マガジンのカバー画像

わたしの好きなもの

6
私の好きなものたちです。 もっと、まだまだいっぱいあります! 何となく好きな、たくさんのものやこと それらを少しづつ言葉にしていきたい。
運営しているクリエイター

記事一覧

ベーグルを焼きます

オーブンの中でだんだんふくらんでいく姿がもうかわいくって、そわそわして待ちます。
オーブンからは、パンの香りがほんのり。

そしていざ、扉を開けます。
香りが部屋に広がります。
ほっこほこにふくらんだベーグルが顔を出します。

あぁ〜幸せの香り!
最高です。

大切な場所のこと

大切な場所のこと

おじいちゃんの三十五日法要で、0.7日ほどだけ帰省しました。
夜行バスです。

早朝に着いてからすることがなくて、私は1人で久しぶりに地元の街並みを散歩しました。

まず、人が全然いない。
観光地だからいつもは人で賑わっているのに、朝はだーれもいない。
静か。
こんなに静かなのは初めてだ。
みんな寝てるんだなぁ〜
街が一休みする時間だ。
空白の時間があるっていいな。

みんな、ちゃんと生きてるんだ

もっとみる
月と、それにかかわる記憶

月と、それにかかわる記憶

月が好き。

私が産まれる前、親は名前の候補として「月」って字を入れたかったらしい。
結局、対面してみて「なんか違うぞ」、とのことで名前は変わったのだけれど!

月はずっと私についてくる。いつも見てくる。

今まで色んな時に月を見上げてきて、そういう過去の記憶を思い出す。あの日も同じように月を見てたなぁ、って。

ずっとついてくることに安心感を覚える日が何度もあった。
一人暮らしを始めたばかりのあ

もっとみる
空の青さについて

空の青さについて

青空が好きだ。

気持ちが晴れる。

朝、家のドアを開けた時に青空が広がっていると、なんかもう全部うまくいく気がする。

いやなこと、心配なこと、
色んなことが全部青に吸い込まれる。

ちゃんと息を吸える。
とても気持ち良い。

雲ひとつない青空
だけどその青さはいつも違っている。

雲がある青空も大好きだ。
雲がながれる。
それを見ていると、生きてるなって思う。
雲が動いていて、それを見ている自

もっとみる
生活を営むことへの想像

生活を営むことへの想像

いつも、どこにいても、時間があると窓から外を眺めるくせがある。

それは、人の生活が好きだから。

人の生活がとても好き。愛おしく思う。

窓の外を見ると、人の家があって、人の窓があって、そのひとつひとつの窓にはひとつの生活がある。会ったことも見たこともないたくさんの人たちが、それぞれ何かを考えたり感じたりしながら生きている。

それを想像するだけで私は、ソワソワしてなんだか胸がきゅーーってしてく

もっとみる

言葉についてのいろいろ

私は言葉が好きだ。とても好き。

意識したのはここ数年だけど、たぶんずっと小さい頃から好きだったと思う。

言葉ってすごいのだ。
たった50音の組み合わせでしかないし、記号でしかないのに、言葉はどんな景色も見せてくれる。どんな経験もさせてくれる。

中学生の頃、たくさんの本を読んだ。本を読む度に、自分がいる世界からすっと抜け出して、たくさんの世界に触れてきた。薄っぺらい紙と記号の羅列だけで、どんな

もっとみる