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お勧めの試験勉強法について(中編)

前回の続きです。


・内容を理解する必要は無い。

・分からない問題は分からないままでも良い。

・自分がどの分野なら点数が取りやすいかを理解する。

この3点が重要と言う事までお話しました。

ここで重要なのは、試験はあくまで試験として割り切って、覚えやすい分野から暗記してしまうという事です。

この辺り、頑張って理解しようとしても結構厳しいものがあります。

正誤判定の回答や解説をちょっと眺めて理解できるならOKですし、理解できなかったら「そういうものなんだ」程度に割り切ってしまいましょう。

ただし、解説を読んですぐ理解できる部分は理解しておいた方が良いです。

その「解説読めばすぐ理解できる」知識は午後の試験で非常に役立ちます。

この暗記メインの対策で過去問をひたすら解き、10回中10回合格できるレベルまで持って行けるかが重要です。

そんな簡単に暗記できたら苦労しない

そう思う方もいると思います。

確かに、これについては試験ごとにコツがあると思いますし、勉強方法も色々考える必要があると思います。

私が意識しているのは。

・とにかく覚えて忘れてを短いスパンで繰り返す事。

例えば応用情報技術者試験であれば、一つの問題に解答して、すぐに答えを見ます。

そして次の問題に移行するという形です。

それで実際にある年の過去問を解いた後、もう一度同じ問題を受けます。

そうすると、かなりの確度で合格点を取る事ができます。

人間は忘れる生き物ですので、忘れる事を前提にして、何度も『思い出す』作業を行う。

そうする事で、記憶を『思い出しやすく』する事ができます。

「〇〇というキーワードが出たら回答は△△」と言うレベルで覚える。

これも機械的な暗記の方法ですが、問題文を読んだらすぐに答えの文章が浮かぶような覚え方がラクです。

そもそも過去問がどれくらい使いまわされているのか

前編の試験そのものを知るって事と繋がるのですが、試験問題のうち過去問がどれくらいの割合で含まれるのか、それが問題文も全く同じレベルなのかと言う点は重要です。

応用情報技術者試験の午前では、体感では問題文の7割くらいは過去問の使いまわしだったと思います。

その為、過去問で9割の正答率を維持できれば、理屈上は午前は合格できますし、仮に7割の正答率だったとしても7割の過去問に7割の正答率で49点は稼ぐ事ができます。

残りの問題が4択の正誤判定だとすると、適当に解答しても合格点の60点を超える可能性は十分ある計算です。

※長くなったのでここで一旦切ります。


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