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これぞ王道の和風ガチホラー!『シャドーコリドー影の回廊』で能面の化け物に襲われて絶叫しまくった話

こんにちは、水無瀬あずさです。

6月も半ばに差し掛かり、先週はかなり余裕ぶっこいていたのに今週とてもとても忙しく過ぎました。よもやnoteを書く時間さえないとは・・・いやゲームの時間は辛うじて確保しましたけどね(おい)。もっとバランスよく来て欲しいですね仕事。まあフリーランスあるあるでしょうか。

ところで最近、ちょっとチャレンジというか新しい取り組みをしています。それが、ライティングにAI(ChatGPT)を活用するということ。ここ何ヶ月か、お仕事でChatGPTやLLM(大規模言語モデル)に関する技術系の講演やカンファレンスを聞く機会がありました。今日公開された記事を見て!Codezineだよすごくね!!?

こういうカンファレンスを聞いたり自分で調べたりしているうちに、今までは「AIなんてまあ使いたい人だけ使えばいいんじゃね?」というスタンスだったのですが、認識が変わりました。使いどころは限定されるにしても、今の時代AIをちゃんと使えないとヤバいかもしれんと。

ということで、試しにライティングではどんな使い方ができるかなと試している次第です。まだまだ活用しきれていないものの、これは使いようによってはかなり仕事の効率化に繋がりそう。うまくまとめて言語化できたら、有料記事化しようかなと思っています。いつになることやら・・・。

という話はさておき!今日はゲーム記事です。長男くん(中3)にかなり前にクリアしてもらった和風ホラーゲーム『シャドーコリドー影の回廊』についてのプレイ雑感をまとめたいと思います。ホラゲーは怖いが面白いし奥が深い。相変わらず私は怖いので見る専門なのですが、こういうインディー発の面白ゲームをもっともっと世に広めるべく頑張って行きたい所存です。ちなみにシャドーコリドーは最近Steamで2がリリースされました。やってほしいが長男くん受験生だし3月までお預けかな・・・。

長男くんの修学旅行話もはさみつつ、今回はユルめのnote。最後までよろしくお付き合いくださいませ。


長男くんの修学旅行

6/16(日)~18(火)、中3の長男くんは修学旅行に出かけました。この世代、コロナ禍のあおりを受けて小学校時に修学旅行へ行けなかった世代でして、3年の時を経てようやくちゃんとした修学旅行に行けるんだなあと思うと非常に感慨深いものがあります。あんなに大変だった時間が、もうすっかり昔のことのよう。

さてそんな長男くんの修学旅行、大変楽しんで帰ってきたようですが、noteのつぶやきでもお伝えしたとおり、最終日はまさかの大雨でした。日中新幹線が止まるなどしており、「帰ってこれるの?」「運悪すぎじゃねww」と夫と大爆笑しました(失礼)。

実は長男くんは過去に、名古屋の実家に帰省して横浜へ戻ってくる際、新幹線の停電が発生して運休続出で、敢え無く在来線で静岡まで戻ってくるという荒業旅行を経験したことがあります。もう今となってはほぼ覚えていなかったのだけど、noteに残しておいて良かった。

こんな大変な経験をした我が子、しかも修学旅行で友達も引率の先生もいる状態なので、新幹線が止まった、遅れたなどと聞いても私も夫も正直全然全くカケラほども心配はしませんでした。やっぱりいろいろな経験ってしておくべきもんだなあと思いましたね。

ちなみに今回の修学旅行では奈良で奈良公園に行き、シカを見たそうです。シカといえば、我が家ではイコールでこちらのゲームが想起されるわけで。

修学旅行に行く前から「首の伸びるシカはいるかな」「二足歩行で追いかけられるんじゃね?」「戦って勝ってこい!」などという会話が繰り広げられておりました。帰ってきてから本人に「戦った?」と聞いたら、「うん、余裕で勝った!」などと申しており、うちの子頭オカシイなと思いました。

それから今回の修学旅行、新横浜から京都までは新幹線での移動でした。新幹線と言えば、我が家ではこれ。

長男くんは帰ってくるなり「新幹線で異変は見つけられなかった」と申告しておりました。やっぱり我が子、頭がおかしい。

ちなみにこちらの『新幹線0号』のnote、何やらビュー数が異様に伸びておりまして、SEOで上位表示されているっぽい?全然狙って書いたわけではなかったけど、こういうのがもっと増えるといいのになあと思いました。

そして長男くん、京都では能体験をしてから能の鑑賞をしたそうです。クラス代表で能面も着けさせてもらったんだって。能面は小さな穴が空いていて、魚眼みたいな感じに見えたとのこと。なかなかない体験ができて何よりです。っていうか私、能って見たことがないんですよね。羨ましい!いつか私も行くんだ!

ということで、能面と言えば我が家では、今回ご紹介する『シャドーコリドー影の回廊』なのです。能面着けたやつがシャリーン♪って言いながら追いかけてくるのがガチ怖いんです!怖いんですぅぅ!!

ゲームオーバー画面

「なんか修学旅行、お母さんに言われてクリアしたゲームに関係することがいっぱいあったわ」と長男くん。確かに京都駅なら広いから8番出口も8番のりばもあっただろうしな。

そういえば京都では「任天堂本社を見た」と言っていました。

そんなふうに言われると、せっかくクリアしてくれた『シャドーコリドー影の回廊』もさっさとnote記事にしてアップしなければいけない!と思いましてね。この度、慌てて書いている次第でございます。ということで、前置きが長くなりましたが肝心の本編へどうぞ。

『シャドーコリドー影の回廊』とは

『シャドーコリドー影の回廊』は、2019年に城間一樹氏によって製作された和風3Dホラーゲームです。最初の発売はSteamだったようですが、現在はNintendo Switch、PS4版でもプレイできます。私は、というか長男くんはSwitch版でプレイしました。

公式によるあらすじはこちら。

ある夏の夕暮れ時、主人公は路地の入口でふと足を止めた。幼いころの夏の日を思い出し、心の奥にしまっていた冒険心をくすぐられた主人公はさびれた路地へと足を踏み入れ、いつの間にか見知らぬ世界に迷い込む。薄暗い回廊に響く鈴の音、不気味な能面を着けた徘徊者。そして、徘徊者を使役する謎の少女…この世界に隠された儚くも悲しい秘密など知る由もなく主人公は出口を求め、歩みを進める…

■ランダム生成ダンジョン!
古びた和風の回廊は、プレイするたびに形を変える。決まった攻略ルートなど存在しない。臨機応変に状況を判断し、活路を開け!
■迫りくる能面!
不気味な能面の徘徊者は、視覚や聴覚を駆使してプレイヤーを追い詰める。複数タイプの徘徊者の特徴をつかみ、いかに対処できるかが攻略のカギとなる!
■多彩なアイテム!
大部屋や小部屋、タンスの中や棚の上、回廊には様々な役立つアイテムが散らばっている。状況を見極め、数々のアイテムを駆使し、生き延びるのだ!

引用:シャドーコリドー影の回廊|有限会社レジスタ

ものすごく一言で強引に説明するなら、能面から逃げる脱出ゲームです。時間制限はなく、アイテムを集めてゴールを目指せばステージクリア。ダンジョンは自動生成されるので(固定マップのところもある)、マップを覚えたらクリアできるというわけではなく。ひたすらプレイすることで慣れ、クリア時間を短縮するというのがやり込み要素のようです。方向音痴の私には100%ムリゲーなわけですが?

『シャドーコリドー影の回廊』には実はちゃんとストーリーがありまして、なかなか深そうなのですが考察サイトなどが見付けられず、結局よく分からないことが多かったです。一応把握できたことだけ書いてみると。

  • 主人公は黄昏時に誘われるように路地へ入り、謎の回廊へ導かれる

  • その土地はかつて「蛭南村(ひるなむら)」と呼ばれた場所(?)だった

  • 蛭南村からは120年前の人骨27体が掘り出されており、不自然にねじ曲がったり鋭利な何かで切断されたりしていた

  • 蛭南村では過去に、不思議な力を持つ少女が不気味だという理由から忌み嫌われ、目を潰された(?)。その母は死に追いやられた(?)

  • 回廊は、目を潰された少女が母親を生き返らせるために作り出した

  • おそらく蛭南村で発見された不自然にねじ曲がったりしている人骨は、少女の恨みによって生み出された徘徊者たちによるものではないかと推測

  • 少女は母親を蘇らせるために力を集めている(?)

目を潰された少女

追いかけてくる敵はみんな能面を付けているのですが、それも少女の呪いの力らしく、能面を付けられると化け物化してしまうとかなんとか。このへんの歴史の部分、主人公が途中で拾うメモ書きのようなもので徐々に明らかになっていくものなのですが、能面から逃げているところだから、ゆっくり読む余裕ないんだってば!って感じで、正直ほとんど理解できないまま終わってしまいました。せっかく深いストーリーなのにもったいないな。

裏ステージをクリアしてやり込むと、真のエンディングが見れるということなので、悲しい母子たちに平穏が訪れる結末であったと願いたいです。表エンディングだけで力尽きた私と長男くんですがね。

『シャドーコリドー影の回廊』プレイ雑感

ということで、やり込んではいないのですが『シャドーコリドー影の回廊』をプレイした(のを隣で見ていた)感想などを書いてみたいと思います。

「徘徊者」クッソ怖い

シャドコリと言ったらもはやこれしかないでしょうって感じで、とにかく「徘徊者」と呼ばれる能面が怖い!普通に怖いです。和風のBGMで、徘徊者が近づいてくるとドンドコドンドコとこみ上げるような怖い音が鳴り響くのが恐怖をさらに加速させます。

実はこの「徘徊者」にはいろいろと種類があるので、いくつかご紹介しましょう。こうやって写真で見ると、あんまり怖いって感じないんだけどなあ。

■神楽鈴の徘徊者
有名なのは、この能面ですね。非常にスタンダードなやつです。音を立てると気づかれるので、立ち止まって見えないところに隠れていると通り過ぎてくれます。

足は割と遅い「神楽鈴の徘徊者」
暗闇からヌッと出てくるので叫んじゃう

回廊のあちこちにつづらのような籠(?)があって、主人公は中に入れます。ここに入っていると、基本的に徘徊者は気づかない仕様らしい。ただしつづらのなかでライターなどを付けていると気づかれるようです。

■走り廻る徘徊者
これも序盤に登場する徘徊者、私は「カオナシ」と呼んでいました。なんかでっかくて黒いやつです。

カオナシに似ている「走り廻る徘徊者」

見つかったら逃げられないくらい足が速いやつです。襖とかも蹴破ってくるようなので、見つからないように隠れながら進む必要があります。

■鳴き声の主
これもずっと出てくる徘徊者、女性でうずくまって泣いています。近づくと気付かれて追いかけられますが、足が遅いので逃げ切れると長男くん。クスンクスンと鳴き声が聞こえるのですが、私にはどう見ても「コンコン」と聞こえて、狐でもいるのかな?っていつも思います。

手を前にかざしながら近づいてくるのが不気味な「鳴き声の主」

■忍び寄る徘徊者
クモみたいなキモイ徘徊者。音もたてずに近づいてくるらしく、長男くんが「なんか死んだ!」と言っていました。「なんか死ぬ」ってなんか嫌だ

遠目にもキモイことがよく分かる「忍び寄る徘徊者」

■警鐘の徘徊者
水から突然出現する徘徊者。周りにいるその他の徘徊者を呼び寄せるので非常にやっかい。見つかると液体(?)になってものすごいスピードで近づいてくるので、出てきたのを確認したら「あ、もう無理だ」と諦めていた長男くんでした。我が家では通称「沼ババア」と呼ばれています。

緑に光って何か持っている「警鐘の徘徊者」

■なんか虫
名前が分からないけどハエみたいな虫がときどき襲ってきます。触れると地味にダメージ。他にクモもいます。

急に来るから気持ち悪いんだコレが

■でっかいお面
敵というかデバフ要素なのですが、突然ふわっと緑のお面が現れて、触れると方向感覚がバグります。コンパスを持っていたら3分間ぐらい使えなくなるっていう、実に地味な敵です。

当たるとスウッと消えるので「なに!?」ってなる

■憎悪を振りまく影
ものすごいけたたましい叫び声を出しながら近づいてくる敵。これは徘徊者ではないのかもしれないけど、ある意味一番厄介でした。ステージに居る間中、本当に気が狂ったかのような叫び声をずっと発していて、全く知らない夫が「どうしたの!?」ってわざわざ聞きにくるぐらいすごいんです。あれを緊急地震速報の音にしても良い、たぶん。

幽霊みたいな感じでスーッと近づいてくる「憎悪を振りまく影」

■じいちゃん
名前が分からないんだけど、実は主人公のじいちゃんだった徘徊者。かつてこの回廊に紛れ込み、目の見えない少女(ヒバナ)によって化け物に変えられてしまったという設定でした。途中までは見えないところから主人公を守ってくれていたのですが(途中で使用するライターはじいちゃんが主人公にあげたものらしい)、ヒバナによってかくもおぞましい姿になってしまい、主人公に倒されてしまったのでした。

じいちゃんだったもの
変わり果てたじいちゃん

じいちゃん、どう見てもモルボルなんだよな。

モルボル
出典:ピクシブ百科事典

主人公たぶん中二病説

主人公に関しての描写がないのでいまいちよく分からないものの、おそらく20代ぐらいの青年ではないかと推測されます。ふと昔を懐かしんで黄昏時の路地裏に迷い込むあたり、中二病のイタいヤツなんじゃないかと長男くんと推測していましたが、じいちゃんが出てきてあーだこーだのくだりを見る限り、本人が気づかないうちに中へいざなわれたということなんでしょうかね。

それにしてもこの主人公、運動不足なのか何なのか、体力ゲージの減りが早すぎるんですよね。ダッシュしてゲージがなくなるとしばらく走れなくなるのですが、そのときに徘徊者に追われたら完全にアウト。もう少し根性見せろや若者!と思う次第です。ジムにいけジムに!

下の黄緑のバーが体力ゲージ

まあ長男くんは今回「初心者モード」でプレイしたため、体力ゲージは減ってもすぐ回復する仕様だったのですが、通常モードだときっと大変これ。

やりこみ要素が強い

本作はランダムマップなのですが、コツさえつかめばかなり時間短縮できるようで、慣れてくるとRTAで早くクリアできるようになるんだとか。いや申し訳ない、そこまでやり込む余力はなかったんですが、ステージを早くクリアするとさまざまな実績が解除されるようでして、好きな人はトコトンまでやり込みたい!って感じになるようです。

特に実績を解除することで、徘徊者たちが楽しい感じになっちゃうパーティモードというおかしなモードになるようで、それはちょっとだけ見たいと思いましたまる。

あとは各ステージにこけしが置いてあって、全部で100体あるとか。集めたからってストーリーにはあまり関係ないみたいです。

こけし。
いいことあるかもよってさ

説明が長え

主人公は途中あちこちでメモらしきものを見つけるのですが、なんというか字が多くて読む気がしないんですよね。せめてもう少し字を大きくしてページングしてくれんかね・・・って感じでした。

テレビに顔を近づけないと読めないよこんなの
敵に襲われている途中にゆっくり読んでいられないよ

徘徊者でGO!

Steam版では裏要素として、タイトル画面でコマンド入力するとミニゲーム「徘徊者でGO!」を遊べるようになります。えらいポップな。。

徘徊者でGOタイトル画面

本編とは異なり、徘徊者になりきって人間から勾玉を守るというゲーム。今までは襲われる側だったのが、打って変わって襲う側になるというのがなんともユニークですが、どういう気持ちで見ればいいのコレ・・・って気分になります。

生存者に触れると爆発する(?)

GO HOMEとのコラボステージもあり

過去に、運動会のBGMをまき散らしながら女の幽霊が追いかけてくるという、どう頑張って考えても頭のおかしい『GO HOME』というゲームをやったことがあるのですが

このゲームには、『シャドーコリドー影の回廊』とのコラボステージがありました。思えば私が本作を初めて知ったのは『GO HOME』だったな。

ということで、『シャドーコリドー影の回廊』にも『GO HOME』のコラボステージが用意されています。序盤に出てくるヒグラシの回廊をもじった、ヒグラシの回廊?がそのステージ。

「?」を付けると妙な違和感がある

進めていくと、非常に予想通りですが、例のレディが出てきます。そう、クラウディアさんが運動会さながらに襲ってくるのです。

きたきたきたー!

長男くん曰く、「音が聞こえたころにはもう逃げられなくて詰んでる」とのことで、相変わらずの俊足をシャドコリでも発揮しているようです。もうええねん!

結び

『シャドーコリドー影の回廊』は、脱出マップとかが得意な人であればおそらく割と簡単にクリアできるであろうホラーゲームです。方向音痴かつガチホラーが怖い私には絶対ムリですが、そういうのが好きな人ならおそらくとてもとても楽しめる作品ではないかと思います。ダウンロード版で2000円もしないリーズナブルなゲームなので、「面白そう」と思った方はぜひプレイしてみてくださいね!

今回で一応、note的積みゲーは無くなりました。良かったあ。でもって現在私は女神転生をプレイ中なのですが、まだ全然序盤で(東京タワーまでたどり着いていない、レベル上げとクエストが楽しすぎて)クリアは遠い先になりそうです。確かベースとなるメガテン5のnote記事を書いたのは、私がライターを始めたか始めていないかぐらいの時期だったので

今だったら、もう少しいい記事が書けるのかなあなどと思ったり思わなかったり。ここ2年の私の成長が試されるときですね。

ということでおあとがよろしいようで。今週もよく頑張りました、皆さま良い週末をお過ごしください。

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