干ししいたけ、どばっ!《頭の悪いレシピを140字で 1》
いつもならいちごやトマトの入っているようなダンボールの箱に、茶色いしいたけがわんさかと入って500円。もちろん原木。もちろんハネ。どうせ傷ませて全部食べられないのがおちなので、ここ数年は干し椎茸にするのが楽しみ。食べやすい大きさに切って、盆笊にみっちり並べて、あとは外に出すだけ。
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えー、
《頭の悪いレシピ》というシリーズ「も」始めます。
たぶん、料理のことなら、あなが空くことなく毎日かけそうなので、コンテンツのひとつとしてやっていきたいと思います。
それにしても、「も」ってなんですかね。「も」って。
どこがどう頭が悪いかは、おいおい語るとして。
とにかく五百蔵は、noteでお利口さんのふりをするのに疲れました……
そして、noteが、おしゃれで、意識高い系で、前向きな感じな場であることにも疲れました……おいおい。
だから、アホの子になります……おいおい!
そのアホの子事業のめーんとなるのが多分、この、《頭の悪いレシピ》です。文章を読んでいたら、どっかから
どばっ!
とか、
ばさっ!
とか、
がすっ!
とか、非常におおざっぱなオノマトペが聞こえてくるはずです。
だけど、おおざっぱな目分量で料理が作れるって、ほんとうは、究極に料理が上手い、ということなので、《頭の悪いレシピ》というのは一周回って、すごく意識高い系のレシピなのです。
そうのはずです。
そして、五百蔵「が」料理が上手いとは、ひとことも言ってはおりませぬ。
料理は大の苦手です!
・◇・◇・◇・
この干ししいたけの大量生産も、まさに、どばっ!の世界でして。
はさみでじゃんじゃん切って大きい盆笊にいっぱい作っておけば、しばらくは原木干ししいたけに困りません。
意外なことに、梅雨でしとしと雨が降っていても、室内で着実に乾いていきます。
初挑戦のときには、たいそうビックリしましたね。こんな季節でも作れるやんけ!と。
とはいえ、途中で変色するのもあるので、そんなのは見つけしだい、晩ごはんのおかずにこっそり混ぜて調理です。
さらに頭の悪いことに、しいたけが干からびてきて、細くなって、笊に隙間ができてきたら、次のしいたけを買ってきて、隙なくみっちり並べて干してしまうんですねー。はははははは。
そして、干し終わったものはもとより、干している最中のものも、切る手間が省けた手間なし食材としてばんばん汁物に使うので、これがまた、消費が激しいのです。
とにかく、形が変で捨てられるしいたけを、ひと手間かけて干して、原木しいたけが途切れる時期にも原木の味わいが楽しめるなんて、最高です。
・◇・◇・◇・
さてさて、これ、やってるコトの見た目は意識高い系に見えるけど、意識高い系の人なんてぜーんぜん五百蔵の視野には入ってなくて、意識高い系の人よりも、ほんとうは五百蔵のように病気に悩んで家から出られない人、体力的にしんどくて家事が十分できないって悩んでいる人にやってほしい。
いびつなしいたけを大事にすることは、自分を大事にすることと同じです。
そして、仕事に出られないからこそ、いびつなしいたけを干ししいたけにして、大事にしてやれるのです。
そんなあなたは、素晴らしい人です。
・◇・◇・◇・
な〜んてね( ̄▽ ̄;)。
お利口さんのふりをしてますが、しいたけの残ったじくを、めんどくさいんで、ぜ〜んぶお汁に入れたら、子どもに「今日のはイカン……」と、しかられましたぜ。
ほら、頭が悪い……。
何事もほどよしで、ですね。
いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。