発達障害部下へのNGワード集①
今回は私の実体験や、ツイッター等で聞いた話を元に、「これを言われると辛い」と思うワードをご紹介します。
※これらはあくまで例です。実際同じ事を言っても問題無い場合もありますし、その辺りは信頼関係や相手の受け方で変わってきます。
頑張れよ!
これ、殆どの方が無意識に使っていると思います。
私もよく使うワードです。
ですが、相手によってはマイナスに働いてしまう事も多くあります。
例えば、既に本人として目一杯頑張ってる時、頑張れと言われると「自分はまだまだ頑張れていないんだ」と認識させてしまう事があります。
「え、常にモチベーションが低いと認識させて頑張らせられるならいいじゃないか」と思うかもしれませんが、どちらかと言うと無理して消耗させてしまう可能性の方が高いです。
まぁそもそも「頑張る」ってどういう事なのかという話もありますが、それは別の機会にお話したいと思います。
空気を読め
これもかなり難易度が高いです。特に、発達障害部下の多くが過去に同じことを言われた経験があり、具体的な答えを見つける事ができずまた同じ事を言われるといった事も多くあります。
頑張れというワードもそうですが、定量化できないワードだったり、人によって定義が異なる言葉ってなかなか伝わらないと思います。
やればできる
これもあまりお勧めしないワードです。
これは、逆に考えれば「できるのにワザとやろうとしない」と解釈する事ができてしまい、遠回しに「お前は怠けている、頑張っていない」と言われているように感じられてしまいます。
頭いいのに何でこんな事もできないんだ
これはシーンが限定されるかもしれません。
発達障害の人の特徴として、話し方がとても丁寧だったり、矛盾の無い表現をする人がいます。
一見すると、その言葉遣いから頭が良いと思われる事もあります。
また、頭が良い人=仕事ができる人という先入観を持ちやすいという事もあります。
でも実際は、出来る事と苦手な事が極端な発達障害部下です。
「これぐらいできるだろ」と思った事ができないという事も多くあります。
そうすると、頭が良さそうに見える分、ワザと手を抜いているように見られてしまう事も。。
ガッカリしてしまう気持ちは分かりますが、本人はかなりショックを受けてしまいます。
いかがでしたでしょうか。
このNGワード集はケーススタディもイメージしやすいので、今後も続けていきたいと思います。
ぜひ、コミュニケーションの一例としてご存知頂ければと思います。
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