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\\睡眠の質を向上させよう!//今日から実践できる改善策3選

前回の執筆から少し期間が空いてしまいましたが、今週からまた定期更新していきます。
猛暑の夏もすこし(?)落ち着きつつある今週ですが、8月に比べて夜中の寝苦しさで起きることも少なくなったと感じます。
そんな時期なので、今週はより上質な睡眠を追求したい!という貪欲さでこのテーマにしました。

・厚生労働省の調査によると、日本人の約60%が「睡眠に満足していない」と回答しており、そのうちの多くが「朝起きても疲れが取れていない」と感じています。
・NHKの報道によると、日本人の成人の約4割が慢性的な睡眠不足を抱えており、その原因として、生活習慣の乱れやストレスが挙げられています。

令和5年度 健康実態調査結果の報告

これらのデータからも明らかなように、多くの人々が質の高い睡眠を得られておらず、特に「寝ても疲れが取れない」という悩みが広がっています。このため、現代の健康管理においては、睡眠の質を理解し、適切な改善策を講じることが重要です。  そこで、今回は、寝ても疲れが取れない原因とは何か、またどのようにして睡眠の質を改善できるのかについて詳しくご紹介します。最近「ぐっすり眠れていないな」という方はぜひ最後までお読みください。


「寝ても疲れが取れない」その原因とは?

夜しっかりと寝ているはずなのに、朝起きるとまだ疲れが残っていると感じたことはありませんか?
これは「寝ても疲れが取れない」状態であり、単なる睡眠不足だけでなく、睡眠の質そのものが低下している可能性があります。  
睡眠の質が低下すると、体は本来の回復力を発揮できず、結果として日中のパフォーマンスも低下します。
また、睡眠不足や質の低い睡眠が続くと、免疫力の低下、体重増加、さらには精神的な健康にも悪影響を及ぼすリスクがあります。

睡眠の質を低下させる要因

睡眠の質が低下する要因はいくつかありますが、特に以下の三つが大きな影響を与えます。

1、生活習慣の乱れ

 不規則な生活習慣や夜更かし、過度なカフェイン摂取、アルコールの過剰摂取などは、体内時計を狂わせ、睡眠の質を低下させます。特に、寝る直前のスマートフォンやパソコンの使用は、ブルーライトによってメラトニンの分泌が抑制され、入眠を妨げます。

2、ストレスとメンタルヘルス

日々のストレスや不安感、過度なプレッシャーは、交感神経を活発にし、リラックスして眠ることが難しくなります。特に、長期的なストレスは自律神経のバランスを崩し、寝ても疲れが取れない状態を引き起こします。

3、寝室環境の不備  

寝室の温度や湿度、騒音、光の状態などが適切でない場合、質の高い睡眠を得ることが難しくなります。また、寝具が自分に合わない場合も、寝返りが増え、熟睡を妨げる原因となります。

日常的にどう改善できる?

睡眠の質を改善するためには、以下のような生活習慣や環境の見直しが有効です。

1、生活習慣の見直し

①規則正しい生活を心がける
・毎日同じ時間に起床・就寝することで、体内時計を整える。
・朝起きたら太陽の光を浴びることで、メラトニンの分泌を調整し、夜間の入眠を促す。
②カフェインやアルコールの摂取を控える
・夕方以降のカフェイン摂取を避け、アルコールも控えめにすることで、深い睡眠をサポートする。

2、ストレス管理

①リラクゼーションを取り入れる
・寝る前に深呼吸やヨガ、瞑想などのリラクゼーションを行い、心身をリラックスさせる。
②趣味や休息時間を大切にする
・日中に適度な休息を取り入れ、ストレスを軽減することが、夜間の睡眠の質向上に繋がります。

3、寝室環境の整備

①快適な寝具を選ぶ
・自分の体に合ったマットレスや枕を選び、寝返りが少なく快適に眠れる環境を整える。
②寝室の温度や湿度を調整する
・寝室の温度は18~22℃、湿度は40~60%を目安に調整し、快適な環境を作る。

まとめ

睡眠の質を改善するためには、生活習慣や環境の見直しが重要です。
特に「寝ても疲れが取れない」と感じる方は、日常的な習慣を見直し、ストレス管理や寝室環境の整備に取り組むことが大切です。
適切な対応をすることで、質の高い睡眠を確保し、健康的な生活を維持できるように心がけましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は「秋バテ」についてのコラムを更新予定です。

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