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読んだ、面白かった! -2-
堅苦しいことは抜きにして、読んで面白かった本を紹介するコーナー
言いたいことはただ一言。
面白いから読んで!
二冊目は、『ネット右翼になった父』(鈴木大介)。
このタイトルには少々違和感がある。というのはネタバレになるけれど、読んでみれば実は著者の父はネット右翼になってはいなかったからだ。
この本の主題はむしろ、1970年代生まれの僕らの世代が、父親との距離感をどうにも埋められないま
来し方(6) – 92年バングラデシュ訪問記
この稿「来し方行く末」の目的は、ワークキャンプ記録を残すことではない。先を急ごう。
今回は、バングラディシュでの話。カルカッタからダッカへと飛行機で飛び、四日ほど滞在していくつかの施設を見学した。そして、旅の洗礼もうけた、というお話。
先を急ごう。ダッカへの移動は8月15日だった。8月15日は日本では敗戦記念日だが、インドでは独立記念日。インドが英国から独立したのは1947年だから、この
行く末(4) - 番外編(「男がつらい社会」、日本は本当にこれでいいのか)
タイムリーな記事を見つけたので、今回はそれを紹介したい。
「男がつらい社会」、日本は本当にこれでいいのか
東洋経済ONLINEに掲載された、木村隆志の記事だ。
世界経済フォーラムが発表した「ジェンダーギャップ指数報告書」で、日本は146カ国中125位となったことを上げ、男女格差を減らすには、むしろ男性の意識が変わらなければならないよね、という話だ。
ちなみに、125位というのは、116
読んだ、面白かった! -1-
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言いたいことはただ一言。
面白いから読んで!
栄えある第一回は、田中兆子の『懲産制』。
文庫本に収められている小谷真理の解説から、本書の設定を紹介しよう。
それゆえ、十八歳以上三十一歳未満の男性に、二年間女性になる義務を課す「懲産制」が導入される。
驚いたのは、この小説が書かれたのが、2018年ということだ