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私好みの記事コレクション

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他のユーザーさんの記事で、いつでも見返したいものを、勝手ながらコレクションさせていただきます。
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記事一覧

仰げば尊し

 春は青く澄んで旅立つ人を運んでいく、空のような季節だ。  この季節に思い出すのは、あの…

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noteで複数アカウントはOK?

結論から言うと「OK」です。 問い合わせてくれた方がいるので参考に↓ ブログを読んでみると…

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知らねばよかった、と。

冷え切った冬の朝のキッチン。寝起きの働いていない頭と、まだ開ききっていない目。毎朝のルー…

唯
3年前
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読書ノートと雑記とオナニーと

雑然と文字が散りばめられているのが好きだ。漢字の骨格性、ひらがなの跳躍性。そこに文字がい…

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おそらくこれが沼だということなのだろう

地元に、創業100年くらいの文房具屋さんがあります。 昔はどんな建物だったかは記憶にないので…

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奇跡の読破

ミスターセンクスは結構本を買う方だと思う 常にナニかしら本を持ち歩いている ジャンルと割合…

当たり前 :創作

初夏にさしかかる頃。草木は青々と伸び、神様の家の周りには樹木が生い茂っていました。よく見ると、その樹々の中では、鳥たちは巣作りに喜び励んでいました。そして、その姿を見た悪魔は、微笑んでいるようでした。 その国に悪魔がやってきてから、悪魔は野良仕事に精を出し 家に帰ると読書を楽しみ、時には近隣の人たちと歓談しては酒を酌み交わしていました。 平穏と表現する時間の中に身を置いた悪魔は、心が穏やかになってきている自分を自覚すると、心地よくなっていました。 「こんな暮らしも悪くない」

古本屋で第2の人生を

こんばんわ。しびれる古本屋です。なんとなくですが、今日は古本屋仲間を増やすような内容、そ…

じゃないのよ

それは行きずりの恋 場末の酒場で出会った二人 薄暗い照明 彼女の長い髪 そこから少し見えた唇…

無言で叫んだ「愛してる」【5分で読める短編小説(ショートショート)】

2階にある部屋の窓から外を眺めるのが好きだ。季節によって同じ場所からでも全然違う風景に見…

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片腕

私の左腕はどうやら恋をしているらしい。 意味もなくそわそわして机の上を行ったり来たり。 …

花風
3年前
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想い出の詩【短編小説(約9800字)】

「詩は神秘でも象徴でも何でも無い。詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである。…

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金曜日の随筆:カエサルの生涯に触れての雑感

また運命を動かしていく金曜日がやってきました。2020年のWK50、師走の弐です。今年も後20日余…

中村うさぎ伝説

 noteの性格上、自論を受けつけないのは分かっているが、どうしても言いたい。  こと女性の純文学作家についてである。芥川賞選考においても女性の純文学作家について、「男にひよっていてダメだ」などとされることがあるが、いつから純文学は立派なものに成り下がったのか。それをくさしたい。  日本の近代文学において、中心を占めるのは純文学、そのうちにおいても私小説である。私小説を一言で言ってしまえばクズ日記だ。日記でいいのか?いいのである。日本では日記専門の出版社があるほど日記に関心が