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まごころをきみに。


これからお話する内容は昔昔のこと。それはまだ近所のファミリーマートがサークルKと言われていた頃の物語。始まりは元カノと同棲していた、とある休みの日の夕暮れどき。

僕が夕飯を作って元カノの帰宅を待っていた。しかし、元カノが帰ってくるには少し時間がある。寒い日だったので先に風呂にでも入って待つことにした。

風呂から上がり体を拭いていると玄関のチャイムが鳴った。「おっ、良いタイミングで帰って来た。」咄嗟に元カノを驚かせてやろうと悪戯心に火がついた。

慌てて身体を拭いて、パンツも履かずにトレーナーだけ着て慌てて玄関先に向かい、体操座りの状態でトレーナーの中に膝を入れ、玄関が開くのを待った。

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そんな状態の僕を見て、キョトンとする元カノに『おかえり///』と声をかけてから、突然立ち上がるとトレーナーは着てるけど、下半身丸出し的な悪戯(いたずら)を決行する。そんな悪戯に驚く元カノに決めのセリフで畳み掛けてやる。



僕『大切な一人息子の珍子どもとお出迎えだよ♪』



元カノ『まぁ///獅子唐みたいな珍しい子どもね///まさに紅顔(こうがん)の美少年』


そう言うと元カノは可愛い珍子どもに手を伸ばし優しく名車フェラーリでカプリチョーザでパックンチョ///チュッパチャップスのペペロンチーノした。


僕は風呂に入ったばかりだから阿蘇国際マラソンの心配はない。我慢出来ず元カノの秩父山脈を眺めながらインカ帝国初代皇帝マンコ・カパックと面会した。レマン湖がオマーン国際空港でも関係ない。それもまた愛のスパイスだ。


カパックなマンホールに顔を這わせ、フジッコのお豆さんをなめこ汁しながら、栗沢(北海道)で甘栗むいちゃいました///


Σ(゚Д゚)妄想がキモいぃぃぃぃwwwwwwww

勝手な妄想をしたが完璧な計画。想像しただけで自然と頬がゆるんでしまう。

さぁ、驚け!愛しの人よ!

バッキンガムな珍子どもでお出迎えだ///

わくわくしながら体操座りでトレーナーに膝を入れた姿勢で待っていると玄関が開いた。



(*´∀`*)おか…ぇ…

(・Д・)……リ。

Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙えぇぇぇぇぇぇぇぇぇwwwwww


そこに立っていたのは元カノの娘と娘の彼氏だった。普段は呼んでも来ないのに、こんなときに何しに来たのだろか。体操座りでトレーナーに膝を入れた状態で見上げながら「今日はどないしてん。」と、何事もないように聞いた。

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「あんたこそ、どないしてん?」と娘に冷めた顔で返された。そのまま追い返すことも出来ず家に入れた。冷静に考えたら、一旦ドアを閉めてズボンを履けばよかったと思う。しかし、パニックっていた僕はトレーナーに膝を入れたままだった。


立ち上がり歩きたいがパンツを履いていない…。娘だけなら立ち上がってもいいが、娘の彼氏がいる。仕方ないから体操座りのまま尻を少し浮かせ、ちょこちょこ歩きながら部屋に向かった。


娘の彼氏に会うのは今日が初めてなのに、こんな滑稽で無様でスマンと心で詫びながら歩いていたら、バランス崩し顔面から勢いよく見事に転けた。転けた拍子にトレーナーから下半身がブッリーンと飛び出て、尻丸出しで魅惑のブラックホールまでご開帳した。


B級ハリウッド映画なら、ここで尻を両手で握り左右に広げ『こんにちは♪』と腹話術の真似をして、おどけるんだろうが僕にはそんな余裕はなかった。


頭の中は真っ白で悟りの境地ってこんな感じかな…と思っていたら娘に躊躇なく後頭部を蹴られ、彼氏さんはΣ(;゚Д゚)みたいな表情で放心状態。しばらくすると元カノが帰宅し、事の成り行きを娘から全て聞くことになり、こっぴどく怒られた男バルスでした。


来世は可愛い悪戯を思いつきますように。
(。-人-。)

音声配信スタエフでジャンクという名前でひっそりこっそりやってます。よかったら寄ってくださいな。
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