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わたしのこと

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わたしが思ったこと、感じたこと、伝えたいこと、です。
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#姉妹ママ

「奥さん」より「女将さん」になりたい

「奥さん」より「女将さん」になりたい

次女が先日、保育園に入園した。
それに伴い、わたしも本格的に仕事復帰と相なった。
わたしはど田舎の土建屋の長男の嫁で、結婚してすぐ一度は会社に入ったものの、長女を妊娠してからは第一線を離れ、どうしてもわたししかできない法務や経理など、ごく限られた業務だけをこなしてきた。
この春から、実に6年ぶりに、制服に袖を通すことになる。

この6年で、会社はおおきく変わった。
まず、代替わりして主人が社長にな

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お金のはなし

お金のはなし

結婚して8年、今さらながらに家計の見直しを考えています。

褒められた話ではないのですが、今まであんまり「貯めなくちゃ!」と思ったことがありません。
主人は祖父が起業して、親族経営してきた会社の3代目、わたしも実家が自営業で育ち、正直お金がなくて困った経験がありません。
(もちろん、湯水の如く贅沢してきたわけではなくて、生活に必要なものが買えないとか、金銭的な理由で進学先が限定されることはなかった

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憧れのミートボール

憧れのミートボール

子どもというのは、大抵ミートボールがすきだ。

うちのムスメも、「お弁当のおかず何がいい?」と聞くと、2回に1回は「ミートボール!!」と返ってくる。
ポイントは、ここで言うミートボールとは、『イシイのミートボール』だということだ。

わたしは、このイシイのミートボールに並々ならぬ思い入れがある。
初めてその存在を知ったのは、幼稚園のときだ。
わたしが通っていた幼稚園は、毎日お弁当持参だった。
お昼

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なぜ河村市長は金メダルを噛んだのか

なぜ河村市長は金メダルを噛んだのか

日頃、政治色のある発言はしないことにしている。しかしこの件に関しては、一個人の見解として思うところがあり、書いてみることにした。

まずもって、今回の河村市長の行動は批判されてる然るべきものだ。市役所に苦情殺到、天下のTOYOTAも怒るに決まっている。こんな、明らかに間違った行動を、彼はなぜとったのか。わたしは、ふたつポイントがあると思う。

ひとつめは、金メダルが誰のものかということだ。多くの人

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専業主婦を夢見ることは罪なのか

専業主婦を夢見ることは罪なのか

現在育休中の私、大声では言えないが、心の中で思っていることがある。

『できれば、復職しないでこのまま専業主婦になりたい』

私にとって外で働くことは、戦いに出ることだ。そして、その戦いに、正直もう疲れてしまった。家という小さなお城の中で、家族のためだけに家事をしながら穏やかな日々を送りたいと思っている。

では、なぜ私はそれを主張できないのか。

男女平等が叫ばれて、男女雇用機会均等法が整備され

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お金をかけるべきもの

お金をかけるべきもの

ある日、メガネケースが壊れた。
今使っているメガネを作ったときに、メガネ屋のおじさんがおまけでくれたものなので、それなりの年数が経っている。
寿命だ。

嫁ぎ先の土地でまだ懇意のメガネ屋は見つかってないし、メガネそのものが壊れたのならメガネ屋に行くのだが、ケースだけ買いにわざわざ行くこともないと思った。
しかし、ケースがないとメガネの持ち歩きに困る。
そこで、100均で適当なものをあつらえた。

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膝痛と育児の共通点

膝痛と育児の共通点

先日、運動しようと思い立ってなわとびをしたら、膝を痛めてしまった。
まだひとりでは歩けない次女を抱っこして、2階の自宅アパートの階段を昇降するのがつらい。まっすぐに曲げると痛くて膝から転びそうになるので、ナナメに降りている。

そんな母の都合を我関せずの次女、容赦なく暴れるので、本気で落としそうでこわい。病院に行こうにも次女を連れては行けないので、少しでも傷みを緩和させられないかと、ネットで検索し

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中1の赤ちゃん返り

中1の赤ちゃん返り

わたしはひとりっこなので、赤ちゃん返りという言葉とは無縁だ。と、思っていた。

しかし最近になって、「もしやあれは一種の赤ちゃん返りだったのかも?」と気づいたことがあるので、懺悔として書いておく。

中学一年生のとき、父のお付き合いの関係で、ブラジル人留学生の女の子を預かることになった。彼女は高校二年生だった。3ヶ月ずつ4ファミリーが順番に預かることになっていて、我が家は責任重大な第一ファミリーだ

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体重管理と体型管理

体重管理と体型管理

毎日、お風呂前に体重計に乗る。

ああ、200グラム増えてる
やった、400グラム減った
でも産後から増え続けてる
いや、でもでもそれはつわりで産前より減ったのが戻りつつあるだけ?(だから大丈夫?)
授乳量も減らしてるから仕方ない?
筋トレの成果かも?

ひとりごとでいいわけのオンパレードである。

毎晩数字を見ては一喜一憂、精神衛生上よくないので乗るのをやめようとも思うが、乗らないうちにとんでも

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お礼は3回、お詫びは2回

お礼は3回、お詫びは2回

近頃よく思うことがある。
きちんとお礼を言えない大人が多すぎないだろうか。

うちの5歳の長女さえ、何かしてもらったら「ありがとう」と言える。それなのに、いい歳をした大人がなぜありがとうを言えないのか。きっとその人も、小さい頃は言えたのだろう。だんだん大きくなって、やってもらうことが当たり前になって、声に出して感謝することがおざなりになり、いつの間にか忘れてしまったのではないだろうか。

わたしに

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わたしの大恋愛 完結編

わたしの大恋愛 完結編

わたしと一緒にいるときでも、元カノが「今すぐ来てくれないと死ぬ」と連絡してくれば、行ってしまう。だいすきなのに、彼も愛してると言ってくれるのに、それでも行ってしまう。

あと何回我慢したらとか、あと何ヶ月我慢したらとか、期限が見えていれば耐えられたかもしれない。でも、元カノの呼び出しには終わりが見えなかった。いつまで続くかわからない状態に、わたしはほどなくして彼とお別れする決意を固めた。

行って

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わたしの大恋愛 雲行きあやしいぞ編

わたしの大恋愛 雲行きあやしいぞ編

いま思い返すと恥ずかしいくらい、若気の至りというか、ふたりの世界にどっぷりだったわたし達。そこに、ある時侵入者が現れた。

元カノだ。
なんと、自分から振っておいて、彼に復縁を迫ってきたのだ。乗り換えた先の年下彼氏に振られたらしい。

わたしとしては、ふーーんと思って聞いていたが、ほんの少しの不安はあった。でも、彼はキッパリと元カノに「お前と戻る気はない。付き合ってる時、お前とは結婚まで考えてなか

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わたしの大恋愛 知らなかったのはわたしだけ編

付き合いはじめて判明した事実は、まだある。一切の脇目も振らずに恋愛街道爆走中だった片想い時代のわたしには、予想もつかなかった事実だ。

まずもって、憎っくき、そして彼を振ってくれた点に置いては感謝するべき元カノだが、なんとわたしが知っている人物だったのだ。おなじ塾でバイト講師をしている女だった。それを知ってから思い出してみれば、なるほどよく近くにいた。しかし、当時わたしは彼がフリーと思い込んでいた

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わたしの大恋愛 共通点編

わたしの大恋愛 共通点編

付き合い始めていろんな話をするうちに、運命を感じるような共通点がたくさん見つかった。

まず、小学校がおなじだった。6歳離れているので在学期間は重なっていないが、彼には弟と妹がいて、彼らとわたしは同じ時期に通学していたことになる。お互い知っている先生もいるし、いくらでも話ができた。
同じ学区というだけでなく、分団も隣で自宅同士がとても近くだった。実際、彼の自宅はわたしのとても仲が良かった友達の近所

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