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26
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#オリジナル歌詞

モスグリーンの爪【歌詞】

モスグリーンの爪【歌詞】

艶めく視線は
斜め下を見て

ため息をついた
深く浅く

足を組みながら
珈琲をすすり

マグカップに暗い
口紅をつける

ただ君はいつも一人で
午後一時半過ぎに
この場所にきては

モスグリーンの爪を
研いで研いで
モスグリーンの爪を
磨いて磨いて
モスグリーンの爪に
液を塗って
モスグリーンの爪を
見つめ、ため息

携帯を触り
時間潰したり

本を読みながら
時計気にしたり

多様な命が
流れ

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あかね色の恋【歌詞】

あかね色の恋【歌詞】

オカッパあたまを見かけると
いつも顔まで確かめる

みっともないな 近づくこと
それさえ、躊躇い過ぎたのに

もっとも弱ったあの頃に
君に出会った意味にまだ
心はまっすぐ
向けられないままでいるよ

あかね色まで染まった恋
今でも続きを確かめる
毎日がそうドラマのよう
心の奥までキュットする

後悔する程弱るまで
けして時間はかからない

だからいつでも素敵な顔を
消しては消しては逃げている

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忘れ頃が愛ならば【歌詞】

誰の元にも訪れる
救われそうな恋は

芙蓉の様に麗しく
月の様に純粋で

ありのままを見せる事が
罪だと知ったのは
その視線に触れるよりも
ずっと前なハズなのに

あなたの事を想うなら
この憎しみは要らないだろう
忘れる事が愛ならば
僕はきっと恋に魅入られてる

誰が見ようと乾いてる
可愛そうな心は

大人の様に寂しくて
ガキの様に危うくて

ありのままを求める事が
悪だと知ったのは
その視線に触

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夜霧のエリサ【歌詞】

気を付けな彼女にだけは
黒い服 白い肌
何者も寄せ付ける口唇

気がつけばもう遅いのさ
捉えば もう逃げられはしない
フクロウに目をつけられた
餌のように

花屋のジョニィも
葬儀屋のディジーも
魂を取っ替えられた様に
変わっちまった

she is dark girl
今もこの街に潜んでいる
微笑みは影と影の中を
dark girl
冷たくそびえる摩天楼
温もりは真似とマネーの中に
dark

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艶魔【歌詞】

君は一人で来るのにいつも
誰かをつれて帰るね艶魔

君に一度(ひとたび)ふれてしまえば
二度と元には戻れぬカルマ 

わかっている

キットどんなに不幸な愛も
君の前では至高の欠片

十中八九yesのドラマ
「理由なんて聞かないで」変だ

こんな風にきっと

艶魔愛のガンナー
どんな羽も打ち落として
天と人の道は決して
次に廻さない
艶魔人の癌なその命を
全うして閻魔様が微笑を
浮かべていることを

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liquid joker【歌詞】

joker joker liquid joker

joker joker liquid joker

本意なの?
演技なの?
それとも自然に?

滲む罪 問いただせず
分からず終いなまま

気がつけば いつも僕が
悪者の汚名を着ている

それは また君がその
切り札を使ってくるから

好きでいることが
苦しみになり 別れを過らせても
決まって その頬流れる滴に
手錠を掛けられて 落ちてる

また

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描画【歌詞】

満たされない町の片隅の
見飽きた公園の近くで
始めてみつけた古いカフェテリア

カランコロンと扉開けたとき
この瞳にとび込んだ油絵
鼻腔を刺激する香りが苦い

僕は立ちつくしたまま
封じ込められた温度を感じた

四角い縁にとらわれたまま
動くことなくこちらを見つめて
「私と同じようなものね」と
含み笑いを浮かべてる猫画(びょうが)

孵化されない夢は味がして
味蕾の同じとこを突付く
言葉はいつの間

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precious【歌詞】

何故に「怖い」の
煌めきがなければ
静かで心地よい闇を光と
呼べたでしょうか

どうして切り刻まれるの
あんなに愛をくれたのに
生きているから罪が生まれて
正しくなるのかしら

震えてる指おさえ
何度も繋ぎ止めてた
果てしなく罪深いprecious
隣にはあなたがいる
それだけで生きて行けた
軋む糸残酷なprecious

夢は見るもの 叶えてもいいもの?
何処かで憎まれることを
代価と呼べるで

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I love youが言えなくて【歌詞】

I love youが言えなくて
君との距離 遠ざかっていった
あの頃の僕はとても弱虫だった

何故なのだろう 出会った頃は
何度でも言えるような 気がしていた

月日がたち 君と二人で
過ごしてきた時間が 言葉を遠ざけた

別れ際に君は 何度か僕に求めたね
僕は頷くことしか出来なかった

その言葉の重さと
守りきれる自信が違いすぎたから

I love youが言えなくて
君との距離遠ざかって

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ムマ【歌詞】

灼熱想いに背中で凭れたままの
言葉を知らない僕の心
見透かしているなら
今すぐかじりついてほしい
鮮血の音で

はりつめた弓のような
ぎこちなさに
免疫の乏しさをさらした3秒

あなたは微笑みで返したから
身体中の産毛を血液が走った

生半可な言葉飲み込みすぎて
もう肺に行き場がない

その大きな瞳はどこまでみているの?
千里眼 マンチカン
そろそろ尾ひれの限界

灼熱想いに背中で凭れたままの

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洒落にならんぜ【歌詞】

格好つけづずに泣いてれば
もっと忘れたかもしれない

ちょっと素直になれてれば
もっと愛せたかもしれない

ヤツとアイツはいつか
二人して星座になるから
ここでいっちょ肌脱いで
何も言わずに背を向けようか

夜の街が目に染みる
希望と失望ゆめの中で踊る
酔いの覚めまで画にしみる
正気(しらふ)のままでは遊べない

洒落にならんぜ

きっと美学も持たなけりゃ
もっと楽しいかもしれない

ちょっとそこ

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夏風キブン【歌詞】

日に日に本調子太陽
げんなりな制服で
窓際の彼女は
頬杖を付き、ため息

きっと僕らお互い
土の中のセミで
近づき出してる夏に
輝く期待をしてる

例年通りじゃ、どうせ同じもの
七日間さえ空も見れない
殻を破り捨て羽を広げて
魅せるよ今年こそは

誰よりも容赦ない
夏の日差しあびて
ギンギラの水しぶき君が笑うんだ
10年後も振り替えるそんな瞬間を
8日目の秋には持ち越さないくらい
今本気だすよ、俺

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delight【歌詞】

暗く深い夜ならば
君の泣き顔かくせるかな?
誰もが眠りについた
静まる夜でも響かぬよう
僕が閉じ込めてあげるから

その君の弱さを
どうか閉じ込めないで
張り裂けて壊れてしまう前に
疲れ果てるほどに叫んだならば
眠っておくれよ
僕のそばで

何もかも全て巻き込んで
君を連れ去っていくよ
朝焼けにさいていた
あの花を美しく
煌めいた君でみて
夢の続きのよな
朝陽や希望の風が
君を包み込むから

君は

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