会社の外で知見を広めるメリット
今日は会社の外に出る事のメリットについてお話します。
都心部であれば、最近は様々なビジネスパーソン向けのイベントが開催されており、peatixを始めとしたそういった情報を発信するプラットフォームも充実しています。
しかし、実際のそういった外の場で、社外のビジネスパーソンと会う習慣の有る方は少ないのではないでしょうか。
私の部署の話
私の所属する会社では、外部の勉強会や交流会に参加するような人はほとんどいません。
それは部署が変わっても大体同じで、今の部署では外部の勉強会に参加する事を〔他流試合〕と呼んだりもしています。
※以前の部署ではそもそも外部に学びに行くという発想自体が無かったですが。。
ですが、私はその考え方は非常に勿体ないと思っています。
自社内だけ見ていると、社内の価値観しか見えなくなる
日本の会社では、ある会社の常識がある会社の非常識であると言う事がよくあります。
ですが、社内に居続けると、そう言った「これは常識とは限らない」という感覚が薄れてきます。
新卒で入社した当初であれば、違和感を感じる事も多いと思いますが、それに対して「これが社会の当然」という初頭社会人教育を施すので、そこで純粋な感性が一度失われてしまう事が多いです。
この〔自社の常識〕によって自社が保たれているのであれば良いですが、自社の変化や成長を阻害するものになっている事も多くあります。
また、自社だけに目を向けてしまうと、自社内での基準に沿った成長のみに目がいってしまい、他社の価値観で見た時の成長に繋がっていないという可能性もあります。
その会社で骨を埋めるつもりであれば、その選択が最良なのかもしれませんが、人材の流動化が当たり前になりつつある時代ではリスクのある選択でもあります。
ロールモデルになる人、価値観
私にはロールモデルになる人達が沢山います。
それは本当に有難い事ですし、そういった人達の発信する情報が私の支えになっています。
そしてその人達はもれなく社外のイベントで出会った人達です。
これは必ずしも社内にいる人に魅力が無い訳ではなく、ある基準の元に統制された組織においては、その基準に沿った自分を出す事が多くなってしまうからです。
その為、新しい価値観や、アイディアを生み出す為には、違う基準で人が集まる場に行き、違う基準の人達と関わって行く事が大事になります。
遡るとこのnoteのも、その人達との出会いや気付きの中で生まれたものですし。
部下の発達特性を別の角度から見る
例えばある能力だけが高い部下がいて、日常の業務でその能力を発揮できるシーンが限られている場合、部下のロールモデルになりそうな人材を外部に探すという事ができます。
そこで得た事例等を、自社で展開する事ができれば、困り事を抱える部下が活躍できるようになるのではないかと思います。
自社内で困っている部下にこそ、外部の世界を見せる
外部の世界を見る事は、マネージャーだけに有効ではなく、部下にとっても非常に有効です。
社外の価値観に触れる事で、自分にできる事を見つける手掛かりにする事もできると思います。
ただし、中には良く無いセミナーやイベントも
私は月1回程度の頻度でそういった外部の勉強会やイベントに参加しています。
そのほとんどが学びの多いものですが、中には怪しいイベントに当たってしまう事もあります。(最近であればブロックチェーンの技術についての勉強会だと思ったら仮装通貨で不労所得を得る為のセミナーだったり、、)
もしそういったセミナーであれば、すぐにその場から帰る事をお勧めします。
お勧めは、ロールモデルになる人を見つけて、その人が参加しているセミナーに参加する事です。
そういった世界は、ある種のコミュニティになっていますので、自分が良いと思った人が参加している会や勧めてくれる会であれば、安全性は格段に上がります。
外部の勉強会は、自社に新しい価値観やアイディアをもたらし、自社を成長させる大事な要素になります。
ぜひ、マネージャーの皆さまには、そういった場に足を運んで頂きたいと思っています。
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