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Maison Matineの反抗。ボイジャーコレクション編
メゾン・マティン(Maison Matine)は、2019年にマリー・ケルーとアーチュー・ポンロアによってパリで創設されたニッチフレグランスメゾン。従来の工業的なものづくりから脱却し、新時代にふさわしい独自のフレグランス創造を追求することを目的として設立されたそうです。
ブランド名「MATINE」は「反抗と朝」をかけ合わせた造語だそうです。挑戦的でありながら、際立ち過ぎない個性があり、不意に笑み
Laboratorio Olfattivo。マーケを捨てた香水界の異端児
「波長が合う」というのは、しっくりくるとか、自然でいられるとか、心地よいってことだと思ってます。
今回は「香りをアートする嗅覚の実験室」と称されるLABORATORIO OLFATTIVO(ラボラトリオ・オルファティーボ)。いくつか試香して、まさに波長が合いそうなブランドだと感じ、手始めにニードユーを購入したことは以前に書きました。
このブランドをもっと深く知るために、今回はマスターズコレクシ
Kerzonの反骨精神。香水をもっと身近な存在に
ケルゾン(Kerzon)は、2013年に冒険と旅行を愛する二人の兄弟、ピエール-アレクシス・デラプラスとエティエンヌ・デラプラスによって設立されたブランドです。
NOSE SHOPのスタッフによると、もともと石鹸からスタートしているそうですね。本国では、家庭用香り製品やボディケア製品のブランドとしても知られており、
天然由来の成分を使用していること
環境に優しいこと
調香からパッケージまで
NOSE SHOPオンライン限定! ふんわりムスクな香水
ムスクといえば、「さりげない」というよりも、これ見よがしに官能さを主張するものが多いという固定観念を持っていました。しかし、NOSE SHOPの「ふんわり」というワードに引き寄せられ、自分の決めつけが誤りなのかどうか確認するために、ミニ香水セットを購入してみました。
なお、このセットはNOSE SHOPがセレクトしたムスク系の香水9種類の中から3点を選べるものですが、購入時点でほとんどが売り切れ
Maison Louis Marie。情景再現度バツグンの香水
私はストーリーに魅せられると周りが見えなくなるタイプです。音楽はその最たる例で、生い立ちや作り手のインタビューを読んでしまうと、曲やアルバムが彼らの歩んできた人生の通過点のように感じられ、共感の沼に深く落ちていきます。
今日はそんなストーリーに引き込まれる香水ブランド、メゾン・ルイ・マリーです。NOSE SHOPの紹介文を引用します。
このヘリテージとストーリーに惹かれ、ディスカバリーセットを
Yahoo!ショッピングでの失敗談。偽物購入から学んだ教訓
欲しいものをなるだけ安く手に入れたい。そんな願いをかなえてくれるECショッピングモール。Yahoo!ショッピングで偽物をつかんだ後日談をまとめました。
自分の無知が招いた不幸おそらく利用規約とか法律とかと照らし合わせれば、Yahooには何の責任もありません。ブランドの力って凄いなと再認識しました。たとえ消費者にとって最悪な体験だったとしても、ブランド力が勝るなら、一部の消費者に嫌われたところで取
FUEGUIA 完結編。香水好きの終着駅?
香りが視覚と聴覚を呼び覚まし、ストーリーを映像化するフレグランス。ジュリアン・ベデルの創り出す世界は、香りのノートを平面的な順序ではなく、楽器が奏でるハーモニーのように立体的に構築されている。まるで映画のサウンドトラックのような感覚を味わえるフレグランスです。
試したサンプルは合計20本。これでフエギア探索は本当に終わり。自分に合う香りにたどり着くには時間が必要という結論です。もう一度この世界に
FUEGUIA スタッフ編。香水好きの終着駅?
フエギア探索にキリをつけたと思ったのもつかの間。スタッフから3本のサンプルを託されました。自分とはまったく異なるタイプのものを選んでいるのが興味深いです。
ここまで13本。なんかキリが悪い数字だなとモヤモヤしながらウィッシュリストと睨めっこする今日この頃です。
過去のノート
香水好きの終着駅? フエギア #1 (沼り編)
Fueguierイチジクの木陰でシエスタに入ると、真昼のそよ風が吹き抜け
FUEGUIA 沼り編。香水好きの終着駅?
香水好きが行きつくと形容されるフエギア(FUEGUIA 1833)は、2010年にブエノスアイレスでジュリアン・ベデルにより創業されたニッチ香水のブランドです。仕事中に手首の香りをかぎ、目をつむりながらしばし固まるという毎日を過ごしていて、周囲から不審の目を向けられる状態になりました。キリをつけたいと思います。
Pampa Húmeda真夏の雨上がりに吹き抜ける爽やかな風を感じる香り。ビターオレ
パートナー探しの極意。5つのピッチ術
僕らが入居しているコワーキングスペースでは、よくピッチイベントが開催されます。短時間で自分たちの存在を知ってもらう絶好の機会なので、必ず参加するようにしています。
場数を踏んできた経験から「反応が良かった」というポイントを5つピックアップしてみました。
1. 話すことを超しぼる登壇者の数によりますが、ピッチの持ち時間はだいたい2分から3分。この短い時間で自分たちが何者であるかを伝えることが重要
エンジニアからデザイナーへ。運命的な出会いが人生を変えた
皆さま、はじめまして。アーキビジョンの澤谷(さわたに)と申します。長年、プログラマーとして開発現場にいましたが、なぜUI/UXデザインの世界に入り、起業するまでに至ったのか、自己紹介を兼ねてお話しさせてください。
遊ぶ側より作る側に行きたい高知県で生まれ、東京で育ちました。私がこの業界に入ったきっかけは、任天堂から発売されたファミコンです。小学生のお小遣いで買えるものではなく、両親にも買ってもら