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イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅〜季節は四つだけじゃない〈暦のお話 まえがきに変えて〉
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを体感し、イマここに生きましょう。
〇この『暦と季節のお話』シリーズは、
伝統的な暦【二十四節気七十ニ候】を、リアルタイムに季節を感じながら、養生法と共にみてみようというものです。
マガジンに順次まとめていま
七十二候第72 鶏始乳
二十四節気大寒末候
七十二候第72
2023年1/30-2/3鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)鶏が卵を産み始める
二十四年七十二候を一年を通して追いながら、季節を観じてみる試みを行なったのは2020年のこと。
この1番ラストのフィナーレの頃には仕事も忙しく、税務申告の準備にもおわれ、ここだけ書けないでいました。
2年越しに思いが叶って嬉しいです。
今年は書けなくならないように、少し早め
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「虹始見(にじはじめてあらわる)」〉
2021年4月15日~19日 七十二候 第15番 清明 末候 「虹始見(にじはじめてあらわる)」雨の後に虹が立ち始める頃
15日のニュースで、長崎地域等に還水平アークが観測されたと報道されていました。
また昨年の記事でも16日に観測されていたようで、暦とリンクするようで胸躍ります。
還水平アークとは★wikipedia★
濡れた空にかかる虹はなんとも美しいもの。
今時期は真夏程の明確さは
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「鴻雁北(こうがんきたへかえる)」〉
2021年4月10日~14日 七十二候 第14候 清明 次候「鴻雁北(こうがんきたへかえる)」“こうがんかえる”というときもあるようです。
雁が北へ渡って行く頃
ということですね。
前回はツバメが来ましたので、同じ土地から空を眺めるわたしたちからは、季節のバトンタッチのように見えてきます。
先日、漁師さんとお話していて、旬の話題になりました。
今時期は、北へ行った魚たちが、たっぷり肥えて
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「玄鳥至(つばめきたる)」〉
2021年4月4日~19日 二十四節氣 清明太陽黄経15度。この頃、すがすがしい南東の風が吹くので,『すべてのものが清らかで生き生きとするころ』という意味の清明と名づけられました。
2021年4月4日~9日 七十二候 第13候 清明 初候「玄鳥至(つばめきたる)」
つばめが南から飛来する頃
季節は晩春。
玄鳥至は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「桐始華」と呼ばれる
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」〉
2021年3月30日~4月4日七十二候 第12候 春分 末候 「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」遠くで雷の音がし始める頃
遠くで、どころか、
すでに何度か台風のような土砂降りに、おそらくは近所の山に落雷もあった模様。
桜の開花も早まっていますし、やはり季節は少しづつ前倒し?になってきているのでしょうか。
もしそうだったとしても、二十四節氣七十二候のような、『この時期はこういうこと
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「桜始開(さくらはじめてひらく)」〉
2021年3月25日~29日七十二候 第11番 春分 次候 「桜始開(さくらはじめてひらく)」桜の花が咲き始める頃
ここでいう桜とは、ソメイヨシノのことかと思います。
今年は全国的に開花が早かったと言われ、東京も2020年についで、観測史上最も早かったのだそうです。また、広島では満開まで二週間かかったとのこと。
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早く咲き始めても、じっくり咲いて、さらにお天気にも恵まれ長く咲
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「雀始巣(すずめはじめてすくう)」〉
2021年3月20日〜4月4日
二十四節氣 第6番 春分太陽黄経0度
いよいよ春らしさが増してくる頃です。
2021年3月20日〜24日
七十二候 第10番 春分 初候 「雀始巣(すずめはじめてすくう)」雀が巣を構え始める頃
春分を迎え、いよいよ春らしさを体感する日々となります。
先日、お茶のお稽古で先生のところへ伺うと、床の間の艶やかなピンクに目を奪われました。
生徒さんのおひとりがお持
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」〉
2021年3月15日〜19日
七十二候 第9候 啓蟄 末候 「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」青虫が羽化して蝶となる頃
実は今日は3月30日。
春は芽吹きと言いますが、本当に積み重ねてきたことが一斉に芽吹いて、有り難い!と感謝しながら必死で取り組む日々です。
約2週間前となるこの頃がちょうどいくつめかの山場で、概ねリアルタイムで取り組んできたこの二十四節氣七十二候noteを開くことすらままなら
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「桃始笑(ももはじめてさく)」〉
2021年3月10日~15日
七十二侯 第8侯 啓蟄 次侯 「桃始笑(ももはじめてさく)」
桃の花が咲き始める頃。
『笑』と書いて『さく』。
この表現、すごく素敵だなあと見るたび思います。
桃の花と桜の花、パッと見ると似ています。
違いがわかるとよりたのしめます。
桃の花は花びらの先が丸い
桜の花は、花びらの先が割れているそうです。
どちらも春のおとずれを教えてくれるもの。
た
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「蟄虫啓戸(すごもりむし とを ひらく)」〉
2021年3月5日~19日二十四節氣 第5番 『啓蟄(けいちつ)』太陽黄経345度
冬ごもりしていた虫が出てくるとき。
時は仲春です。
2021年3月5日~9日七十二候 第7候 啓蟄 初候 「蟄虫啓戸(すごもりむし とを ひらく)」七十二候初候も同じ意味なので、よほどのインパクト、と感じます。
事実、この頃から春の氣が一挙に増し、様々な虫の姿を見かけるようになります。真冬のオーバーコートの
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「草木萌動(そうもくめばえいずる)」〉
2021年2月28日~3月4日七十二候 第6番 雨水 末候 『草木萌動(そうもくめばえいずる)』草木が芽吹きはじめる頃。
少しづつ春の気配が増し、雨水に入ってからはハマダイコンの可憐な花や若草色を目にするようになり、河津桜が咲いたり、菜の花の彩りに明るく照らされる日々となってきました。
雨水も今日から末候。雨水もこの五日間で終わり、季節は次へと移っていきます。
末候は占星術の『五度前』のよう
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)〉
2021年2月23日~27日七十二候 第5候 「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」
かすみがたなびきはじめる頃。
『春霞』とは、なんとも風情を感じる言葉です。
わたしはこの言葉を聴くと、お能の羽衣を想い出します。
なんだか聴くだけでうっとりとしてしまう美しさです。
ところで、
“もや、かすみ、きり”など、似たような言葉がいくつもありますね。
感性では違うものと認識していますが、さて