見出し画像

0日目(2)|台湾隔離生活日記

成田空港から桃園国際空港に無事到着!

空港ではまず衛生福利部からSMSでリンク付きのメッセージが送られてきます。台湾のsimカードを入れておくのを忘れたので、simカードを入れてから空港のWi-Fiに繋ぐとSMSが届きました。リンク内には入境檢疫系統(入国検疫システム)で登録しておいた内容が書かれており、それをスクショしました。ここは空港のスタッフの方が付いてくれてやり方を教えてくれました。

その後、場所を移動し、パスポートや資料を確認した後に抗原検査キットを受け取り、空港でのPCR検査に使う容器を渡され、入国審査へ。ここが大変でした。

居留證を持っていれば自動化ゲートを登録することができるのですが、居留證を更新したせいか、通過できず。
案内してくれた方がすぐに登録できるからあちらへどうぞ、と指さした場所はまあまあ遠かったのですが、疲れた体に鞭打って歩きました。

カウンターでパスポートと居留證を渡し、登録してもらおうと思ったのですが、カメラがうまく動作せず、五分くらい試行錯誤した後、違うカメラに切り替え、それはうまくいったのですが、次の指紋を読み取る作業が何度やってもうまくいかず、
「手が乾燥しているかもしれないからクリーム塗ってみて」
と言われたので指にクリームを塗りたくっても無理で、
結局機械の故障というオチ。
この時点で15分くらい経過しており、疲労がピークに達していました。

しまいには、
「空港の他の場所と、移民署でも登録できるから、登録しておいてね!」
と何故か私が悪い(?)みたいになって(自動化ゲートを登録するかしないかは任意)、なんなんだよもう…と泣きそうになりながら普通に入国審査をして、荷物を受け取りに行きました。
しかも荷物が流れてくる場所が一番端っこで思わず顔が歪みました。笑

荷物を受け取った後はPCR検査。ここもまあまあ歩く。さすが台湾で一番大きい空港、広いですね〜。泣きそう
結果はその場ではわからないみたいです。そのまま隔離先のホテルに向かってもいいそうです。日本ではその場で結果を待ったので、ちょっと違うところでした。

その後ATMでタクシー代をおろし、ネットが使えなくなっていたので中華電信でネットを契約し、タクシーで隔離先のホテルへ向かいました。
タクシーに乗る前に先程スクショした資料を受付の人に見せ、ホテルの住所などを紙に記入して運転手さんに渡します。

隔離先は比較的安い高雄のホテルを選びました。
防疫タクシーは桃園から高雄まで2660元で行けるので、それを含めても台北より高雄で隔離したほうがお得でした。台北の防疫ホテル高い。
隔離中のホテル代は補助もありますが自腹なので、なるべく節約したくて。
高雄までの4時間のドライブも楽しかったですよ!笑

タクシーではBTS,THE BESTを聴いていました。
BTSが日本語で歌ってくれている曲も勉強したくて!

一番は選べませんが、お気に入りの曲はCrystal Snowです。
台湾はあったかいので全然冬感ないんですけどね〜。笑
空港に着いた時も20度超えていました。

途中台中でトイレ休憩ができるのですが、そこも海外からの渡航者しか使えないようになっているみたいで、使用後は消毒されているみたいでした。
本当に徹底しているな、という印象を受けました。

ホテルに到着後、パスポートを渡し、諸々の資料を記入し、ホテルの方にLINEで空港でスクショした資料を送り、チェックインを済ませました。

「夜ご飯食べましたか?」
「まだです」
「〇〇でいいですか?」
「はい」

〇〇ってなんだろう?と思いつつ、今日一日フィットチーネグミコーラ味意外何も食べていなかったので、もうなんでもオッケーでした。

そういえばホテルに着いてから気になったのが、呼ばれる時に名前では呼ばれず、ずっと
「美女!」
と呼ばれて(台湾では呼称で女性のことを美女と呼ぶことがあります)、日本から帰ってきたばかりの私はなんとなく恥ずかしくて。
普通に照れてしまいました。

部屋は5階で古いけど(安いから覚悟はしていた!)、1週間過ごすには十分だし、600mlの水が24本置かれていて水も足りそうだし、工夫すれば快適に過ごせそうでした。
荷物を部屋まで運んでくれたおじさんがジェットコースターみたいに部屋の説明してくれました。目が回りました。

荷物を整理していると、例の夜ご飯が到着。
正解は親子丼でした。

日本食?笑

隔離0日目1食目はまさかの日本食。

しばらくするとまたSMSでメッセージが届き、何かと思ったら警察の方からでした。LINEを追加して欲しいとのことだったので、追加するとすぐに連絡が来て、防疫神通というLINEアカウントを友達に追加して、そこから毎日健康状態を登録して欲しいとのこと。

夜ご飯を食べ終わってから寝る支度して気づく。
ベッドに掛け布団がない。
掛け布団のような金色の硬い布製の何かはあったのですが、それでは寒くてフロントに聞いてみることに。

「不好意思,請問有棉被嗎?(すみません、掛け布団ありますか?)」
「你要棉被嗎?我們在忙喔,等我一下。(掛け布団いりますか?今忙しいので待ってください)」

と言われたので1時間くらい震えながら待っても音沙汰なしだったのでもう一度フロントに電話。

「不好意思,我要棉被。我要白色的!(すみません、掛け布団ください。白いやつでお願いします!)」
「啊~,棉被…等我一下。(あ〜掛け布団ね、ちょっと待ってください)」

面倒くさがられました。笑
結局掛け布団は届かなかったので、厚着して眠りにつきました。

明日から本格的に隔離が始まります。
楽しみ(?)です!

#旅のフォトアルバム
#今こんな気分



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?