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発達障害部下と傾聴について

今回は発達障害部下に対する傾聴です。

傾聴と言うと、お客様に対して行うイメージがあると思いますが、私は部下とのコミュニケーションでも非常に有効だと思います。

そして、それは発達障害部下に対しても同じ事が言えると思います。

傾聴とは、言葉から相手の意図をくみ取り、理解する事です。

傾聴をする事によって、相手は「自分を理解してくれた」と感じてくれるようになり、相手との信頼関係が生まれます。

具体的な方法については、各種ビジネス本などにあるかと思いますが、今回は発達障害部下に対する傾聴という事でお話させて頂きます。

とにかく最後まで聞いてみる

発達傾向のある人の特徴として、話が長いという点があります。これは、話の中で重要なポイントが見つけられず、抜け漏れなく情報を伝えようとする事から起きる事が多いのですが、聞いた方としては、どこが重要なポイントなのか分からなくなってしまいます。

ですが、話を途中で遮ってしまうと、重要なポイントに行き着く前に話を終えてしまうので、結局伝えたいと思った事が伝わらなかったりしてしまいます。

その為、発達障害部下の話を聞く際は、ある程度のボリュームを想定していた方が良いと思います。

「で、何が言いたいの?」はややNGワードです

必ずしもNGという訳では無いのですが、何が言いたいのかと聞かれると、本人としては困る事が多いと思います。「で、何が言いたいの?」はどちらかと言うとコミュニケーションコストを上げてしまうワードだと思います。

部下のアウトプット力を上げる為に使うのであればナシでは無いと思いますが、、

「これってつまりこういう事?」がベターなワードだと思います。

発達障害部下の話を聞いていく中で、相手が何を言いたいのか分からないという気持ちはどうしても出てくると思います。

その為、本人の主張するポイントがどこにあるか、まずはアタリをつける事が有効です。

それが本人の言いたいこととずれていたとしても、その時に本人が自分で何を言いたかったかを考える事ができます。

そこで帰って来る答えによって、更に核心が見えてきます。

場合によってはノートやメモを取ってキーワードだけでも書き落としておいても

これは上司として、あまりやりたくないと思うかもしれませんが、定型発達(いわゆる健常者)の人同士の会話でも、相手が言ってた言葉を覚えておく事は難しいと思います。

その為、重要なポイントだけでも紙に落としておくという事も有効です。

「理解された」という事が信頼につながる

発達障害を持つ人達の悩み事に、自分の事を理解してもらえないという点があります。

逆に理解する事ができたなら、あなたに対して大きな信頼を寄せてくれるようになります。

どうしても時間のかかってしまう事ですし、そう簡単にはできないですが、一度お試し頂けたら幸いです。



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