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発達障害を幸せに克服するには

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服薬に関する、勇気ある決断を振り返る

服薬に関する、勇気ある決断を振り返る

Xへの投稿より
今から11年前、精神科の薬を(障害者雇用の職場に内緒で)飲むのをやめた時の話。

半年くらいは反動というか、体調が悪い状態が続きました。
しかし、そこを過ぎてから、体調が急回復していったのも覚えています。

精神科の薬は「必要な人」と「必要ではない人」がいると思うのです。
現場の様子を見た感じ、後者の割合の方が多い。

「薬が必要ではない発達障害者」にとって、薬は麻薬のようなもの。

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笑う習慣の大切さ

笑う習慣の大切さ


自分の父がそうですが「笑う習慣が無い」んです。
70代の今でも、つまらないことですぐに怒鳴り声。
たまにニコニコしますが、これではあまり意味がない。

発達障害で「笑う習慣が無い方」けっこういませんか?

日々、笑う習慣があるだけで、ストレスのレベルが全く違います。
ストレスが減ることで、心身にとても良い影響があるでしょう。


渋いですが、伊達はHuluで「笑点」を見るのが毎週の習慣です。

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現代の日本社会と発達障害⁉︎

現代の日本社会と発達障害⁉︎

Xでの引用リポストより。
政治系インフルエンサーの投稿を読んでいました。
ふと、発達障害者への影響を思いつき・・・

《引用した投稿1》
人間には一長一短があるから社会が回ります。
でも、日本人は心に余裕がなくなり人の短をあざけ笑うようになりました。
当然、社会が崩壊するようになっていました。
一長一短があるから支えあって生きてくという
当然の考え方が失われたのが現代日本です。

↓以下、自分のコ

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元自閉症としてのインタビュー

去年のクラファンを始める前あたりにインタビューを受けました。
発達障害児の学校教育への熱い志をもったYukiさんから。
時期的にちょっと遅いですが、ぜひ見てもらいたい内容なので、シェアさせていただきます。

自分が自閉症だった幼少期から学生時代の話を中心に、今に至るまでの心境などをそのまま話しました。

睡眠の改善はあなどれない

睡眠の改善はあなどれない

Xより。珍しくビューが多かった投稿です。

↓ここから↓
睡眠を改善するには
「毎日、運動する」「夜はテレビやスマホを極力見ない」
「瞑想でストレスを落ち着ける」「夕食後に15分の半身浴」などが有効。

これを「毎日、睡眠薬を飲む」で解決しようとするのは、そもそも不自然。
現在、発達障害の皆さん、この事を頭に入れておいてください。
↑ここまで↑

今から16年前、伊達は毎晩6錠の睡眠薬を飲んでいた

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タイトル未定 2冊目の企画書を目指す

タイトル未定 2冊目の企画書を目指す

4月から「著者リンピック スターズ」という、出版オーディションに参加します。
(これについて書くと長くなるので、また続報を書きます)

4月1日から30日までに、出版企画書を作成するミッション。

ここで去年使った『発達障害克服の3ステップ』の再利用で楽になるわけですが。
せっかく、主催者が添削してくれるのだから、2冊目の企画書を作ります。

これからの作家人生は1冊で終わるわけではない。

去年

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10年間の停滞⁉︎

10年間の停滞⁉︎

今年は自分が障害者雇用を退職してちょうど10年です。
Xにて、発達障害のインフルエンサーの投稿に「コメント付きリポスト」

★インフルエンサーの投稿★

発達障害に関する理解が10年ぐらい停滞している感じがする。認知が広まっただけ(知ってる人が増えただけ)。
障害の社会モデルですら、日本ではなかなか受け入れられない。

そして、日本は貧しくなっていっており、健常者ですら負担が大きい。
弱者への攻撃

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夢の力は苦難を越える(人間関係編)

私が発達障害だった30代前半まで
人間関係に苦労したエピソードです。

会話困難ゆえに、初対面の人とトラブルを起こしやすかった。
家族以外の人間関係は極めて狭い状態でした。

こんなこともありました。

1)大学の知人の「結婚式」に招待されたことが無い
彼らとの人間関係を深められなかった?
お金が無さそうな人は誘えない?
会話困難、式場でトラブルを起こしそうな人は誘えない?
実際の誘わなかった理由
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「体調を良くする」から「人生を良くする」へのシフト

この日本や世界の目立たない場所に、発達障害に有効な治療法はあるようです。
・世界中の伝承療法から生み出された治療法
・栄養の観点から、脳機能の観点からの治療法
・rTMSという、うつや不安などを改善する最新の医療デバイス

しかし、広く情報収集できる視野がなければ、その情報はなかなか見つかりません。
結局は通院・服薬+福祉施設+障害者雇用という一般的な治療法に落ち着いてしまうもの。

ここから、今
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心を癒す時間がやがて必要になる

発達障害だった時期、苦しい経験があまりに多く、今でも癒しが必要に感じます。
・自分の行動で、普段怒らない祖母が怒った時の恐怖
・20代前半になっても、恋愛したことの無い焦り
・20代半ば、自分の言いたいことが声にならない、聞いた相手が不機嫌になる

・20代後半、派遣の仕事を2日間でクビになったこと
・カラオケオフ会で同室した人が逃げ出してしまった
・30代前半、人に迷惑をかける発言ばかり出てしま
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障害者雇用における「周囲の人と環境からの影響」

X上でこんな投稿を見つけました。
「ASDとADHDの併発で・・・」

※ASD:自閉スペクトラム症(旧アスペルガー障害)
※ADHD:注意欠如・多動症

投稿した人をASDと仮定すると「併発」というのは誰が認定したのでしょうか?
医者?福祉職?それとも本人?

ADHDに関する情報を知らなければ「併発」という概念は浮かばないはず。
同じ職場・施設にいるADHDの人を見続けることで、影響を受けた可
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障害者雇用の5つの問題

Xで発達障害者の投稿をながめていましたが
《障害者雇用》に関する悩みが尽きることはないです。

比較的安定したサラリーマンのような《一般雇用》と比べ
《障害者雇用》にはどのような問題があるのでしょうか?

以下の5つ以外にもありますが、
Xでの当事者の投稿に役立ちそうなポイントを選びました。

①体調が悪い状態での就業
「服薬」「偏食・夜更かしなどの悪い習慣」「家庭で緊張を強いられる」
「運動の習
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障害者福祉の現場を離れて夢を見つける

実は私は障害者雇用を退職後、障害者の福祉職に就こうか考えました。
しかし、すぐに「それは無理」と気がつきました。

仮に、面接で「私は元自閉症です」と言った瞬間に不採用になる可能性が高いこと。
 この人は薬が必要なのではないか? 何か症状を隠していないか?
 暴走したりしないだろうか? 自閉症の人を同僚に迎えたくない

(中には良い職場もありますが)こういった当事者への差別的な考えが根強いはず。
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発達障害に関する「絶対的な観念」

X上の発達障害者の投稿を見ていて思うのですが
発達障害に関して、ある種の「絶対的な観念」が存在し
私が発信を続けても、なかなか変化が起きないのを痛感します。

その観念というのは
・障害者なので、生きづらさを抱える
・障害者なので、心と身体に不調を抱える
・通院しながら、障害年金をもらいながら、働くことがゴール
・健常者と障害者の間の「壁」を越えるのは困難
などです。

Xのみならず、医療・福祉、
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