『ベルサイユのばら』-その6 フェルゼン、フランスに戻る!計り知れないフェルゼンの影響力-
(Spoiler Alert!ネタバレ注意!)
みなさん、こんにちは!
今日は、前回予告していた通り、MC3巻からみていきたいと思います。
MC2巻の最後で、4年ぶりにフランスに戻ってきたフェルゼン。
フェルゼンの再登場で、これから本格的に、マリー・アントワネット、オスカル、フェルゼンの愛が動き出しますね。
全然関係ないけど、フェルゼンの髪が短くなってる!
ベルばらも、このあたりから、すんごく面白くなってくるんです。
なにせ、色んな出来事・事件が、てんこ盛りで起こり始めます。
ざっと見ただけでも・・・
・ロザリー、オスカルに連れられて初めてヴェルサイユ宮殿へ
・ロザリーとポリニャック夫人がばったり会う
・マリー・アントワネット、フェルゼンのことを意識し始める
・ジャンヌの首飾り事件が動き出す(ロアン枢機卿に、自分は王妃と知り合いだと言って騙し始める)
しかし、何と言っても、やはりフランスにフェルゼンが戻ってきたことが大きい。
彼の影響力って、凄まじいんです。
だって、彼は2人の女性の心を揺さぶるようになるんですから。
ベルばらでのフェルゼンは、実直というか正義感も強いし勇気もあるし、1人の女性を一途に愛する人でもあります。
1人の女性を一途に愛する男性と言えば、そう!アンドレもいますが、アンドレとフェルゼンは、どこか似てない・・・。
今ふと思ったのですが、アンドレとフェルゼンの考察も面白そうですね。
また追々考えてみたいと思います。
話が少し脱線しましたが💦、またもやフェルゼンはオスカルを助けるんです。
1回目は、過去記事にも書いた、王妃落馬事件の時ですね。
そして今度は、オスカルがポリニャック一味に襲われた時です。
襲われる直前に、フェルゼンはオスカルに、「いまや陰の女王と言われているほどのポリニャック夫人だ。どんなことでも彼女ならやれる!気を付けてくれ オスカル」と、オスカルを気遣う発言をしています。
そして、王妃の名前を騙った一味に襲われて、オスカルが左肩を刺され、とどめをさされそうになった時、フェルゼン登場!
この時、フェルゼンが現れなかったら、オスカルは死んでいたかもしれません。
フェルゼンは、実はこののち、もう一度オスカルを助ける時があるのですが、それはまた改めて記事にしたいと思います。
自分(オスカル)が危ない&大変な目ににあったとき、必ず助けに来てくれたフェルゼン。
そりゃ、オスカルもフェルゼンのことを好きになるでしょう。
左肩を刺されて重傷を負った時、オスカルはフェルゼンに”好き”という感情はまだなかったと思うけど、”好き”になるトリガーになった出来事だと思う。
恐らく、好きという感情が芽生え始めたのは、「フェルゼンの結婚話」を、フェルゼンと話し合っていた時かな、と思うのですが、この件については、次回の記事に譲ろうと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
続く。
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