命を失った悲しみの強さで愛の大きさを測るな
これは私の独り言で、特定の作品について話している訳ではない。
人の死を題材とした作品は、その後その悲しみとどう向き合い前に進んでいくかが表現される。それこそが観客の心を動かし作品として評価される。単に人が死ぬことの悲しみで観客の涙を誘うのは、あまりにも安っぽくて愛を語るに値しない。血の繋がりと愛の強さは必ずしもイコールで結ばれるとは限らない。
タイトルと派手な演出だけ先に決めてストーリーは後付けなんてことは彼らが生きるこの世界ではよくあることだし、意味が理解できない世界観なら