命を失った悲しみの強さで愛の大きさを測るな

これは私の独り言で、特定の作品について話している訳ではない。
人の死を題材とした作品は、その後その悲しみとどう向き合い前に進んでいくかが表現される。それこそが観客の心を動かし作品として評価される。単に人が死ぬことの悲しみで観客の涙を誘うのは、あまりにも安っぽくて愛を語るに値しない。血の繋がりと愛の強さは必ずしもイコールで結ばれるとは限らない。
タイトルと派手な演出だけ先に決めてストーリーは後付けなんてことは彼らが生きるこの世界ではよくあることだし、意味が理解できない世界観なら慣れている。ただ、ジャニーさんの作る世界はいつも子供達でつくる平和な未来が描かれていて、性別は関係なかったし、暴力や武器や争いは悲劇として語られた。私がジャニヲタをしていて居心地が良いと思う理由のひとつは、どの作品にも暴力的表現や女性軽視の描写が見られないことだった。
観客の9割以上が女性である舞台で、男性が女性に暴力を振るう、近親相姦を煽り嘲笑する描写にはモラルのかけらも見られない。
フェミニズムについて、愛や絆について、トイストーリー4でも見て勉強してから出直して欲しい。
もう一度言うが、これは特定の作品の話をしているのではないし、ここまで読んだことについては自己責任でお願いしますね。