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発達障害当事者の困り事をシェアします

先日、OMgray事務局の主催する[グレーゾーンのための問題解決シェア会]に参加して来ました。

この会は、発達障害グレーゾーン(発達障害の診断が降りなかったけど特有の困り事を持ってる人)の抱えている問題をシェアし、お互いのナレッジで解決する事を目的にした会です。

ちなみにOMgray事務局は、以前ご紹介した本[発達障害グレーゾーン]の特別協力をされた団体です。

発達障害部下のマネジメントをする上で、本人達がどのような悩み事をもって生活しているのか、イメージを持って頂ければ幸いです。

仕事の依頼人が誰か分からなくなる

口頭で指示を受ける時などそうですが、誰からその指示を受けたか忘れてしまう事があるそうです。

私も心当たりありますが、特にちょっと時間が経ってしまうと致命的に忘れてしまう事があります。

イレギュラーな展開があるとどうしていいか分からなくなる。

これは仕事の話では無いです。あるサービスを受けようとした時、そこの営業担当が独立するから自分と直接契約して欲しいと言われたそうです。

普通そんな展開は無いので、その人は頭が真っ白になって何も言えなかったそうです。

まぁ、そんな展開あったら誰でも困惑すると思いますが。。

仕事で書類のチェックをしたけど、チェックもれを指摘された。でもその項目自体、そもそもチェックするよう言われていなかった。

これも上司はチェックポイントを伝えたいつもりでも、明確に言っていなかったり、曖昧な表現をしてしまっているケースがあるのかもしれないです。

「普通ならこれくらいできるのに」の普通とは?

参加者の方がほぼ共通して言っていたのは、「普通ならこれくらいできるのに自分は、、」というフレーズでした。

でも、その普通というのは本当に普通なのか、ちょっと疑問に思いました。

例えば仕事の指示を受けた相手が誰か忘れるといった事は、定型発達(いわゆる健常者)の人では珍しい事だと思います。

でも、営業担当が「独立するから自分に案件をふって欲しい」と言われたら、定型発達の人でもコメントに困ると思います。

これは以前お話しした自己肯定感に関わるもので、周りから何もできないと言われ続けてきた為、自分を過小評価したり周りを過大評価したりする事で身動きが取れなくなっているのではないかと感じました。

それでも課題解決シェア会に参加する事は凄い事だと思う。

例えばあなたが何か強いコンプレックスを持っているとして。

そのせいで仕事が上手くいかない時

見ず知らずの人にそれをカミングアウトして相談するのってかなりハードル高いと思いませんか?

私はこの会に参加した時、最初はかなり緊張しました。。

それでも勇気を出してその場に来た事は素晴らしい事だと思います。

マネージャーの皆様にお願いしたい事

私はこのnoteで、発達障害の困り事とその対応を発信しています。

マネージャーの皆様には、ぜひこの世界観を知って頂き、彼らを良い方向に持っていって頂きたいと思います。

とは言え、マネージャーの皆さんが無理して潰れてしまっては元も子もないです。

このnoteでは、そんなマネージャーの方が無理なく効率良く、発達障害部下のマネジメントができるような情報を発信していきたいと思っています。

私が発信する事で、少しでも職場の不幸が減ってくれれば最高です。


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