セカイノキタノの「首」
北野監督の作品は暴力的なシーンが多くて好みではない。この人が役者として出演する作品は面白そうなので観てしまうのだが。
「座頭市」が海外でウケたのもなるほどなーと思うところがあった。そして「首」。
見終わってから、ああ日本人に見て欲しくて作った話じゃなくて海外ウケを狙ったんだろうなぁと思った。特に今年に入ってからそう思う。黒人の弥助に信長の首を取らせたところ、衆道関係を全面に押し出すあたり時流を先取りしたと思わざるを得ない。その時流も今後どう変化するのかわからないけれども。