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リハビリに取り組む父と、家族のポジティブサポート(三浦豪太)
この文章は、『諦めない心、ゆだねる勇気』の著者・三浦豪太が担当します。
父・三浦雄一郎との共作で、この本をまとめました。
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リハビリに取り組んだ父の姿を伝える本
主婦と生活社の新井さんより連絡をいただいたのは、2023年の2月頃だろうか。確か、まだスキーシーズン中だった気がする。
「高齢者とそれを支える
障害を持っても続く、三浦雄一郎の挑戦(長女・三浦恵美里)
この文章は、三浦雄一郎の長女である、三浦恵美里が担当します。
『諦めない力、ゆだねる勇気』の制作には、父のサポート役として携わりました。
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2020年からのリハビリの日々
父・三浦雄一郎は2020年 6 月、頸髄硬膜外血腫を患いました。
一時は首から下が麻痺した状況となりましたが、そこからリハビリを重ね
障がいのある方も、高齢の方も、野外活動を楽しむことができる時代へ!
三浦雄一郎さんが、次男の三浦豪太さんや、たくさんの仲間たちと、富士山頂を目指したことがニュースとなりましたが、ここで使われたのが「アウトドア用車椅子」(山岳用車椅子)です。
この記事では、障がいを持つ方たちの活動の場を広げる「アウトドア用車椅子」「デュアルスキー」について、ご紹介します。
(この記事は、三浦雄一郎さん、三浦豪太さんの共著『諦めない心、ゆだねる勇気』の編集に携わった、細川工房・細川
ネッシーのような存在、三浦雄一郎
編集で携わりました溝呂木です。今回の本のこと、それまでの三浦雄一郎さんとの出会いや関わりについて、書きたいと思います。
幼き日、三浦雄一郎はネッシーのような存在だった子どもの頃、大好きな本があった。
それは、ネス湖のネッシー、ツタンカーメンの呪い、バミューダトライアングル、イースター島のモアイ像、アマゾン川の人喰いピラニア、世界一高いビル、世界で一番高齢の人……などなど、
昭和の小学生の好奇心を
親の介護の経験から、この本をどうしても作りたかった
本書の企画を立ち上げた、主婦と生活社の編集担当・新井、1965年生まれです。
この本の企画を考えたきっかけは、自分の親が高齢となり、心身ともに衰えが進んだことです。
「年を重ねることが楽しく感じられる」本を出したい!
そう考えたところから、この企画は始まりました。
親の「老い」を、前向きに受け止めるのは難しい……二十歳前後で実家を出て東京で暮らすようになり、
親との付き合いは盆暮れの帰省時の