お茶と合気道の親和性 (文庫版『日日是好日』より)
(1)必読本に出逢う①『日日是好日』との出逢い
ある日、書店でふと手にした文庫本、
それが『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』(2008, 森下典子, 新潮文庫)でした。
私は気になった(もしくは気に入った)箇所に付箋を貼る習慣があるのですが、この文庫本を読了したとき、薄い本は付箋だらけになっていました。
この本は、合気道を稽古する人(特に稽古を始めて日が浅い人)にとっての「必読本」だと思いました。また、合気道に限らず、「これ」という正解や目的が見えにく