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夫婦関係に関する記事

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夫婦関係改善に関する記事だけをまとめました。
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2021年10月の記事一覧

【お悩み回答】「夫への愛情はあるが、触れられたくない。どうしたらいいんでしょう?」

【お悩み回答】「夫への愛情はあるが、触れられたくない。どうしたらいいんでしょう?」

「夫に愛情はあるけれど、それは家族としてであって男性としてではないんです。」

「夫は育児も家事も仕事もがんばってくれていて感謝しているけど、触れられたくはないんです。」

「夫に夜の営みを拒否するのは申し訳ないのですが、どうすればいいんでしょうか?」

そんな経験はありますでしょうか?

仕事も家事も育児も夫はかんばってくれているけれど、出産後、徐々に夫のことを男性として見れなくなってしまった。

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「近接コミュニケーション・バイアス」の認知と「受け止める対応」で妻との心理的距離は縮められる

「近接コミュニケーション・バイアス」の認知と「受け止める対応」で妻との心理的距離は縮められる

「もういい!なにも話したくない!」

妻はそう言うと、夕飯の食器の洗い物をしていたぼくのそばから離れ、洗面所へと消えるようにいなくなっていった。

ぼくはその瞬間、なにが起こったかのかまったく理解できなかった。

いつものように皿を洗っているときに、妻が話しかけてきた。

妻がなにか話しかけてきて、ぼくは自分の意見を言っただけなのになんでこんなに怒るんだ?

自分の意見を言って怒るなら、それは会話

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【お悩み回答】不妊治療とセックスレスと夫への嫌悪

【お悩み回答】不妊治療とセックスレスと夫への嫌悪

「今までの人生で一番辛かったの。もうあんなことは経験したくない」

流産から三年ほど経ったある日のこと、妻はぽつりとそう言った。

一日のいつのことだったか、場所はどこだったか、よく覚えていないけど、妻の絞り出すようなその言葉は今でもぼくの胸の中に残っていて、たぶん一生忘れることはないのだと思う。

30代になってからぼくらは妊活を始めたのだけど、なかなか思うようにならず、せっかく鼓動が聞こえるよ

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なんちゃってイクメンだったぼくを、三男が親にしてくれた話

なんちゃってイクメンだったぼくを、三男が親にしてくれた話

「陽性反応でたよ」

仕事中、突然飛び込んできた妻のLINEを見て、ぼくは驚きのあまり思わず椅子から飛び上がった。

突然、飛び上がったぼくを、周りの人が怪訝な顔で見ている。

落ち着いてLINEを見返したけれど、やっぱりそこには「陽性」の二文字がある。

まさかの3人目の妊娠が分かった瞬間でした。

最初の出産で、妊娠するまであんなに苦労したのだから、簡単にできるわけがないと思っていたのですが、

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イクメンという言葉はなぜモヤるのか?

イクメンという言葉はなぜモヤるのか?

「イクメンですね」

ここ最近、そんなことを言われるたびに、戸惑いを感じていた。

三男の育休を取ったばかりの3年前は、自分がちょっと特別な人間であるかのように見られることが嬉しかったのだけど、いまとなっては、なんというか、その呼び方が自分と乖離しているような気がしているのだ。

おそらく、同じような思いをしている男性は他にもいるんじゃないかなと思う。

「イクメンですね」

「イクメンだね」

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夫婦の「性格の不一致」はどう対応したらいいのか?

夫婦の「性格の不一致」はどう対応したらいいのか?

「三十路越えパーティやるから」

もうすぐ30歳になるというある日のこと、妻は突然そう言った。

30歳という節目を迎えるにあたって、自分の不安やらなんやらを吹き飛ばすために友達をたくさん呼んで誕生日パーティをするということらしい。

妻はものすごく外交的でやたら友達が多く、子どもが生まれるまではしょっちゅう友達とのバーベキューなどのイベントを仕切っていた。

「三十路越えパーティ」のようなイベン

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人はなぜ、浮気をするのか?呉服販売員とお客様との距離感から考えてみた。

人はなぜ、浮気をするのか?呉服販売員とお客様との距離感から考えてみた。

「Sさんは、お客さんと関係を持ってしまい、旦那さんから会社に通報されました。ですので、解雇となりました。」

営業部長はそういうと、みんなをぐるっと見渡した。

3ヶ月の一度の営業会議。着付けコーナーで約20人ほどの呉服販売員たちが、部長を囲むようにあぐらをかいて座っている。

そのとき、みんなを見渡していた部長とぼくの目が合った。

「アツさんも気をつけるんやで」

部長がそういうと、店長はぼく

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