見出し画像

髪を染める人はヘアカラーアレルギーに注意!染めた後にはパッチテストも推奨。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は昔から、「⚪︎ちゃんは黒髪しか似合わないと思う」と言われ続け、大学は受験に失敗して滑り止めのところに入学し、知り合いも一人もいなかったので、大学デビューみたいなカタチで、髪を染めました。

茶髪にしたつもりが当時の母の話では、かなり赤かったそうです。市販のもので染め、色が抜けると、「流石に大学の寮のお風呂では染められない」と思って、実家に帰って来た時に染めていました。

大学中退後、黒髪に戻そうと今もずっと通っている美容院に行き始めましたが、「相当傷んでいるから、時間がかかる」と言われて、傷んでいることで髪が切れやすく、凄く時間がかかりました。

その後甲状腺機能低下症という病気にかかって髪が抜けたので、今は染めようとは思っていません。

この記事では過去に染めていた私も、染め続けたらなっていたかも?と思う、身近なアレルギーの話です。

この春、新生活に合わせ、髪の毛を染めた人も多いのではないでしょうか?市販の商品でも美容室でも手軽に髪を染めることができる反面、注意しておきたいのがヘアカラーリング剤によるアレルギーです。

頭皮のかゆみや痛みを引き起こし、繰り返し使用すると症状が重篤になります。専門家に対策や注意点を質問しました。

今回は、ヘアカラーアレルギーの注意点や対策を当事者の話を元に進めていきます。

ヘアカラーアレルギーによる、身体への負担

愛知県在住の会社員の女性は20代半ばから定期的に美容室で髪の毛を染めていました。以前から髪を染めた後に頭皮にかゆみを感じることはありましたが、「よくあること」とあまり気にしないでいたといいます。ところが2年前、美容室で染めた後、顔と頭皮に激しいかゆみを感じたといいます。

皮膚科を受診し、炎症を抑える薬を処方されて症状は落ち着きましたが、検査でカラーリング剤に含まれていた化学物質「パラフェニレンジアミン」によるアレルギーだと分かりました。「美容室でのカラーリングでアレルギー発症という状況に陥るとは考えもしませんでした」と述べます。

カラーリング剤には色んな種類があります。その中でも色持ちがよく、広く活用されているのが、白髪染めやヘアカラーといった酸化染毛剤です。主成分であるパラフェニレンジアミンなどの酸化染料がヘアカラーアレルギー発症の原因になります。

アレルギーが専門の藤田医科大学の松永佳世子名誉教授によりますと、ヘラカラーによるかぶれには刺激性とアレルギー性があります。刺激性は、カラーリング剤に含まれる化学物質の刺激の強さによってアレルギー反応が出るものです。頭皮にかゆみや痛みを感じますが、比較的軽症で済み、洗い流せば症状は消失します。

その反面アレルギー性は、毛染めをして24時間後以降にかゆみや痛みが引き起きやすく、1週間ほど継続する傾向があります。松永名誉教授は「もし症状が2日以上継続するのであれば、ヘアカラーアレルギーの可能性があって、速やかに病院を受診して頂きたいです」と指摘します。

一度ヘアカラーアレルギーを発症すると酸化染毛剤を使用する度に症状が出現する様になり、繰り返し使用すると重篤になります。極めて稀にヘアカラーをした直後に息苦しさやじんましんなどの重症の症状が出現することもあります。

「ヘアカラーアレルギーはある日突然出ると思われがちですが、そういうわけではありません」と松永名誉教授は危惧します。かゆみは感じなくても皮膚が軽くかぶれている、赤みがあるなど、前兆が必ず出ているといいます。ただ、耳の裏や頭皮などは自分では気付きづらいといいます。

参考:頭皮の痛みやかゆみ続いたらヘアカラーアレルギーかも 少しの異常でも使用中止 東京新聞(2024年)

消費者庁や日本ヘアカラー工業会は市販の酸化染毛剤を使用する時には、48時間前に必ず【パッチテスト】を行う様に発信しています。染毛剤を肌に少量つけて反応を見る方法です。また、日本ヘアカラー工業会は美容室向けに【パッチテスト】の手引を作成し、ヘアカラーを受ける前に過去の皮膚トラブルの確認を徹底する様に要求しています。

ですが、【パッチテスト】では反応が出ない「偽陰性」になる場合もあります。美容室では確認が不十分なことも少なくありません。松永名誉教授は「ヘアカラーを受けた後は頭や耳に赤みはないか、かゆくないか意識して、少しでも異常を感じたら使用を中止し、早期に病院を受診して頂きたいです」と推奨します。

アレルギー反応が出たり、【パッチテスト】で陽性だったりした時には、酸化染毛剤の製品はいずれも使用できません。

カラーリング剤はそれ以外にも、酸化染料が含まれないヘアマスカラ、ヘアマニキュアなどもあります。色持ちは短いですが、髪を染めることは可能です。

ですが、松永名誉教授によりますと、ヘアマスカラやヘアマニキュアなどに含まれる香料などが、ヘアカラーアレルギーの原因になる人もいるといいます。「原因が分からないまま使い続け、重篤になるケースもあります。異常を感じたらアレルギーの専門医で検査を受けて頂きたいです」と警鐘を鳴らします。

父がそう、

私の父は年相応なのもあってか、髪の毛が薄いです。父は昔、母の話ではオシャレだったらしく、髪の毛があまりないことを気にして、若い時から染めているので、よく染めます。

父は染めなければ全部白髪です。ある日、急に不自然に髪が黒くなると、染めたなと分かります。

父は市販薬で染めるのですが、染めるには髪の毛が減って来たことからか、髪を染めると、眉毛のところとか、頭皮とかが赤くかぶれてしまいます。それは染める度に起こります。

特に頭皮は長年染め続けたせいで、ずっと赤いままです。本人は痛いとは言いませんが、絶対に痛いと思います。

ですが、父は大の病院嫌いで、「病院なんて行くもんじゃない」と言って、積極的に行く人ではありません。

この記事を書いて、「父はヘアカラーアレルギーなのかも?」と思いました。病院に行かないとなると、髪を染める回数を減らすしか方法はないのでしょうね…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?