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Ayum Tanak
2024年5月2日 17:40
灰色の石の道紅い花瓣ひとつ永遠の過去から来たのかも
2023年11月11日 14:48
舞う枯葉時に鳥へと変わりゆき変われしものは曇天に消える
2023年6月17日 04:46
暗黙の了解ねことわたくしとわたし呼ぶふりねこ逃げるふり
2023年6月17日 02:17
地球へもおはよう言いたくなりました朝ひさびさに晴れていたから
2023年5月19日 17:49
青空をささえられなくなっただけ悲しい雨はもう降らない
2023年4月5日 19:04
満開の桜の匂い透明な脳奥にある何かに届く※脳奥(のうおう)
2023年3月30日 08:51
数十のネジの中からお行儀のよさげなものを選るも楽しく選る(よる)
2022年7月23日 10:31
楠の葉がうねり騒げばまつろはぬ者側の血が流れをるかと蒼穹がジャッジメントの場であれば変わらぬ日々を過ごしていようあえぬがにあらあら揺るるおおでまり集まる風を抑えきれない
2021年9月17日 19:35
見上げれば背徳の感まぎらはす秋空高く高くなりゆく
2021年9月13日 19:59
雌黄色雄黄色に蝶ひらめく蜜満ちる森に深く潜れば
2021年8月25日 01:06
乾く砂スパイクの跡踏む炎天かさり微かを聴く百日紅
2021年8月20日 19:48
蝉の声空高く高く届く限りあるもの空を限らず
2021年8月16日 21:26
臈長けた無花果甘く満たしゆく左の胸の心の奥を
2021年8月7日 12:00
羽根をもつ虫の飛影の白さにも光りの夏が逝きつつあるを