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発達障害部下のパフォーマンスが落ちている時にやる事

誰でもパフォーマンスが落ちる事ってありますよね。

それは発達障害部下であってももちろんそうです。

むしろ、発達特性を持っている人であれば、様々な要因でパフォーマンスが下がる事があります。

そういった時にどう対応すれば良いかと言うお話です。

疲労が溜まっているケース

パフォーマンスが落ちる原因の一番は脳疲労だと思います。

発達特性を持っている人の場合、複合的な要因で提携発達(いわゆる健常者)の人よりも疲労する事が多く有ります。

そういった場合であれば、一旦席を外させたり、小休止させる事が良いかと思います。

複数のタスクを意識してしまうケース

上司が指示していない事でも、本人がタスクとして意識してしまっている事というのもあります。

PCでも、多くのプログラムを並行で起動させると、パフォーマンスが落ちる事がありますが、それに近いイメージだと思います。

そして、その進捗状況を無意識に把握して、それが思わしく無い時に、パフォーマンスの低下が強く起きるケースがあります。

こういった場合、本人と話をして、今抱えているタスクを一度見える化させる。

その上でまず集中すべき一つの事を指定する事が重要です。

タスクの状況がポジティブになれば、パフォーマンスも回復する

上のような事が原因であれば、個々のタスクが解消されたり、状況が好転する事でパフォーマンスが回復していきます。

個々のタスクによって優先順位はありますが、タスクの〔消化の良さ〕によって、先に終わらせる仕事を決めるのも一つの方法です。

逆に並列で業務をする方が業務が進む場合も

発達特性には様々なパターンがありますので、一つのタスクだけ集中させるとパフォーマンスが下がる可能性もあります。

これは人によってまちまちですので、部下の特性に合わせて変えていく必要があります。

何かしらの阻害要因があるケース

例えば電話対応が苦手な部下の場合、いつどんな電話がかかってくるのか、それに対して必要な回答は何かという事を常にどこかで意識していたりします。

Q&Aのようなものを会社が用意していたり、自前で作ったりしているケースも有ると思いますが、それを超えるやり取りが必要な場合も多くあります。

そういったケースでも、脳のリソースを常に多めに割いている事から、パフォーマンスが低下している場合もあります。

電話については、苦手だから取らなくて良いとするのは難しいと思いますが、例えばある時間だけ電話を取るといった分担をするのも一つの方法だと思います。

発達特性を持っている人については、パフォーマンスの上下が激しくなりがちですので、適切な対応をして、パフォーマンスを高く保てるように考えて頂く事で、より能力を発揮する事ができると、私は考えています。


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