発達障害部下と服薬について
今回は発達障害者向けの薬についてお話しします。
※私もこの分野はあまり詳しく無いので、イメージとして捉えて頂ければ幸いです。
発達障害に薬があるの?
こんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。
実はADHD(発達障害の1種、発達障害と言えばADHDというイメージもあると思います)には、専用の実は薬が2種類有ります。それぞれ、[コンサータ]と[ストラテラ]と言います。
それぞれの特徴(と言うか私のイメージ)は下のようなものです。
コンサータ
どちらかと言うと短期的に集中力を増加させたり、注意力を高めたりする薬。
副作用としては食欲不振や疲労の増大など。
平日はコンサータで何とかやり過ごし、休日はエネルギー切れでベッドから出られないという話も聞きます。
ストラテラ
これは私も服薬していた事がありますので、少しは肌感覚でお話できるかと思います。
どちらかと言うと長期的に飲み続けるのが前提で、即効性は低い。
体への負担や副作用は少ない(と思う)
でも食欲不振になる。
味覚が変わる事もある。
注意力や集中力を高める効果がある。
薬が切れたからガス欠になるという感じは比較的少ない。
私の場合
私が一時服薬していたのはストラテラでした。
その時の感覚を言うと[集中力そのものを高めるのではなく、集中力を適切に散らす]という感じでした。
副作用はあまり無かったですが、微妙な体調の変化は有りましたし、妙な不安感みたいなものもありました。
効果は確かに有ったのですが、あくまで仕事の実務に関するものであって、発達傾向に起因するコミュニケーションの齟齬にはほとんど役に立たなかった印象でした。
発達障害部下が服薬をするという事
私は服薬について、医師との相談の上に適切に行い、ポジティブな効果が出るならアリだと思ってます。
ただし、服薬そのものに対して精神的な負荷がかかる事があります。
特に社会人になって発達障害と分かった人にとって、服薬をする事はそれ自体がネガティブに働く可能性があります。
自分は薬に頼らないと人並みの事もできないのか。
薬を飲んでもダメなのか。
薬の量を増やさないといけなくなったらどうしよう
こういった不安を持ちながら、服薬をしている人もいるかと思います。
あと、意外と値段も高かったりするので、その辺りも、、
発達障害部下のマネージャーとして意識する事
発達障害の[一部]については、投薬という対処もあります。
それでも、投薬に対して過剰に期待しない事
投薬に伴うメンタルの低下や体調の変化
こういった要素を意識しておくと良いかと思います。
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