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#みんなでポエム書いてみた

接点 #みんなでポエム書いてみた



海辺の朝
誰もいないカフェで聴いた
不思議な旋律

旅先の夜
コンビニの前に繋がれていた
痩せた老犬の目

風にざわめく 木々の梢
水面を照らす 光の欠片

いつもと何ら変わらない 
日常の中で

なぜか こだましている音
なぜか 焼き付いている光景

理由はわからないけれど 
今もそこにある
無意識の彫刻刀で彫り出された
記憶のモニュメント

それらを時々
ぼんやりと眺めながら
わたしは待っ

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縦書きポエム『薄藍』

縦書きポエム『薄藍』

に 空 泣 空 ぼ き 泣 こ  き 何 め 空 そ 雲     薄
ご を き が く み き ん  み だ ず の こ を
っ 睨 た 憎 は を た な  は か ら 色 に 突     藍
た ん い か 空 励 い の  空 き し な ひ き
空 だ の っ が ま の ち  を み く ん ろ 抜
が ら は た   そ は ょ  仰 の 前 か が け
    ぼ か   う ぼ 

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『きみには雨が似合うねなんて』 フォトポエム

『きみには雨が似合うねなんて』 フォトポエム



きみには雨が似合うねなんて 決めつけてほしくなかった
日陰にひっそり佇むその姿こそなんて 誉められてもうれしくなかった
ねえ 知っていますか
さわわと乾いた葉を揺らす 日陰の風の頼りなさを
ねえ あなたは知っていますか
初夏の雨も 夜は冷たいんだっていうこと
きみには雨が似合うからなんて、わたしは
あなたに決めつけてほしくはなかった

夜通し降りつづいた雨が上がり 光がかわりにその身体を、

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73コトめ。形 #みんなでポエム書いてみた

73コトめ。形 #みんなでポエム書いてみた



『形』

まる
しみでる優しさを見る
私の瞳に映るのは 君の満点笑顔

さんかく
人を傷つける鋭さを持つ
私の瞳に映るのは 君の傷つけまいという強い意志

しかく
大切なものを守るハコ
私の瞳に映るのは 君の大きなその背中

ほし
最上級のかっこつけ
私の瞳に映るのは 君のピースつきニヤリ顔

はーと
世界で一番幸せな形
私の瞳に映るのは 君の言葉にしない温かさ

両手を広げ
両瞳(りょうめ)

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[ 創作墨字 嬉しみ ] #みんなでポエム書いてみた

[ 創作墨字 嬉しみ ] #みんなでポエム書いてみた



晴れ舞台

貴女の姿を瞼に焼き付けようと

見つめるほどに

貴女のいろんな顔が姿がチラつき

嬉しいけれど複雑な気持ちが溢れ

とびっきりの笑顔にうれしい涙が止まらない





ずっと続きますように

その笑顔が

やがて穏やかな微笑みに

安らかな微笑みにかわるまで

黄色いバラ

幸せな花嫁の未来の像

家族となり友となり

平和な友情を育む

シングルマザーが、頑張って頑張って育

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この恋を許して #みんなでポエム書いてみた

この恋を許して #みんなでポエム書いてみた

憂鬱な雨の朝
気まぐれ色の花が咲く

オレンジ色の傘が
君を思い出させる

君の笑顔を守りたかった
君の側にいたかった

君に伝えたかった
たった一言

好きです

言えない想いを
胸に抱きしめた

雨の季節が続けばいい
気まぐれ色の花が
この想いを許してくれる

こちらの企画に参加しています。

2020.6.3

ぼくが何等星かは知らないけれど #みんなでポエム書いてみた

ぼくが何等星かは知らないけれど #みんなでポエム書いてみた



闇夜にちいさく震えていた

遠くに見える巨大な一等星と
自分との凄まじい距離にめまいを感じ

近くに見えるよく似た六等星と
自分の何が違うのかとやっかんだ

闇夜にちいさく震えていた

となりをみると
ちいさな光が震えていた

ぼくはちいさく手をふって
ぼくはやさしく光ってみた

ちいさな光は笑った
ぼくも笑った

ぼくらは光を交換しあった
ずっとずっと交換しあった

ぼくが何等星か知らないけ

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球形の天使たち #みんなでポエム書いてみた

球形の天使たち #みんなでポエム書いてみた

あたし,天使なんかじゃないから
だって,羽根生えてないでしょ
くるりと軽快に回ってみせて
君は快活に笑った

ステージの明かりが急に消えて
何度も夢ではないかと疑った
これで第1幕が終わってそのまま終演となるのか
絶望に沈む僕の前に君が現れた

歌うように点滴の針を刺す
これ,古武道の心得よ,と笑って
僕の体を難なく起こし
車椅子に乗せる

まるで小さな子どもをあやすように
花々の説明をしながら

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小さな後押し #みんなでポエム書いてみた



風の行方にすべてを託し
今日まで生きて 来ましたの

お天道様に見守られ
道々 虫と戯れて

出自に不平はありません
存在意義など問いません

わたし等 しがないタンポポは
自我などとうに 捨てました

風の行方にすべてを託し
綿毛が飛んだら さようなら……

立ち止まっていた わたしの足元から
そんな声が聞こえてきた

その生き様は
清々しいほど 単純で
憎らしいほど 堂々としていた
 

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#みんなでポエム書いてみた

目覚めたら

まだ薄暗くて

中途半端に世界に触れてしまった気がして

夢の中へも現実の中へも戻れない世界がそこにあって

すぐに柔らかな布の中へ戻るけど

そこにあるのは白と陰が混ざったグレーの世界

よくいえばグラデーション

わるくいえばフラストレーション

じぶんの時間などといえば

きこえはいいけど

そんな都合のいい時間でもない

無駄にしないように

時間を使うなんてできない

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わすれもの #みんなでポエム書いてみた



昨日 現実となった予定も
明日 無効となった予定も
整然と 混在している

あなたが置いていった 
その手帳の中に

不確実な未来
不本意な過去
現在だけを除いて
ただ同じ温度で

朝目覚めたら 昨日までの日常が
いとも簡単に 消え去っている
そんな世界

たった今 思い浮かんだイメージが
もう 過去に連れ去られてゆく
そんな世界

わたしたちが生きている世界には
現在なんて存在しないのかもし

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