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発達障害部下と心理的安全性について(後編)

前回のお話の続きです。

自己肯定感が低いと心理的安全性を自分で確保する事が難しくなる。

自己肯定感についても以前お話していましたが、自己肯定感が低い人の場合、心理的安全性を自分で確保する事が難しくなります。

例えば、周りが忙しくしていると、「自分のせいで他の人に仕事のしわ寄せが行っているのではないか」と感じたり、仕事を進めて行く中で「この粒度感で確認や質問をし続けていて大丈夫だろうか」など、不安を感じる事が多く出てきます。

通常であれば、過去の成功体験や、自分の価値観に立脚した考えて判断ができますし、それが間違ってても適宜修正すれば良いと考える事ができます。

ですが、自己肯定感が低い場合、失敗を綺麗に昇華させる事ができず、失敗を極度に恐れるようになります。

そして、発達傾向のある人の場合、自己肯定感が低い人達が一定数います。

その為、定型発達(いわゆる健常者)の人にとって普通の状態であっても、発達特性を持っている人にとっては不安にかられている状態になると言う事が起こります。

心理的不安感もゼロorヒャクではない

以前、発達障害当事者が困っている事は程度の違いはあれど定型発達の人達も困っているとお話しました。

これは心理的安全性についても同じ事が言えると思います。

ただし、発達傾向がある人達の方がより心理的不安感を感じる事が多く、顕在化しやすいと思います。

もし発達傾向にある人や心理的不安感を抱きやすい人をマネジメントするのであれば、そのケアが全体にとっての心理的安全性の確保に繋がる可能性はあります。

(誰だって上司が脈絡もなく部下を怒鳴り散らすような職場では働きにくいと感じますしね。。)

無理の無い範囲の下で、心理的安全性のマネジメントに取り組むという事も有効では無いかと考えています。


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