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共感覚アートに込めるこころ

共感覚アートを描き始めてから約1年が経った。

最初はデジタルのみ、自分のためだけに描いていたものが今は誰かのために、リアルペイントで描くことがメインとなった。

有難いことにクラファン分も合わせると現在14人待ち、今月のうちに仕上げたいと思う。

水彩画は昔から好きだ。

祖父が油絵を描く人だったが、たまに描く水彩画の透明感は見とれるほど美しく、憧れだった。

私が美術の授業で「5」がつくのも、だいたい水彩画の時だった。

4歳頃、絵画教室で絵を習わせられたが母親が「この子は人に教えられて絵を描く子じゃない、もっとのびのびと描かせたい」と、辞めさせた。

父も絵が上手かったが、何かを教えるでもなく綺麗な絵を目の前で描いてくれた。

そんなこんなで私はろくに美術を学んだわけでない。

ただ物心ついた頃から父や、祖父の絵の部屋で後ろからざりざりと油絵を描く姿を見つめていたこと。出来上がった油絵が家中にあり、それを眺めていたこと。

それを見て、家や美術の時間に見よう見まねで絵を描いた。すると賞をもらったり、大人からよく褒められた。

絵と、読書感想文は小学校卒業するまで毎年優秀賞をもらっていた。だから、「言葉と絵で伝える」は、私の特技を活かした活動なんだろうと思う。

私の左利きは祖父の隔世遺伝で、絵を描くと大人は「おじいちゃんに似て上手ね」と言った。

母も「お母さんは絵心がないから、お父さんとおじいちゃんに似てよかった」とよく言っていた。

それを嫌がる人が中にはいるかもしれないが、私はそれが誇らしかった。

父と、祖父から受け継いだ感覚を武器に、今を生きている。抽象画を描く人たちではなかったし、2人に共感覚があるのかはわからない。

私の文章も絵も、呼吸と同じだ。
呼吸をするようにゆっくりと体の外へ吐き出していく。そうすれば完成だ。

今日1枚絵を仕上げたが、想像以上に疲労感がある。吐き出しているのは私の心だ。集中し、心を込めて描くから、1度眠るなどしないと後半のスケジュールをこなせないということがわかった。

心を込めることと、並行して共感覚に集中するから、余計疲れるのかもしれない。

8月からは新たな自分になりたく、朝から活動することを徹底すると決めた。少し探り探りだが、自分のペースにあった状態でやりたいことをこなす。そんな風に毎日を気持ちよく過ごしていきたい。


山口葵

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