最近の大学の教科書では扱わない分野もしっかりカバーしているので、生物学全分野扱っているという点でこの本はいいかもしれません。辞書本として置いておきましょう。
筑波大学 生物学類パンフレット
https://cbs.biol.tsukuba.ac.jp/about/pdf/about_2023.pdf
分子生物学
さあ、ついに来ました分子生物学です。
分子生物学とは分子レベルで生命現象を理解しようという生物学の一分野で、1970年代くらいから出てきた比較的新しい生物学です。現在の生物学の研究は多少たりとも必ずと言っていいほど分子生物学の知識が入ってきます。分子生物学とは現代生物学の生命線と言っても過言ではないでしょう。
日本の全国の生物学関係の大学の授業で使われている教科書が
『Essential細胞生物学』です。
この本は有名なところだと京都大学や早稲田大学、医学部など多くの大学で使われている専門書で生物学を学ぶ学生のバイブルとなっています。
しかし、専門書なので一般の人には読みにくいのが難点です。
しかしこの本を理解できればほとんどの大学院の入学試験には十分合格できるといわれているほどの本で専門家への第一歩となる本です。
生物学をしっかり学ぶことを目指す人は必読書なのでぜひ購入して腰を据えて読んでください。
内容は主に細胞、タンパク質や遺伝子の仕組みなどを中心にその他には
細胞に関係する重要な知識が書かれているほんとなります。
ただ、この本は分厚い割に書いてあることはそれほど深くないです。
具体例などが豊富ですがやはり専門書で非常に読みにくいです。
そこで参考書のように読みやすく書かれたのがこちら!
さすがに予備校講師の書いた参考書ほどではありませんが、専門書と比べるとかなり読みやすいのが特徴です。
大学院などで研究をして深い分子生物学の知識が必要な方はこちら
全てを通読しなくても辞書として必要に応じて調べる際に便利かもしれません。生命科学の専門家の間ではバイブルになっている有名な本です。
いろいろ覗いて好きな分野を見つけよう!
脳科学
免疫学
論文に挑戦:世界最先端の研究の世界へ!!
ここまで紹介してきた教科書は実は過去の遺物です。
プロの研究者たちは先人が発見したこれらの発見を勉強したうえでフル活用してまだ人類が誰も到達したことのない未開の地を開拓しているのです。
新たな発見は論文という形で世界中に報告されていて、それを読めばニュースにすらなる前に研究の最新情報を手に入れることはできちゃうんです!
(でも学問レベルでしっかり勉強しないとさすがに読めませんが…)
学術論文は一般の方にはハードルが高いので僕が読み方を詳しく解説しましたのでぜひ興味ある方はご覧ください。
生物系の研究は大きく分けて2種類あります。
一つは基礎研究でイメージとしては実験室で研究者が発見した内容です。
主に試験管や細胞、マウスなどで得た知見です。しかし、これらと比べてはるかに複雑な体を持つ人間に当てはまるとは限りません。
もう一方は臨床研究です。こちらは基礎研究で得た知識が実際に人間にも
使えるかをたくさんの人達に試して安全性をチェックします。
基礎研究
生命科学の論文
特に健康食品や美容系のビジネスなどで流行っている最新の科学的根拠に基づいた研究結果は大抵この基礎研究の結果で本当に人間にとって効果があるかは臨床研究をしなければ分かりません。
ただ、売られている薬など元をたどればこの基礎研究の結果になります。
つまり基礎研究は今後の医療に応用される可能性があるかもしれないものなのです。(それ以上でもそれ以下でもありません)
こちらの本は基礎研究の論文で頻出の図の解釈方法を簡潔にまとめてある本です。
臨床研究
こちらは研修医向けに書かれた本です。研修医とは医学部を卒業して医師国家試験に合格してから2年間、実際に病院で現場で修行期間中の医者です。
医学部の授業では論文をしっかり読む込むことはないといいます。
そのため多くの医者は医者になってから勤務している病院や先輩などにアドバイスを受けながら学ますが体系的に読み方を勉強する経験は内容です。
しっかり読めるようになるのは大学院に進学して疫学や公衆衛生学を学び論文を書いていく中で読めるようになっていくそうです。
生命科学の応用で一番多いのが医学なので医学論文を読めるようになると基礎研究がどのように役立つのかが分かります。
医学に関してはわからないのですが
解剖学、生理学、病理学、薬理学、生化学、免疫学、微生物学、組織学
最後に…お願い
<<サポート(寄付)のお願い>>
「なんで勉強するの?」
誰しもが一度は口にしたことあるこの疑問に子供に聞かれたらあなたはどのように答えますか?
「いい学校行って、いい大学行って、いい仕事に就くため」とか
「嫌なことでも我慢する経験するため」とか
大人は言います。
しかし、学ぶ理由ってそんなものでしょうか?
僕は違うと思います。なぜ学ぶかって言ったら答えは単純で楽しいからです。知りたい、気になるという純粋な好奇心を満たすために学ぶ意義はあると思っています。
思い出してみてください。
私たちも小さいころは親を困らすくらい
「なんで?」「どうして?」を連発していた時期を。
でもいつからでしょうか、私たちの心からあふれんばかりの知識欲が失われていったのは….。
僕は学校に通って学校に通い始めた時期からだと思っています。
僕は学校教育を受けていく中で日本は受験を意識しすぎるがあまり本来の学びを楽しむ姿勢が軽視されていると感じてきました。学ぶ楽しさを体験するべき場でむしろ学びが嫌いになるという逆説的な状況に疑問を抱いてきました。
受験から解放されて今度こそ知的好奇心に従って自由に学べると思った大学でも山のようなテスト、レポートばかりで自由な学びとは程遠い物でした。
なぜ学びの面白さを伝えてくれる機会が全くないのだろう、と思いつつ失望していた中田敦彦さんのYouTube大学を見ました。「学びって楽しい!」というコンセプトのもと彼が本で学んだ情熱とともに分かりやすく内容を解説するというスタイルでした。
「これだ!!」
現在の教育機関で大きく書けている学びの原動力である好奇心の刺激を実現できるインターネットに未来を感じてきました。
勉強ってつまらない、つらい苦行という思い込みを取り払い、受験を基盤とする教育が生んだ社会問題の解決に取り組みたいと考えています。
「学問をエンタメに!」、そんな思いをもってこれから取り組んでいきたいと考えています。
僕の考えに賛同して頂いた方がいらっしゃいましたら、どうぞご支援の方をよろしくお願いします。
また経済的な援助が難しいという方でしたら、どうぞコメントやいいね
などで応援のお気持ちをいただけると幸いです。
他にも、記事書いて欲しい!とかありましたら遠慮なくコメントでお知らせください。記事作りの参考にさせていただきます。
では、また次の記事でお会いしましょう~
サイエンスコミュニケーターのカケルでした