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日々是口実?

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エッセイ。日記。呟き。
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どうする鍋

どうする鍋

今夜はミルフィーユ鍋を。
 
大根と豚バラと餃子の皮を重ねて
オリジナル特製出汁で煮込んだ。
そのままでも、ポン酢で食べても。
 
つまみに、ダイコンの皮が出たので
刻んできんぴらにした。
 
平日にこんな面倒な料理をするには、
ちょっと訳アリ。
週末に長女の彼氏が挨拶に来るというので、
さて私一人でどうすれば良いやら。
料理で手を動かしながら考えていた。
 
何を話して、何を出したら?
プレゼン

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魔女のパンケーキ

魔女のパンケーキ

ハロウィーンは過ぎたけど、万聖節は今日ってことで。

魔女の青いパンケーキを焼いた。
青い色はバタフライピー。
生クリームとブルーベリーを娘たちと飾って、魔女の話なんかで盛り上がる。

小さい頃から魔女とか魔法使いの話が大好きで、学校の図書館で、そういうタイトルがついた本は片端から読んだ。
魔女については、物語の中ではハロウィーンよりワルプルギスの夜の方が多く出てくる気がする。

思い出の本は手元

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夏の終わりのスイーツ

夏の終わりのスイーツ

短い投稿が楽で、最近はインスタばかり。
こちらにも残そうと思う。
とはいえ、私の日常なんて、小さすぎることばかりでできているのだけれど。

夕食のあとに、ブラックチョコレートのデザートを。

ブラックの板チョコ2枚を湯煎で溶かし、豆乳少々、オイコスのプレーン1カップ、薄力粉少々(無くてもよし)を混ぜて、型に入れたら冷蔵庫で2、3時間冷やして出来上がり。

バターも卵もオーブンもいらない簡単なお菓子

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贅沢とは。

贅沢とは。

『暇と退屈の倫理学』
この本をゆっくり読むための旅、という贅沢。
明日からまた独りで。
この夏3度目の、短い旅を。
ずいぶん前に読んだこの文庫を、久しぶりにぎゅうぎゅうの本棚から解放してあげよう。
 
 
先日初めて会った人から、矢継ぎ早に質問を浴びた。
「夢は何ですか?どのような暮らしをしたいですか?どこに住みたいですか?いくらお金が欲しいですか?誰に何を望みますか?」
 
ひとつひとつ答えてい

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いつかのサンデー。
散歩の途中のミニストップにて。
 
時が過ぎるのが早くて。
ときどき止まって休憩でもしないと、古い記憶がどんどんこぼれ落ちて無くなっていく。
まあ、それもまた良し、か。

窓から少しだけ見えた花火。夏だー。
近くて、音がドーンとお腹に響いて。
どのマンションのベランダにも大勢の人。(こんなに人がいたんだ!まあそうか)
豚肉と夏野菜たっぷりの郷土料理
「けんちん」を作ってもりもり食べた。
ああ、枝豆も食べたい。花火には絶対、枝豆である。ビールも^^

不定期な仕事だけれど、こんなに早い時間に帰れるのは珍しくて、思わずパチリ。
「Red eyeには早すぎる...」^^
気温35度。8月の雲が、7月は終わったと主張する。

タピオカミルクティーに最初にハマったのは、20年以上前の東京ディズニーランドで。
自転車に乗って1日おきに行くたびに、必ず買って飲んでたのを思い出す。

初ゴンチャ♪
黒糖タピオカミルクティー。なんと学割が使えるのだ。

大きくなって、あの頃を覚えていない娘と一緒に。

何度か帰省が必要で、自分の部屋化したホテルの部屋。家を持たずにホテル暮らしっていうのもありなのかも、とか思う。
身の回りのものを無くして、実家も片付けて、もう、潔く透明に戻っていく。
スーツケース一つでどこへでも。行っても行かなくてもいい。自由がそこにあることが限りなく好きだ。

外で頻繁に働くようになって、通勤は読書時間に。
1ヶ月audibleに登録して20冊耳読。1.3、1.5倍速で聴いて、ハラリの大作本もあったから、これが限界。
鈴木佑さんの『Your Time』など、実本で読みたい物も。最後に聴いたミニマリストしぶさんの本は聴きごたえあった^^

忙しさと、頭の中で整理しながらの読書で、図書館で借りた本が1冊、期限までに読めなかった。残り250ページ。あと少しだったー。
もうこれは買ってしまおう。
大好きな『時間は存在しない』(カルロ・ロヴェッリ著)と異内容もあるが、じっくり旅するように楽しめるブライアン・グリーンの本。

3月とビタミンと俵万智

3月とビタミンと俵万智

3月は焼き芋が美味しい季節である。

と書いて、私は気をつけないと、食べ物の話題ばかりになりがちだと半分反省する。
この前、酒粕が旬だと書いたばかり。

昔々、小さなレシピ本も販売したことがあって、食べるものとか食べ方とか、材料とかにも語りたいことがたくさんあるのだ。
とはいえ、今日は芋のお話。食物繊維の。

食物繊維!といえば、と、小さい頃を思い出す。
私の両親は食べ物の名前を呼ばずに、栄養素の

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冬の終わりの美味

冬の終わりの美味

冬は酒粕にハマる。

酒粕は豆腐で言えば、おからに当たるもの。
日本酒のおからである。

日本酒が作られるのは秋から冬にかけてなので、美味しい酒粕が出回るのは12月から3月まで。
つまり、今が旬なのだ。

一番美味しい食べ方は、ちぎった板酒粕をグリルで軽く炙ったもの。
何でもそうだけれど、美味しいものの美味しい食べ方は、調理法がとても素朴だなあと思う。

炙った酒粕は独特の風味そのままに、柔らかく

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イチゴ大福

イチゴ大福

切り餅を電子レンジで溶かして、次女と一緒にイチゴ大福を作った。

豆乳で伸ばし、お砂糖を加え、ツヤツヤに煮た黒豆も入れて片栗粉で成形。
あんこは粒あんにして、最後に大福に切り目を入れてイチゴを乗せた。

家庭科というより、まるで工作の時間みたい。
服も顔もなぜか粉だらけになりながら、手作りが楽しくてどんどん作ってしまう。

なんということのない、小さなこういう時間を、いつも大事にしたいと思って、娘

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