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21.06.16 恋しい東南アジア ベトナム 番外編(帰国直後)


恋しい東南アジア ベトナム全編

ベトムから帰ってきて次の次の日に僕は合宿がありました。


それなのに、間の一日にけっこうな熱を出して、しかも合宿の課題も全く手につけておらず、割れそうな頭痛の中、課題をなんとか完成させました。思いつきで生きているとたまにこういう罠にひっかかります。


そして合宿前日の夜、人生で2度目の金縛りに襲われましたいました。
しかも、覚めてもすぐに襲ってくる5回連続の凄まじいものでした。



そんな夜が明けて、当日は熱も覚めて何事もなかったように合宿に向かいました。
ベトナムよりは涼しい8月の終わりの日本で、僕の身体が本気を出してきたようです。




いろいろぶっ飛ばして、合宿の最後の夜のことです。



打ち上にて、
あの人の凄まじいカミングアウトを皮切りに人生相談が始まりました。


僕も僕で、人がいない道端とかで気づくと涙が出るような壊れかけの状態だったため、あの人にタラタラとぶちまけていたように思います。


そんな迷える子羊たちを前にして、あの人はこんな話をしました。


ギリシアの哲学者ソクラテスは、ある若者に

「私は結婚するべきだろうか。しないべきだろうか。」 

と人生の大きな分岐点となる相談をされたと言います。 


「ソクラテスはなんて言ったと思う?」



僕たちは酒に酔ってるせいもあり真剣に考えてもアホみたいな回答しかできませんでした。


「結婚してもしなくても君は後悔する。」  



初めは、なんて救いのない話だと思ったものの、後からなんともふに落ちてしまいました。



別に救いのない話なんかではない。これ以外の正解がこの世に存在するだろうか。




朝方まで飲み明かして、目が覚めました。
皆、地獄みたいな表情でした。



僕は地獄を見るほど酒が飲めないので、
富士山のふもとの涼しい気候ですっかり回復した身体で朝からスクランブルエッグを好きなだけ食べていました。


恋しい東南アジア ベトナム編 完結


P.S.
マシュマロは焼いてこそ完成だと思います。






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